“カムバック”K.will「ユ・ヨンソクさんのMV出演が決まったことで…」

OSEN |

写真=STARSHIPエンターテインメント
K.willが、名バラード曲「あの時は、あなたは」でカムバックした。

K.willは最近、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)にあるSTARSHIPエンターテインメントビルで行われた4thアルバムPART2「想像;Mood Indigo」発売記念インタビューで「昨年の春にはシングルを発売しましたが今回は、4thフルアルバムで帰ってきました。秋を準備しながら作りました。アルバムの発売は約1年ぶりですが、たくさんの方に好いて頂けることを期待しています」と明かした。

続けて彼は「できるだけナチュラルな姿の僕を表現しようと努力しました。もしかしたら今はアルバムの時代ではないのかもしれないです。しかし、僕を待ってくださった方々のために一生懸命に作りました」とアルバム発売への思いを伝えた。

特にK.willは「今回は力を抜いた」ということを強調して「自らプロデュースしながら、プレッシャーを感じるよりは楽しくやろうと思いながら作業を行いました」と話した。

今回のアルバムで、共同プロデューサーを務めたことについて彼は「僕に一番似合うのは僕自身が作った楽曲なのではないかと思いました。僕の本当の姿が盛り込まれたら、世界がもっと僕を分かってくれるのではないかと思ったんです。だからアルバムには積極的に参加しました」と明かした。

更に「ミュージカルをしながら気が楽になりました。ソロ歌手として10年間活動してきたじゃないですか。これまでは、他の人が何か練習をしている様子を見る機会が無かったんです。しかしミュージカルをしていく中で、他の人々が練習しているのを見て一緒にそれについて話し合ったりしながら『僕は、歌うために(自分自身をその曲が歌えるような人物や人物像に)作りあげていく人なのだ』ということに気付けたんです。だから気楽にプロデューシングにも参加できるようにもなりました。僕の曲をお聞きになる方々にも、自然にアルバムを受け入れて頂きたいです」という希望を語った。

タイトル曲「あの時は、あなたは」は、作曲家キム・ドフンと作詞家キム・イナ、K.willが一緒に手がけた楽曲だ。純粋に愛した頃を回想したり懐かしむ様子を感動的に描いた楽曲で、レトロかつトレンディなサウンドを適切にミックスし、より一層深い感動を与えているハイブリッドポップバラードだ。

新曲についてK.willは「“K.will流バラード”という部分で人々が何かを期待しているのなら、それに当てはまる曲だと言えます。新しい編曲が際立つ楽曲です。“ハイブリッドポップバラード”と言えますね」と説明した。

「あの時は、あなたは」のミュージックビデオには俳優ユ・ヨンソクが出演している。これについてK.willは「以前まではユ・ヨンソクさんと電話したことはあっても、直接会ったことがなかったんです。今回のミュージックビデオへの出演をきっかけに仲良くなりました。快く出演をOKしてくれましたね。でも実は、今回のミュージックビデオは僕が直接出演する予定だったんです。というより、出演しなければならないという雰囲気でした(笑)。でも結局、ユ・ヨンソクさんの出演が決まって、僕は出演しないことになりました。会社が決めたことです。わざと僕が出なかったわけではないです(笑)」とそのビハインドストーリーを伝えて、笑いを誘った。

収録曲「優しくならないで」にはMAMAMOOのファサが参加している。K.willは「男女デュエット曲は久しぶりです。MAMAMOOは実力派グループなので、いつか一緒に作業をしてみたいと思っていました。だから、ファサがフィーチャリングを快く受け入れてくれて、とてもありがたかったです。忙しいのに楽しく作業をしてくれました。今回のアルバムを応援してくれることに本当に感謝しています」と感謝の気持ちを表した。

K.willの4thアルバムPART2「想像;Mood Indigo」とタイトル曲「あの時は、あなたは」は6日午後6時に各音楽配信サイトを通じて公開され、好評を得ている。

記者 : キム・ウネ