今月の少女 チュウ、事務所への不信感あらわに…Dispatchが関係者とのチャットや契約書の内容を公開

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写真=TVレポート DB
今月の少女(LOONA)の所属事務所Blockberryとチュウが対立している中、関係者とのメッセージや契約書の内容などが公開された。

本日(19日)、DispatchはチュウとBlockberry Creative(以下、Blockberry)の葛藤の原因、およびチュウのパワハラ疑惑について報道した。

報道によると、Blockberryとチュウの双方は、2017年12月に行った専属契約で、収益精算が7対3である一方、経費などの費用処理の比率は5対5で締結された。今年1月、チュウはこれを原因に専属契約解除訴訟を申し立て、勝訴した。

また、4月に作成された、専属契約書より優先される効力を持つチュウの追加契約書では、収益の割合がチュウに70%、Blockberryに30%の比率に調整された。さらに、被害を受けた方が5000万ウォン(約521万円)の損害賠償を請求できるという条項や、直ちに契約解除をすることができるという条項も追加された。また、チュウが今月の少女の完全体活動に参加しない権利も明示されていた。この契約書の有効期限は、2022年12月31日となっている。

契約書の条件のうち「5000万ウォンの損害賠償請求」は現実になった。今年5月、今月の少女の「Flip That」のミュージックビデオ撮影が遅延となり、チュウの個人スケジュールが妨害されたとして、彼女の母親が損害賠償を請求した。

また、チュウがBlockberry側とコミュニケーションを取る過程で、室長であるB氏に「私、今回のアルバムに参加しません」「本当に私が死ぬとき、これまであったこと全部書いて死なないと正気を取り戻せないの?」「私のチャットをそっくりそのまま伝えてください。私が今回のアルバムから抜ける前に」「本当にあなたたちって、できることは嘘しかないんですね」などの言葉を残していたことが、今回の報道を通じて明らかになった。

チュウが給料を貰っていないという話も、事実ではなかった。チュウは今年1月、初の精算金7000万ウォン(約729万円)を受け取り、これまで受け取った精算額はおよそ2億2000万ウォン(約2293万円)ほどだったと報じられた。

彼女はDispatchとのメールインタビューで、今回の議論について立場を表明した。まず、精算問題について「(精算を受けたのは)事実だ。個人精算システムによるもので、私は個人活動が多かったため、先に精算することができた。しかし、費用処理がしっかりされているのかは分からない。精算の根拠となる資料を受け取っていない」と伝えた。また「外部の税務法人に監査依頼をしたことはない。事務所が急に行ったことで、これも100%信用できない。重要なのは、精算資料を受け取っていないということ。なので信頼を失ったというのは事実だ」と強調した。

4月に追加の契約書を作成したことについて「会社に対する信頼は、事実上なくなった」とし「だからといって、今月の少女を諦めたくはなく、グループ活動を持続するために付属合意書(追加の契約書)を書いた」と伝えた。

事務所が主張したパワハラについては「唯一コミュニケーションを取っている室長B氏に対して怒ったわけではない。会社の運営方式に怒り、愚痴をこぼしていた」と釈明した。また、理事のD氏が自身を見下すような発言があったと伝え「子ども扱いをされて、馬鹿にされているような感じがした。不信感が溜まった状態で傷付き、強く話さないと聞いてもらえない(と思った)。なので言葉が強く出たこともある」とし「人間なのでミスをした」と説明した。

先月25日、Blockberryは今月の少女の公式ファンコミュニティを通じて、チュウがスタッフに対して暴言などのパワハラ行為をしたと主張し、彼女をグループから除名・脱退させると発表した。

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記者 : パク・ソリ