ティースジュエリーが、今年新たなトレンドに浮上している。

ティースジュエリーは、医療用接着剤で歯の表面に宝石やキュービックをつけるもので、キュービックの色や形によって個性をアピールできるのが特徴だ。

数ヶ月維持することができ、10万ウォン（約1万円）ほどで施術ができるため、MZ世代（ミレニアル世代＋Z世代）の間で注目を集めている。

BLACKPINKのリサは6月、ソウル鍾路（チョンノ）区で行われた「ブルガリ（BVLGARI）」のイベントでティースジュエリーを披露し、話題となった。彼女がにっこりと笑う度にきらめくジュエリーが見え、目を引いた。

彼女は2020年に発表された「How You Like That」のミュージックビデオでもティースジュエリーをつけた。

ラッパーのイ・ヨンジも、ティースジュエリーを楽しんでいる。韓国で6月に放送されたtvN「ピョンピョン地球娯楽室2」ではお笑いタレントのイ・ウンジ、ナ・ヨンソクプロデューサーがイ・ヨンジのティースジュエリーを見て驚く姿が描かれた。

イ・ウンジは「すみませんが、歯に何があったんですか？」と言い、ナ・ヨンソクプロデューサーは「虫歯ではないか」と笑った。イ・ヨンジは「MZのことを知らないんですか？」とさらに大きく口を開け、ティースジュエリーを自慢した。

また、イ・ヨンジはウェブバラエティ「もっとつまらないものですが」でIVEのユジンに、歯に“IVE”とつけることを推薦した。これに対し、ユジンは「『ピョンピョン地球娯楽室2』に出演してから、放送局でエンディング妖精に対する期待が高くなった。だから悪くないと思う。笑ったら見えるように」と前向きな反応を見せた。

aespaのNINGNINGも昨年、「Life's Too Short (English Ver.)」をリリースした際、「ずっと前からやりたいと思っていたが、悩んだ末に今回のミュージックビデオを撮影する時につけた」と明かした。

この他にもキム・ヒョナやIZ*ONE出身チェ・イェナ、TWICEのチェヨン、NCTのテヨン、チョン・ソミらがティースジュエリーで個性をアピールしている。