デビューグループは無期限で活動へ…日本人も参加の新番組「MAKEMATE1」他サバイバルとの違いとは

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写真=Newsen DB
KBSが約6年ぶりにオーディション番組をローンチし、同社初となるボーイズグループデビューの準備を終えた。

本日(8日)、KBS新館にてKBS 2TV新バラエティ番組「MAKE MATE1」(以下、MA1)の制作発表会が開かれ、EXOのシウミン、イム・ハンビョル、MAMAMOOのソラ、元Phantomのハンヘ、ダンスクルーWe Dem BoyzのVata&インギュ、キム・ソンウン、参加者である多国籍の35人の少年たちが出席した。彼らは韓国25人、中国5人、日本4人、タイ1人など多様な国籍を持っている。

韓国で 今月15日に放送がスタートする「MA1」は「夢の舞台を作るため(MAKE)友達(MATE)と一つ(ONE)になる時間」という意味が込められたグローバルアイドルデビュープロジェクトだ。シウミンがデビュー後初めて単独MCを務め、イム・ハンビョル、ソラ、ハンヘ、WeDemBoyzのVata&インギュ、キム・ソンウンがCMATE(審査委員)を務める。

主に事務所に所属する練習生たちが参加するサバイバル番組とは違い、同番組の参加者は所属事務所がないという。この日、プロデューサーのファン・ミンギュは同番組について「普通の少年たちのオーディションを掲げる。オーディションジャンルそのものが持っている基本的な面白さはもちろん、全ての参加者たちが特定の事務所に所属していたり、定型化されておらず、トレーニングも受けていない」とし「つまり、特定のアイデンティティがない子たちだ。自然で日常的で親近感がわく魅力があると思う。番組であり、競演なので参加者たちが一生懸命に激しく努力する姿を見ることができる。たくさん見てほしい」と呼びかけた。

プロデューサーのラ・ヒョヌンは、出演者の選抜過程で重点を置いた部分について「他のオーディションに多く参加したけれど、僕たちの番組は参加者が“日常の少年”であることが違う。完成型アイドルから脱皮したかった。最後のエンディングポーズをどうすればいいのか苦労するほど、ありのままの子たちだ」と打ち明けた。

続けて「何度か収録したが、まだ何か慣れていない。若い子たちなので、完成型にフォーカスを当てるよりは、僕たちの番組を通じて成長する過程を見守ってほしい。成長にポイントを置いた部分に違いがある。デビューという成果と関係なく、ここから得られるものがあってほしいと、いつも言っている」と付け加えた。

また、活動期間については無限だとし、「ここにいるシウミンさんが所属するEXOのように、長く活動できると思う。オーディションを通じて誕生した別のグループの場合は、事務所に所属する練習生たちなので活動期間に制限があるけれど、僕たちはそのような部分においては自由だ。おそらく、多くの方々が愛してくだされば、長く一緒に活動できる後輩グループができると思う」と説明した。

初めてMCを務めるシウミンは「最近、ドラマの撮影を終えてバラエティ番組にレギュラー出演したいと思っていた。ちょうど『MA1』からオファーがあり、悩まずに感謝の気持ちで出演することになった」とし「僕も参加者と同じように完成型MCではない。『MA1』を通じて参加者たちと一緒に成長できる姿をお見せすることが目標だ」と意気込んだ。

イム・ハンビョル、ソラ、ハンヘ、We Dem Boyz、キム・ソンウンはCMATEとして参加者たちをサポートする。

「現役アイドルの先輩として、参加者にどのようなアドバイスをしてあげたいか」という質問に、シウミンは「ステージ上で楽しむ姿がカッコいい。これからも楽しみながら、ステージに立てば見る人も楽しいはずだから、そのような気持ちが変わらないでほしい」と語った。

「上手くやらなければならないと思う」ときっぱり言ったソラは「私が完全T(思考型)なので、感性的な話はできない。もちろん、ありのままも重要だけれど、デビューするためにはすでに世に出ている人たちとの競争が必要ではないか。当然、実力がベースにならなければならず、今持っている自由な姿を個性として生かせば、もっと素敵になると思う」とアドバイスした。

ダンスコーチを担当するVataは「初めて会った時は、ダンス教室に来た子たちのようだった。練習生と一般の人々は確かに雰囲気が違うけれど、本当に授業を受けに来た生徒のように感じられて新鮮だった。時間が経つにつれてどのようなダンス、どのような表情が魅力的なのか、自分たちの魅力を自ら探していく過程が楽しかった」と参加者への愛情を表した。

Mnet「STREET MAN FIGHTER」でヴィランと呼ばれたインギュは「批判的に話すのでヴィランと呼ばれているようだ。参加者たちの成長のため、厳しくフィードバックするため努力している。『この子たちが理解できるだろうか?』と思っていたけれど、成長する姿を見て初めて抱く感情があった。成功に大きな期待をしているわけではないけれど、この子たちにとって役に立つアドバイスと激励が何かを考えて収録に臨む」と責任感を伝えた。

ラップコーチとして出演するハンへは「参加者を通じて多くのことを学んでいる」とし「打ち合わせをした時、スタッフたちが参加者を見て『純白の子たち』『まだ足りないところがあるけれど、大目に見てほしい』と言っていた。何の期待もなく寛大に見守っていたが、ステージを見てから十分に人気を得ることができると思った。良いグループになれると確信した。ラップコーチという寂しい位置だけれど、むしろたくさん学んでいる。今も成長しているが、さらに成長すると思う」と打ち明けた。

最後に、シウミンは「参加者たちがどこまで成長するのか、温かい目で見守ってほしい。CMATEたちが最善を尽くしてサポートする」と伝えた。イム・ハンビョルは「僕たちが作るとは思っていない。僕たちの経験を土台に、この子たちに方向性を教えるという思いでそばにいる」とし「卵を割るのは本人の役目だ。自分で上手くやらなければならない。KBSのサポートを望まず、自分が上手くやれば、ファンたちに喜ばれると思う」と真心を伝えた。

・“EXO シウミンがMC”アイドルデビュープロジェクト「MAKEMATE1」5月15日よりABEMAで放送スタート

・“EXO シウミンがMC”アイドルデビュープロジェクト「MA1」参加者36人の個人カットを公開

記者 : チャン・イェソル