「高等ラッパー」出身ユン・ビョンホ、麻薬使用の疑いで懲役7年が確定

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「高等ラッパー」出身のユン・ビョンホ(Bully da ba$tard)の、懲役7年の刑が確定した。

ユン・ビョンホは12月15日、最高裁第1部で開かれた麻薬類管理に関する法律違反などの疑いに関する判決公判で上告棄却の判決を受けた。

警察によると、彼は昨年7月、仁川(インチョン)桂陽(ケヤン)区の自宅で友人たちと一緒に覚醒剤などを投薬した容疑で逮捕された。

ユン・ビョンホは今年2月の第1審で懲役4年の刑を受けた。また、2019年11月から2020年4月までフェンタニルを購入し、昨年6月にヒロポンを購入しようとした疑いで追加起訴され、懲役2年6ヶ月を言い渡された。これにより、控訴審で2つの事件が併合された。

検察はユン・ビョンホに対して懲役10年を求刑した。第2審の裁判部は、ユン・ビョンホにそれぞれ懲役4年と懲役2年6ヶ月を宣告した原審を破棄し、懲役7年を宣告した。

裁判部は「様々な麻薬を長期間にわたって購入・吸引するなど、犯行の経緯と内容、麻薬の量などを見ると、厳正な処罰が必要だ。裁判を受ける途中、自粛せず再び麻薬を吸引しており、罪質が悪い」と量刑の理由を明らかにした。

ユン・ビョンホは、Mnet「高等ラッパー」シーズン1、2に出演し、名前を知らしめたラッパーだ。ラップの実力で話題になったが、2020年11月にSNSを通じて麻薬を投薬したことを認め、議論を呼んだ。

当時、ユン・ビョンホは「2013年、咳止め薬成分のコデインというアヘン系麻薬から大麻やスパイスなど、中学生の頃から薬物中毒が非常に深刻な状態だった」とし、「『高等ラッパー』への出演以降、急に有名になって非常に混乱していた。手に入れられる薬物は全部手に入れ、ヒロポンやヘロイン、フェンタニルなど、あまりにも多くの麻薬を使用し、周りの人々や家族を傷つけた。更生プログラムで麻薬をやめて、ひどい苦しみと禁断症状を経験したが、1番苦しかったのは自分の過ちに対する罪責感に向き合うことだった」と話した。

その後、2020年4月に麻薬をやめ、同年11月11日に自首したと明らかにした。昨年10月には、YouTubeチャンネル「Skull King TV」に出演して、「ニュースに出てくる(麻薬関連の事件・事故)事態には、ラッパーたちの責任が最も大きい。ラッパーたちが歌詞で麻薬の話をすれば、10代には大きな影響力を及ぼす。麻薬がバレても、堂々とカッコつけている。麻薬を音楽で合理化してはいけない。大麻の合法化は、ただ麻薬がしたくて、大麻が吸いたいだけだ」と警告した。

記者 : ファン・ヘジン