放送終了「クラッシュ」イ・ミンギら、交通犯罪捜査チームの運命は?【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=ENA「クラッシュ」
女子高生失踪事件に隠されていた醜い真実を突き止めた交通犯罪捜査チーム(以下、TCI)が再び“ワンチーム”となり、痛快な“ノーブレイク捜査劇”に終止符を打った。

ニールセン・コリアによると、韓国で18日に放送されたENA月火ドラマ「クラッシュ」最終話の視聴率は、全国6.6%、首都圏6.9%を記録し、首都圏では最高視聴率7.8%を達成した。最終話でも自己最高記録を更新し、月火ドラマの王座をキープし、有終の美を飾った。

この日の放送では、チーム長のチョン・チェマン(ホ・ソンテ)まで加わったTCI5人組が、ファピョン島女子高生失踪事件を解決した。100億ウォン(約11億円)が支援されるK-観光島の事業権を獲得しようとする里長シン・ギョンジャ(シム・ソヨン)を含む住民たちが、文化体育観光部の評価委員と会食をした日、シン巡査が村の人々を乗せて飲酒運転をし、1人が命を落とした。失踪したスンア(ハン・ジウォン)を救って車にはねられたのは、彼女の唯一の友人である外国人労働者のアルミンだった。村の人々は島のイメージが悪くなって、事業権が得られなくなることを恐れ、アルミンを殺して遺体を埋め、スンアを監禁して事件を隠蔽した。

TCIが突き止めた真実は、それだけではなかった。チョン・チェマンは、この島の旧名が“スジョン島”であったことをもとに、ファピョン島がかつてホームレスを教育するという名目で、違法監禁、暴行、死体遺棄まで働く悪質団体“スジョンウォン”があった場所であることまで把握した。スジョンウォンの首長たちが村に残って正体を隠して島を掌握し、政府の支援金まで狙ったのだ。美しい島で起きた悲劇的な事件だった。

こうして「一緒に解決できないことはない」ことを証明したTCIは、再び“ワンチーム”になれると期待に胸を膨らませたが、チョン・チェマンは「会えば別れはつきもの、去った人は必ず戻ってくる」と言って辞表を出したことを明かし、名残惜しさを感じさせた。彼を除くチャ・ヨンホ(イ・ミンギ)、ミン・ソヒ(クァク・ソニョン)、ウ・ドンギ(イ・ホチョル)、オ・ヒョンギョン(ムンヒ)は、休暇中かつ非番にもかかわらずファピョン島女子高生失踪事件を解決し、1階級特進した。

その後、国家捜査本部長(パク・ジヨン)が、子供たちの下校のボランティアをしていたチョン・チェマンを説得した。国家捜査本部長はTCIを必ず必要なチームだと判断し、国家捜査本部の直属の部署にした。そして、チョン・チェマンを筆頭に、TCI全員が再び戻ってきた。

しかし、変わりはなかった。劣悪な環境のコンテナ事務所に出勤した初日から乱暴なドライバーを追うチャ・ヨンホ、彼の連絡に駆けつけてきたミン・ソヒ、ウ・ドンギ、オ・ヒョンギョン、行動が早いメンバーたちのせいで、またもや後出しの指示になってしまったチョン・チェマンの姿まで、今まで通りのTCIは、“ネバーエンディング”の疾走を描き、痛快なエンディングを飾った。

記者 : パク・ソヨン