イ・ヨンボクシェフ、韓国に子供を残して妻と日本に渡った理由とは?苦労した過去を告白

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写真=MBN「神と一戦」放送画面キャプチャー
シェフのイ・ヨンボクが大使館を辞めて日本に渡った理由と子供への申し訳ない気持ちを打ち明けた。

最近韓国で放送されたMBN「神と一戦」には、中華料理の大家イ・ヨンボクシェフが出演した。

イ・ヨンボクは台湾大使館を辞めた理由について「常に悩みが多かった時期だ。その頃は大使館はコース料理を出していた。接待の客は変わるけれど、大使と奥様は一緒ではないか。なので、常に新しい料理が必要で、それが大変だった。インターネットもなかった時代で悩んでいた。そんな中、友人の1人が『日本に来たら10倍は稼げる』と言った。それで日本に渡ろうと思った」と明かした。

辞意を明かした後、大使は彼を呼んだという。イ・ヨンボクは「大使の息子がアメリカのロサンゼルスで大きな中華料理店をやっているけれど、社長みたいな気持ちで一緒にやってみようとし、ビザなども全部解決してあげると言われた。すごく惹かれた」とし、アメリカと日本の間でとても悩んだと話した。

イ・ヨンボクは「だけど、友人との義理を守ろうと思った。今思うと愚かだったけれど、友人に頼んでおいて(アメリカの話を)そのまま受けるのも僕のプライドが許さなかった」とし、結局日本を選んだという。

彼は親戚に子供を預け、妻と2人で日本に渡った。子供を韓国に残した理由については「苦労をするのに子供まで連れて行くのは簡単ではなかった。すべて整理してお金を稼ごうと思った。もともとは1人で渡ろうとしたけれど、妻が絶対についていくと言ったので」と語った。

気弱にならないために、韓国の家と家財道具をすべて処分して渡ったというイ・ヨンボク。子供たちと電話をする時は泣いたとし「当時、子供が6~7歳くらいだった」と付け加えた。

彼は「息子が中学3年生になった頃、1人で飛行機に乗って日本に来るようになった。隣にいても気づかないほど成長していた。(空港で)『なぜ出てこない?』と思っていたら、隣にいてびっくりした。背が伸びすぎて」と子供への申し訳ない気持ちを打ち明けた。

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記者 : ソン・オジョン