「高等ラッパー」出身ユン・ビョンホ、拘置所で再び麻薬使用…追加で懲役8ヶ月

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写真=Mnet
「高等ラッパー」出身のユン・ビョンホ(Bully da ba$tard)が拘置所でまた麻薬を使用した。

27日、法曹界によると、水原(スウォン)地裁刑事4単独(チョン・ジェウク判事)は麻薬類管理に関する法律違反の疑いで裁判にかけられたユン・ビョンホに追加で懲役8ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。麻薬類犯罪再犯予防講義の40時間受講も命令した。

裁判所によると、ユン・ビョンホは2022年8月、仁川(インチョン)拘置所でゾルピデム成分が含まれた向精神薬を投薬した疑いを受けた。

裁判部は「同種犯罪の裁判を受けている期間に拘置所内で薬物を投薬し、罪質が悪い。ただ、犯行当時、同種犯罪の処罰歴がない点などを考慮した」と説明した。

Mnet「高等ラッパー」シーズン1、シーズン2に出演したユン・ビョンホは、2022年7月、仁川桂陽(ケヤン)区所在の自宅で友人たちと一緒にヒロポンなどを投薬した疑いで逮捕。昨年12月に懲役7年の刑が確定した。

これに先立ち、ユン・ビョンホは2020年11月にSNSを通じて麻薬を投薬したことを認め、議論を呼んだ。

当時、ユン・ビョンホは「2013年、咳止め薬成分のコデインというアヘン系麻薬から大麻やスパイスなど、中学生の頃から薬物中毒が非常に深刻な状態だった」とし、「『高等ラッパー』への出演以降、急に有名になって非常に混乱していた。手に入れられる薬物は全部手に入れ、ヒロポンやヘロイン、フェンタニルなど、あまりにも多くの麻薬を使用し、周りの人々や家族を傷つけた。更生プログラムで麻薬をやめて、ひどい苦しみと禁断症状を経験したが、1番苦しかったのは自分の過ちに対する罪責感に向き合うことだった」と話した。

その後、2020年4月に麻薬をやめ、同年11月11日に自首したと明らかにした。昨年10月には、YouTubeチャンネル「Skull King TV」に出演して、「ニュースに出てくる(麻薬関連の事件・事故)事態には、ラッパーたちの責任が最も大きい。ラッパーたちが歌詞で麻薬の話をすれば、10代には大きな影響力を及ぼす。麻薬がバレても、堂々とカッコつけている。麻薬を音楽で合理化してはいけない。大麻の合法化は、ただ麻薬がしたくて、大麻が吸いたいだけだ」と警告した。

記者 : ファン・ヘジン