サバイバル番組「MAKEMATE1」脱落者が決まる初のミッションステージに注目

OSEN |

写真=KBS 2TV「MAKEMATE1」放送画面キャプチャー
KBS 2TV「MAKEMATE1」(以下「MA1」)の初競演がベールを脱いだ。

韓国で5日に放送されたKBS 2TV「MA1」第4話では、ついに脱落者が決まる初のミッションステージが繰り広げられた。また、IZ*ONE出身のクォン・ウンビとENHYPENのジョンウォン、ニキ、ヒスンがスペシャルCMATE(審査委員)としてサプライズ登場した。

参加者たちは、1人のアーティストの2つの曲で競演する「1アーティスト 2ステージ」ミッションを披露することになった。参加者たちが構成した原曲にパフォーマンスまで新たにアレンジし、個性と魅力を生かしたミッションとなった。

脱落者が発生するラウンドであるだけに、控え室は緊張感に包まれていた。参加者たちは「これが本当のサバイバルなんだなと実感した」「少なくとも、僕は脱落したくないという気持ちが大きかった」と不安な気持ちを表した。

最初にステージに上がることになった参加者たちの選んたアーティストは、TOMORROW X TOGETHERだった。チャン・ヒョンジュン、ソ・ジホ、キム・シオン、シン・ウォンチョン、06キム・スンホ、タクマで構成されたメイトAグループは、叙情的な雰囲気の「5時53分の空で見つけた君と僕」を披露した。

彼らのミッションは簡単ではなかった。練習の過程で「6時になったら全員が落ちそうだ」と酷評され、思うように伸びないパフォーマンスにストレスは募るばかり。特に変声期を過ぎたキム・シオンは、何度も繰り返すミスに涙を流す場面もあった。

しかし、心配は杞憂だった。参加者たちは一段と成長した姿でパフォーマンスを披露し、熱い歓声と拍手を浴びた。不安な視線を送っていたCMATEたちも「初めて楽しんだ」「魅力が溢れている」と感嘆した。

チョン・ヒョンジュン、ミラク、ユン・ジェヨン、イ・ジャンヒ、キム・ソンヨプ、チョン・シャオ・フーが集まり、Aグループに対抗するメイトBグループを完成させた。彼らは「CROWN」でステージに上がり、清涼感あふれるパフォーマンスを見せつけた。

Bチームも準備の過程で危機が訪れた。パート配分で葛藤があり、練習室の雰囲気が険しくなった。しかし、この過程で“末っ子リーダー”チョン・ヒョンジュンのリーダーシップが輝き、ダンスが未熟で不安だったイ・ジャンヒも本ステージではミスなく、魅力をアピールした。

CMATEたちは「非の打ち所がない」「オーディションのために集まったのではなく、元々一緒に練習していたチームを見ているようだ」「オーディション番組でTOMORROW X TOGETHERの曲をたくさん見ているけれど、このチームだけが記憶に残りそうだ」と称賛した。

TOMORROW X TOGETHERの「1アーティスト 2ステージ」ミッションの勝者は3,852点を獲得し、3,730点にとどまったBチームを僅差で下したAチームだった。これにより、チーム全員がベネフィットポイントまで獲得し、サバイバルに有利な位置を占めることになった。さらに個人別スコアまで公開され、本格的な競争に火がついた。

2回目の対決の主人公は2PMだった。07キム・スンホ、キ・ヒョンジュン、カイ、アキ、チョ・ジェヒョンがメイトAグループのメンバーとして「10 out of 10」を、ハン・ユソプ、ユン・ホヒョン、イ・ドハ、チェ・ハンギョル、チョン・ヒョヌク、キム・ハクソンがメイトBグループとして「Again & Again」を披露することになった。

メイトAグループは、外国人参加者のビザの問題で完全体での練習量が相対的に少なかったことが足かせとなった。実際に練習当時、CMATEから「1000 out of 10」という酷評を受け、MAMAMOOのソラは「町ののど自慢を見ているようだった。こんなステージはあり得ない」と厳しく指摘した。

しかし、どんでん返しが起きた。観客の熱い声援に後押しされたメイトAグループは、厳しい評価を乗り越え、完璧なステージを披露。さらに、腹筋のサプライズ公開パフォーマンスまで加え、熱い反響を呼んだ。CMATEたちは「沸騰していたタレント性がそれぞれ噴出したようだ」「固有の魅力で曲を自分のものにした」と安堵の拍手を送った。

このように、この日の「MA1」では参加者たちの一段とアップグレードされた実力と成長物語が描かれ、今後の活躍に対する期待を高めた。また、まだ公開されていないステージと彼らの成績表にも、関心が集まっている状況だ。

夢に向かう本格的な競争に突入した「MA1」は、韓国で毎週水曜日の夜10時10分にKBS 2TVで放送されている。

記者 : チャン・ウヨン