K-POP欧米進出成功の鍵は…米紙が分析

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米紙ニューヨークタイムズは5日、アジアで始まったK-POPブームが欧米や中東に拡大していることについて、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用した韓国音楽産業の戦略の成果と分析した。

K-POPの人気アーティストらは韓流人気でアジア市場を拡大したものの、欧米市場への進出は成功できずにいた。

ところが動画投稿サイトYouTubeやインターネットの交流サイトFacebook、TwitterなどのSNSの利用が拡大すると、欧米のファンとの相互のアプローチが容易になり人気に火がついた。

2NE1やSUPER JUNIOR、SHINeeは、欧米でのコンサートチケットが発売後数分で完売するなど高い人気を誇る。

YouTubeにはK-POP専門チャンネルが設けられており、少女時代の動画の再生回数は6000万回を記録した。少女時代はこの人気を追い風に米国でアルバムをリリースし、米国の人気トーク番組にも出演を果たした。

一方、K-POPの欧米進出成功の背景には韓国の音楽産業の教訓があったとみられる。

韓国ではインターネット環境が整っている半面、音源の著作権侵害も深刻だったため、音楽業界はインターネットなどを通じた音源公開やツアーに力を注いでいた。ここ数年でSNSの利用が世界で拡大したことに伴い、それまでの経験を生かして欧米市場に進出に成功したとみられる。

記者 : 聯合ニュース