Vol.1 ― “ボイプラ出身”TIOT、来日インタビュー!新メンバー加入後の変化や「KCON JAPAN」の感想も

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Mnetのサバイバルオーディション番組「BOYS PLANET」に出演したメンバーで構成され、昨年8月にプレデビューしたTIOTが4月22日、新メンバーを加えて正式デビュー。デビューアルバムのタイトル曲「ROCK THANG」で精力的に活動するなか、「KCON JAPAN 2024」に出演するために来日した。

Kstyleでは、「KCON」の翌日に彼らを直撃。デビューの感想、新メンバーが合流しての変化や、日本に関すること、宿舎の様子などを聞いた。

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満を持して正式デビュー!印象に残っている活動は?

―― Kstyleのインタビューに初登場ということで、ご自身の魅力がよくわかる自己紹介をお願いします。

クム・ジュンヒョン:こんにちは! 僕はクム(金)、クム(金)、クム・ジュンヒョンです。最近、筋トレをたくさんしてセクシーな魅力にあふれています。チームの中ではボーカルを担当していてダンスも得意です。エナジーに満ち溢れていて、チームのビタミンのような存在です。

キム・ミンソン:リーダーを担当しているキム・ミンソンです。ラップとダンスを担当していますが、時々歌もやります。

―― どんなタイプのリーダーですか?

キム・ミンソン:「みんなで一緒に進んで行こう」って感じのリーダーです(笑)。

チェ・ウジン:僕はチームの中で普段静かにしていて、なんか起きそうだなと感じたら仲裁役に回るような役割を担当しています。性格は穏やかで、人の話をよく聞くタイプです。

シン・イェチャン:僕は今回TIOTにボーカルとして新しく合流した末っ子のシン・イェチャンです。お兄さんたちから、たくさんかわいがられています。実は、僕は愛嬌があるほうではないのですが、お兄さんたちがかわいがってくれるので幸せに過ごしています。

ホン・ゴニ:チームでラップを担当しているホン・ゴニです。僕はMBTI(性格診断テスト)がFなので(日本語で)“なぐさめる”が上手です。

―― 4月22日、正式デビューを果たしたばかりですね。去年8月にリリースしたプレデビューアルバムのタイトル曲「百戦無敗」で音楽番組の1位候補になりました。プレデビューでの1位候補は初とのことで、どんな気分でしたか?

クム・ジュンヒョン:スタートからよい結果が出たようでとても感謝しましたし、これからも一生懸命に頑張って、ファンの皆さんはもちろん、「より多くの人たちに僕らのステージを見ていただきたい」という気持ちが強くなりました。

――「百戦無敗」は大先輩アイドルグループ、Click-Bの大ヒット曲のリメイクということで、お姉さん世代からも反響があったのではないでしょうか?

キム・ミンソン:SNSの反響を検索してみたのですが「この曲をやるとは思わなかった」「この曲がリメイクされて、当時のことを思い出して感動した」「リメイクしてくれてありがとう」という言葉をたくさん頂きました。僕ら自身もClick-B先輩の曲で活動できてとても光栄でした。

―― デビューアルバム「Kick-START」には、エネルギッシュな活動曲「ROCK THANG」以外にも「Goosebumps」「Moonrise」「Paradise」「Baby Shark」の全5曲が収録されていますが、好きな曲や、リスニングポイントを教えてください。

クム・ジュンヒョン:僕は5曲目の「Baby Shark」が一番好きです。収録曲の中で唯一かわいい曲でギャップの魅力を担当している曲だから、僕らのまた違う姿を発見できると思います。

キム・ミンソン:僕はタイトル曲の「ROCK THANG」が好きです。アルバムの準備をしながらメンバーたちのイメージとよく似合うと思ったし、自分が作詞に参加したということもあって、愛着があります。

チェ・ウジン:僕は3曲目の「Moonrise」です。今回のアルバムの準備をしながらとても多くのことを感じて、たくさん感情を込めた曲だからです。

シン・イェチャン:5曲全部好きですが、中でも「Moonrise」は先行公開された曲であり、僕が初めてMVに出演した曲なので、僕の始まりの曲だと感じて愛着があります。

ホン・ゴニ:4曲目の「Paradise」が一番好きです。昨日、日本語バージョンを公開しましたし、僕の好みにピッタリな曲なんです。初めて聞いた時から永遠の最愛曲です(笑)。
 

5人体制になって変わったことは?「体力的にすごく…」

―― 正式デビューしてからは忙しくお過ごしだと思いますが、これまでの活動で印象的だったことは?

ホン・ゴニ:僕らが夢見ていた「KCON」いうステージに初めて立ったのですが、ファンの皆さんがたくさん来てくださって、大きな声で応援してくださったので楽しくパフォーマンスをすることができました。そして、大きな舞台を経験したことで学んだことも多く、これからより一層成長するきっかけになった気がします。

クム・ジュンヒョン:やっぱり今回「KCON」でステージをしたことですね。僕らの経歴に新しく追加された、とても大きな出来事だったので 。

チェ・ウジン:僕も昨日やった「KCON」のステージです。これまで立ったステージの中で一番大きなステージだったので、新しい思い出として記憶に残りました。

シン・イェチャン:日本でステージをするのも初めてでしたし、あのような大きなステージに立つのも初めてでした。本当に緊張して心配もしていたのですが、実際にステージに立ってみたらファンの皆さんが本当に大きな声で声援を送ってくださったので、楽しくステージをすることができました。そして「KCON」もですが、僕は初めて音楽番組に出たことが印象に残っています。今まで画面で見ていたものが僕の身に実際に起きている、ということが不思議でした(笑)。

―― ご両親がとても喜ばれたのでは?

シン・イェチャン:はい、とても喜んで知人に自慢したり、スマホのプロフィール写真を変えたりしていました(笑)。

―― 5人体制になってから、グループにどんな変化がありましたか?

キム・ミンソン:まずは4人で活動した時よりも体力的に楽になりました。4人だと1人が担当するパートが多いので、パフォーマンスをするときの動線が4人のローテーションでくるくると変わるから体力的にキツかったんです。それが、イェチャンが入って楽になりました(笑)

クム・ジュンヒョン:音楽番組のカメラ監督さんが「5人の調和がすごくよく見えるよ」と言ってくださったんです。イェチャンが入ったことでチームの見栄えがより美しくなったようです。

―― デビューアルバム「Kick-START」の先行公開曲「Moonrise」のMVではシン・イェチャンさんがチームに加わるストーリーが描かれていたのが印象的でしたが、MV撮影のエピソードを教えてください。

クム・ジュンヒョン:とても暑い場所で撮影したのですが、高い山に登ったので太陽が近くて、5人全員めっちゃ日焼けして痛かったです。

キム・ミンソン:海辺のシーンがあるのですが、最初は海に入る予定はなかったんです。でも僕らがカットの音が鳴った後もふざけて海に入ったら、そのシーンがMVに使われてきれいなシーンになったというビハインドがあります。

シン・イェチャン:「Moonrise」は、お兄さんたちと僕が出会って親しくなっていくという内容ですが、実際に撮影した時期は僕がチームに合流して1年くらいのタイミングだったんです。親しくなる内容のMVを撮影をしながら、実際にもっと親しくなれたような気がしました。
 

SEVENTEENファンを公言!「僕らもそんなチームになりたい」

―― 以前あるインタビューでキム・ミンソンさんが「外見も重要ですが、内面も磨いて皆さんによい姿をお見せしたい」、クム・ジョンヒョンさんが「歌手としても、人としてもステキだと言われるグループになりたい」と話していたのが印象的でした。内面を磨くためにどのような努力をしているでしょうか?

キム・ミンソン:活動するなかで着飾ることも重要ですが、精神状態や心構えも重要だと思って、いつもスケジュールをこなすときにその都度「最善を尽くそう」という気持ちでやっています。

クム・ジュンヒョン:プレデビューしてから欠かさず、お会いする人たちに自分から最初に挨拶をするように心がけています。

―― ホン・ゴニさんとシン・イェチャンさんはCARAT(SEVENTEENのファン)であることを公言していますが、SEVENTEENのどんなところに魅力を感じますか?

ホン・ゴニ:チームとして見たときにSEVENTEEN先輩たちは練習生時代を含めて15年くらい一緒にいて、家族みたいな雰囲気がありますよね。僕らもそんなチームになりたいなと思っていましたが、イェチャンくんも同じことを思っていたそうです。またパフォーマンスの構成とか、セットリスト、イベントなど、いつもファンが一緒に楽しめることをメンバーの皆さんが自ら考えていますよね。その姿を見て、いつか僕らもそんなふうに自分たちでコンサートを構成してみたいなと思いました。

シン・イェチャン:ゴニ兄さんが言うように、SEVENTEEN先輩は家族のような雰囲気でお互いにいたずらをし合ったり、とても楽しいグループだと思います。ダンスや歌の面でもみんなで気楽に意見を出し合って、かっこいいパフォーマンスを作り上げるところに魅力を感じます。

―― 他のメンバーはロールモデルや好きなアーティストはいますか?

クム・ジュンヒョン:BIGBANGのSOL先輩のファンです。長く歌い続けている姿がかっこいいです。

キム・ミンソン:Block Bのジコ先輩が好きです。パフォーマンス中に楽曲の世界に入り込んでいる姿が印象的で 、ステージ上と普段では違う人別人みたいに見えます。普段は落ち着いている感じなのに、ステージでは人が変わったようにエネルギーを爆発させるところがかっこいいです。

チェ・ウジン:EXOのディオ先輩が好きなのですが、ステージ上での魅力はもちろん、ファンに対する言動などがかっこいいからです。

―― シン・イェチャンさん以外はサバイバルオーディション番組「BOYS PLANET」出身ですが、他のグループのボイプラ出身メンバーとの交流はありますか?

クム・ジュンヒョン:音楽放送や「KCON」などでスケジュールが重なる時に会ったらお互いのステージがどうだったか、とか話をして、いい影響を与え合う関係を続けています。

ホン・ゴニ:特に連絡を取り合っているということはないのですが、ZEROBASEONE先輩やEVNNE先輩の動画がたくさんオンライン上にたくさん上がってくるので、それを見ながら学ぶことが多く、よくモニタリングをしています。



(取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔)

■公演情報
「TIOT Debut Concert Kick-START」

【開催日時】
2024年7月6日(土)
<1部>開場:12時00分 / 開演:13時00分
<2部>開場:17時00分 / 開演:18時00分

【会場】
Zepp Haneda(TOKYO)

【チケット情報】
前売り:1階指定 11,800円(税込)/ 2階指定 11,800円(税込)
当日券:1階指定 12,800円(税込)/ 2階指定 12,800円(税込)
※ドリンク代として別途600円必要

チケット購入はこちら

■リリース情報
TIOT デビューアルバム「Kick-START」
好評リリース中

【収録曲】
1. Goosebumps
2. ROCK THANG
3. Moonrise
4. Paradise
5. Baby Shark

■関連サイト
・TIOT日本公式サイト
・TIOT日本公式X

記者 : Kstyle編集部