ONEWE、ヨンフン&カンヒョンの除隊後初のカムバック「入隊中に貯めたお金で楽器を買い替えた」

OSEN |

写真=RBW
ONEWEが、ヨンフンとカンヒョンの除隊後、さらに成長した姿を見せる。

最近、ソウル市広津(クァンジン)区のRBWの社屋で、3rdミニアルバム「Planet Nine:ISOTROPY」を発売したONEWEのインタビューが行われた。

今回のアルバムは、ONEWEが約1年3ヶ月ぶりに披露するアルバムだ。その間、ヨンフンとカンヒョンは、国防の義務を果たし、再び完全体で集まった。

ヨンフンは「服務を終えて、すっきりした気分です。1年3ヶ月ぶりに発表する完全体のアルバムなので、すごくワクワクしていますし、デビューアルバムを出すような気持ちで、歯を食いしばって準備しました」と明かした。

カンヒョンは「軍楽隊だったので、ずっとギターを手に持っていました。入隊前より軍隊でもっと練習をたくさんした気がします。練習しながら、『実力をつけて、早くメンバーたちと一緒に完全体で公演をしたい』という気持ちでいっぱいでした。除隊してメンバーと再び活動したら、もっと楽しく活動できるようになった気がします。メンタルもさらに強くなって、気持ち良く活動を再開しています」と感想を述べた。

続いてドンミョンは「僕たちが出会って10年経ちました。今まで一度も離れて過ごしたことがなかったので、1年半という時間が思ったより長く感じました。残った3人のメンバーがそれぞれソロで活動を続けてきましたが、その理由も、ONEWEを維持したい気持ちがあったからです。ソロ活動をしながら満たされなかった渇望もありましたが、またメンバーたちと一緒に活動することになり、とても楽しみですし、1年半の間僕たちが準備してきたことを見せる時期が来たと思うので、嬉しい気持ちで準備しています」と話した。

ギウクは「兄さんたちの兵役中に、ソロアルバムで活動をしながら実力が伸びたと思います。ソロ歌手として活動した時は寂しかったです。兄さんたちの存在の大きさを実感し、早く兄さんたちが帰って来て、完全体で活動したいという気持ちが大きかったです。早くカムバックして一緒に活動したいです」とときめきを表した。

またハリンは、「僕は個人的に、精神面で大変な部分が多かったです。長い間慣れ親しんでいたものが突然なくなって、その空間を埋められるものがないと思っていたんです。そのような時間に耐えるのが大変でしたが、再び集まることになって、ちょっとぎこちない雰囲気がありながらも、一方では懐かしくドキドキするような感情がありました。メンバーたちが集まってから10年以上の時間が過ぎ、絆が深まり、人生の一部になったような気がします。なくてはならない存在だと思います。再び1つの輪になった感じがします」とし、メンバー同士の絆を伝えた。

特に入隊前と入隊後の違いや成長した点についてヨンフンは、「バンドチームは、MTR(マルチトラックレコーダー)という僕たちが出せないサウンドを敷く場合があります。しかし、たまにそういったものがない状態でステージに立たなければならない時があります。しかし今回は、メンバーたちがステージに必要なものをそれぞれ揃えました。実力も伸びて、MTRがなくても、持っている楽器だけで十分なサウンドが出せるようになりました。そういった時に、僕たちが一段階成長したと感じます」と明かした。

カンヒョンも「入隊前と入隊後の一番の違いはサウンドです。装備が一段と良くなりました」と明かした。彼は「僕と兄さんの場合、“軍貯金”を利用してギターを買い替えました。兵役中にエフェクターも買い替えたんです。入隊した時から、給料をもらったらまず楽器から変えようと思っていました。もともと替えたいと思っていたけれど、これまでは経済的に難しかったんです。それで軍貯金で買い替えようと思い、休みの日に楽器を見に行って、最後の休暇の時にギターを買い替えました」とし、笑顔を見せた。

ドンミョンは最近、バンド音楽の認知度が上がったことに対して、「ありがたいことです。以前は『まだバンド音楽はメジャーではない』と質問されることも多かったんです。それだけ時代も変わったし、僕たちも努力して、他のバンドも努力して、バンドという一つのジャンルがK-POP市場の中でメジャーになったということを体感しています。海外ファンの皆さんからしても、K-POPと言えばアイドルが一番だったと思うけれど、バンドもメジャーなものとして認識していただいているようです。ありがたく思っています」と明かした。

ヨンフンは「DAY6先輩やLUCYの皆さんなど、様々なチームが努力しています。僕たちの役割も重要だと思います」と覚悟を固めた。ドンミョンは「今回のアルバムを通じて、多くの方々に『バンドの魅力はこれだ』というのをはっきりとお見せしたいです。思ったより難しくないという印象も残したいです」と明かした。

バンドだけでなく、バンドサウンドを使用するアイドルグループも増えた。ヨンフンは「バンドサウンドで活動する方々が増えれば、多くの方たちの耳にも馴染むのではないでしょうか。バンド音楽を聴いても、違う部類の音楽だと感じないと思いますし、多くの方たちがバンド音楽に親しみを持つきっかけになると思うので感謝しています」と話した。

さらにハリンは、「アイドルの先輩・後輩、仲間の中でバンドソングが好きな人が多いですが、それがありがたいです。『こうして道が作られているんだな』『バンドが見せられる道が多くなりそうだ』と考えています」と伝えた。

10年前と現在の違いを尋ねる質問にドンミョンは、「バンドが立てるステージが増えました」と答えた。彼は「イベントに行くと、音響の問題でMRにしてほしいというお願いもされました。今はバンドに対する理解が高まったし、尊重されていると思います。後はただ僕たちが一生懸命やればいいだけだと思います」と説明した。

ハリンは「一番大きく感じたのは、認識だと思います。10年前までは知人や家族にバンドというと『かっこよさそう』とは言いながらも、一方では『それでずっと行けるの?』『安定的な未来はある?』と考える部分がありました。今はバンドも十分に尊重されていることを理解してくれていますし、人の目を気にすることもなくなりました」と率直に打ち明けた。

ドンミョンも「過去、バンドはテレビにあまり出ませんでした。双子の弟(ONEUS シオン)はアイドルですが、相対的にアイドルの方がテレビに出るじゃないですか。僕も自宅で休んでいるわけではないのに」とし、「最近ではテレビをつけると、バンドがたくさん出てきます。僕たちが出られる環境も増えて、すごく感謝しています」と話した。

記者 : キム・ナヨン