「2021 MAMA」で再結成が決定!Wanna Oneのメンバ―たちの成長に再注目

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写真=Wanna One Twitter

Mnet「プロデュース101」シーズン2から誕生したWanna Oneが、12月11日に開催される「2021 MAMA」で再結成することが発表され、世界中のファンの期待を高めています。

彼らは人気絶頂の最中、2019年1月27日のラストコンサートをもって、惜しまれながら1年6ヶ月間の活動を終了。その後、メンバーたちがプライベートで会ったり、再結成の可能性が報じられることはあっても、Wanna Oneとしてほぼ全員のメンバーが参加する活動が公式に決定したのは今回が初。今月26日には10人のメンバーが集結した写真も公開され、ファンから歓喜の声が上がっている中、今回はWanna One解散後のメンバーたちの活躍と成長を振り返ります。

 

◆カン・ダニエル

写真=KONNECTエンターテインメント
大型犬のような可愛らしい笑顔とセクシーなパフォーマンスで人気を博したカン・ダニエル。彼は解散後の2019年6月、KONNECTエンターテインメントを設立。その翌月、1stソロアルバム「color on me」をリリースし、ソロ歌手としての活動を始めました。同アルバムは初動売上(アルバム発売後1週間の売上枚数)が46万枚を突破し、当時ソロアーティスト史上最高の記録を打ち立てるほどの関心を集めました。同年リリースされたデジタルシングル「TOUCHIN'」もヒットを記録し、「2019 Asia Artist Awards」では3冠を達成。衰えを知らない人気ぶりを証明しました。その他にも彼はCM出演、OST(劇中歌)参加、ファンミーティングツアー、MBC「私は一人で暮らす」などのバラエティ出演など、多岐にわたって活動を展開しています。

Block Bのジコ、Simon D、LOCOなど、実力派アーティストたちとのコラボでも話題となったカン・ダニエル。今年9月には、世界的なギタリストであり、日本のロックミュージシャンMIYAVIの13thオリジナルフルアルバム「Imaginary」に参加。収録曲「Hush Hush (feat. Kang Daniel)」でコラボが実現。カン・ダニエルは「MIYAVIさんはギタリストとしても超一流ですし、明確なビジョンを持ったアーティストだと思います。彼と楽曲を作るのはとても新しい体験で、刺激的でした。本当に夢が一つ叶いました」と明かしています。最近では、韓国で大ブームを巻き起こした女性ダンスクルー8チームによるMnetのサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」のMCを担当。さらに、2022年上半期に公開予定のDisney+のオリジナルシリーズの新ドラマ「キミと僕の警察学校」では演技に初挑戦することが伝えられ、彼の新しい挑戦にも注目が集まっています。
 

◆パク・ジフン

写真=MAROO企画
「プロデュース101」出演当時、「僕の心の中に保存」という流行語を作り出し、多くの女性たちの胸をときめかせたパク・ジフン。グループ解散後はソロ歌手として再スタートを切りました。2019年3月に1stミニアルバム「O'CLOCK」でソロデビューを果たし、4月には日本初のソロファンミーティングを開催、5月の「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」にも出演し、歌手としてさらに成熟した姿を披露。コロナ禍にはオンラインコンサートを開催し、ファンとコミュニケーションをとりました。また2020年に開催された「KCON:TACT season 2」では、キム・ジェファン、ハ・ソンウン、イ・デフィ、パク・ウジンと5人でWanna Oneの曲を披露し、ファンを喜ばせました。

さらに彼は、ドラマ「朱蒙(チュモン)」「王と私」「イルジメ(一枝梅)」など、多数の作品に子役として出演した経験を活かし、俳優としても活躍。グループの解散後初の作品として、子役以来初めて挑戦したという時代劇「コッパダン~恋する仲人~」で朝鮮一のファッショニスタを演じました。また、「恋愛革命」では一途に片思いする可愛らしい高校生、ウェブ漫画をドラマ化した「遠くから見ると青い春」では、明るく見えるが実は心に傷を抱えている大学生を熱演。今後もさまざまな音楽、作品で、多彩な姿を見せてくれることが期待されます。
 

◆イ・デフィ

写真=BRANDNEW MUSIC
「プロデュース101」シーズン2のテーマ曲「僕だよ僕」でセンターを務め、実力派練習生として早くから注目を集めたのがイ・デフィ。これまで多くのヒップホップアーティストを輩出してきたBRANDNEW MUSICからアイドル練習生として番組に登場。レベル評価のステージでは、自身が作った「HOLLYWOOD」のステージを披露し、トレーナーたちからその才能を絶賛されました。Wanna One解散後は、AB6IXのメンバーとして2019年5月22日にデビュー。その月の「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」出演を皮切りに、7月には日韓でファンミーティング、11月には韓国で初の単独コンサートを成功させました。

「プロデュース101」シーズン2出演時から注目を集めていたように、彼はこれまで自身のアルバムに多数の自作曲を収録しているだけでなく、ユン・ジソン、パク・ジフンへの楽曲提供、さらに「PRODUCE48」のコンセプト評価曲、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のファイナルステージの楽曲も手掛けており、プロデューサーとしての才能を発揮しています。また、明るいキャラクターでMBC every1「大韓外国人」、KBS 2TV「国民トークショー アンニョンハセヨ」、MBC「ラジオスター」、MBC「覆面歌王」など、多数のバラエティに出演。2019年のウェブドラマ「モンシュシュグローバルハウス」では初めて演技に挑戦、今後も多様な活動に期待が高まっています。
 

◆キム・ジェファン

写真=SWINGエンターテインメント
「プロデュース101」出演当時から、毎回安定したボーカルでトレーナーや仲間たちを感嘆させてきたキム・ジェファン。Wanna Oneとしてデビューした後も、グループのメインボーカルとして、圧倒的な歌唱力で魅了しました。グループ解散後、2019年5月に、1stミニアルバム「Another」を発表し、音楽番組でソロデビュー後初の1位を獲得しました。12月に開催された初の単独コンサートでは、パク・ジフンとハ・ソンウンらがゲストとして登場、活動終了後も変わらない友情を見せてファンを喜ばせました。

KBS 2TV「不朽の名曲」で優勝するほどの歌唱力を持つキム・ジェファンは、「青春の記録」「バガボンド」「愛の不時着」などの人気ドラマのOSTを歌唱。日本では「KCON 2019 JAPAN」に出演したほか、ファンミーティングやコンサートを開催し、「さっぽろ雪まつり」にも参加したことがあります。ソロ歌手になってもダンスの実力は衰え知らず。今年YouTubeで公開したパフォーマンス映像では、滑らかでありながらもキレのあるダンスを披露し「本当にかっこいい」「ダンスが更に上手になっている」「コンサートでもやってほしい」などのコメントが殺到しました。彼は12月24、25、26日の3日間にわたり単独コンサート「歓迎」をソウルで開催する予定で、2年ぶりの有観客コンサートにファンの期待が高まっています。
 

◆オン・ソンウ

写真=fantagio
ソ・ガンジュンらを輩出したfantagioの練習生として、番組序盤から注目を集めたオン・ソンウ。歌もダンスもそつなくこなし、周りを明るくする性格で人気を博しました。Wanna One活動終了後は、JTBC「十八の瞬間」で俳優デビュー。ドラマ初挑戦で主演を見事に演じきり、「2019 Asia Artist Awards」の俳優部門で新人賞を受賞し、第一歩を踏み出しました。彼は音楽活動も並行し、「2019ペプシK-POPコラボプロジェクト」でソロ曲をリリースしたほか、翌年には初めて作詞・作曲したという「WE BELONG」を発表しました。また自身が出演したドラマ「十八の瞬間」「場合の数」のOSTも歌っています。

昨年2月には日本公式サイト、ファンクラブ、公式Twitterがオープン。さらに最近「全知的おせっかい視点」、カン・ハヌル&アン・ジェホンと共演した「トラベラー」などのバラエティにも出演し、ドラマ、バラエティ、CMなどさまざまな分野でオールラウンダーとして活躍しています。先月よりKakao TVのオリジナルドラマ「コーヒーを飲みましょうか?」が公開されたほか、ユ・アイン&コ・ギョンピョら豪華ラインナップで話題を集めたNetflixの最新作「ソウル・バイブス」にも出演を決定し、今後益々の活躍が期待されています。
 

◆パク・ウジン

写真=BRANDNEW MUSIC
イ・デフィらと共に、BRANDNEW MUSICの練習生として「プロデュース101」に出演したパク・ウジン。イ・デフィが作った「HOLLYWOOD」のステージでは、カリスマ性溢れるラップからパワフルなアクロバットまで披露。曲はデフィ、ダンスは彼が制作したと話して、そのポテンシャルの高さに注目が集まりました。彼もWanna One解散後は、AB6IXのメンバーとして5月22日にデビュー、イ・デフィ同様、これまで多数の楽曲制作に参加して才能を見せています。また、所属事務所の後輩であるX1出身のイ・ウンサンの1stソロシングル「Beautiful Scar」にフィーチャリングとして参加もしています。

ステージでラップを披露する時はクールでも、普段はお茶目な面も多いパク・ウジン。過去SBS「ジャングルの法則 in ロストジャングル&アイランド」に元gugudanのミナらと出演した際には、体調を崩すもすぐに復活し、たくましい姿を見せました。最近では、AB6IXが11月24日、ミニアルバム「ABSOLUTE 6IX」で待望の日本デビュー。昨年開催される予定だった「AB6IX 1ST WORLD TOUR <6IXENSE> IN JAPAN」は新型コロナウイルスの感染拡大により開催ができなかったため、日本デビューを果たした今、日本で彼らのステージを見たいという声が高まっています。
 

◆ライ・グァンリン

写真=CUBEエンターテインメント
自身を“ひよこ練習生”と表現したユ・ソンホと共に、練習生期間6ヶ月で「プロデュース101」に出演した台湾出身のライ・グァンリン。練習生期間が短いため、最初のレベル分けテストの時には一番最初に習う基本の振り付けのみを披露。まだ実力不足かと思われましたが、個性的な声でラップを披露する姿からは、多くの可能性を感じさせました。番組でめきめきと成長し、Wanna Oneになった後もお兄さんメンバーたちに劣らないパフォーマンスでファンを魅了しました。

彼はグループ解散後、中国と韓国を中心に、精力的に活動を展開。2019年3月には、事務所の先輩であるPENTAGONのウソクと共にユニットを結成し、1stミニアルバム「9801」をリリース。同時期にはCUBEアーティストが総出演した「U&CUBE FESTIVAL 2019 IN JAPAN」で日本ファンとも対面、先輩アーティストとのコラボステージなどを披露しました。さらにアジア7都市での単独ファンミーティング、中国ではドラマ「初恋那件小事」の主演として俳優デビューも果たしました。アジアで絶大な人気を誇り、中国で彼が表紙を飾った雑誌が、発売開始5分で10万冊を売り上げるなど、驚異的な影響力を証明しました。
今回はスケジュールがあわず、「2021 MAMA」への出演は叶いませんでしたが、ファンからは「いつか完全体のステージを見てみたい」との声も聞かれています。
 

◆ユン・ジソン

写真=LMエンターテインメント
Wanna Oneの中で一番年上で面倒見がよく、“ジソンオンマ(韓国でお母さんの意味)”として親しまれたユン・ジソン。グループ活動終了後は、ソロ歌手として活動を開始。2019年2月に「In the Rain」でソロデビューを果たし、同月にミュージカル「その日々」も上演がスタート。日本を含むアジア圏での単独ファンミーティングを行い、日本でも「Special Live Show」を開催と、活発な活動を展開してきました。そんな中、5月14日に入隊することを電撃発表し、ファンに新曲をプレゼントして服務を開始しました。入隊中は、SHINeeのオンユ、EXOのシウミン、ディオ、FTISLANDのイ・ホンギらと共に、陸軍創作ミュージカル「帰還:あの日の約束」に出演して活躍しました。

2020年12月に除隊した彼は、間もなくして犬を飼い始めたことをファンに報告。彼はイ・ヒョリの影響を受け、捨て犬の保護施設から連れてきたという愛犬ベロを公開、社会に良い影響を与えるスターとして賞賛されました。除隊後も精力的に音楽活動を続けるほか、最近は韓国で放送が始まったSBS「君の夜になってあげる」で演技に初挑戦。U-KISSのジュン、NU'ESTのJR、チャン・ドンジュ、AB6IXのキム・ドンヒョンらとアイドルバンドのメンバーを演じており、益々活躍の場を広げています。
 

◆ファン・ミンヒョン

写真=Pledisエンターテインメント
2012年にNU'ESTとしてデビューするも、音楽界に爪痕を残すことができず、最後のチャンスという気持ちでメンバー4人で挑んだ「プロデュース101」。その結果、ミンヒョンはWanna Oneのメンバーとなり、NU'ESTのメンバーたちはNU'EST Wとしてユニットを結成して活動しました。彼らは年末の授賞式に別々のグループとして出演し、お互いを称える姿が目を引きました。

ミンヒョンがWanna Oneとしての活動を終えると、NU'ESTは2019年4月、完全体となり6thミニアルバム「Happily Ever After」でカムバック。デビューから8年目で初めて念願の音楽番組1位のトロフィーを手にしました。その後、カムバックする度に毎回音楽番組で1位を獲得、トップアイドルへと成長しました。日本活動が活発だったNU'ESTは、昨年10月に約5年ぶりとなる日本アルバム「DRIVE」を発表。日本語が堪能なメンバーたちによる久しぶりの日本語曲リリースはファンを喜ばせました。ミンヒョン個人では、ファッションやビューティー業界からも関心が集まり、複数の広告モデルを務めたほか、2019年のミュージカル「マリー・アントワネット」を皮切りに、俳優としての活動も増えてきています。昨年はJTBC「LIVE ON」では初のドラマ主演を果たし、現在はホン姉妹の新作ドラマ「還魂」の撮影中で、彼のさらなる飛躍に期待が集まっています。
 

◆べ・ジニョン

写真=C9エンターテインメント
驚くほどの小顔に抜群のスタイル、漫画から飛び出してきたようなビジュアルで、多くの「プロデュース101」視聴者を魅了したベ・ジニョン。パフォーマンスに対して向上心が強いだけに、どんどん成長していく姿でファンの心を捉えました。Wanna Oneとして活動した後は、数ヶ国でソロファンミーティングを開催したほか、1stシングル「終わりを受け入れるのは難しい」のリリース、日本の街でも撮影された単独写真集の発売など、ソロで活発な活動を展開しました。また、パク・ジフンと共にコスメブランド「I'M MEME」のモデルに就任、美しいビジュアルで話題を呼びました。

そんな中、「YG宝石箱」出身のスンフン、BXらと5人組ボーイズグループCIXとして同年7月に再デビューが決定。さらに、わずか3ヶ月後に日本デビューまで果たし、日本でも人気を博しました。グループ活動だけでなく、ペプシとSTARSHIPがコラボした「2020 PEPSI X STARSHIP HERITAGE PROJECT」では、X1出身のキム・ヨハンとコラボ曲を発表、グループとは異なる魅力を見せて注目を集めました。最近では、「@アカウントを削除しました」でドラマ初挑戦にして主人公に抜擢。高校で一番人気のキャラクターを演じると伝えられ、彼の新たな挑戦に注目が集まっています。
 

◆ハ・ソンウン

写真=Star Crew ENT
2014年にHOTSHOTとしてデビューするも、K-POP界で特別目立つ活躍はなく、「プロデュース101」に再起をかけたハ・ソンウン。同じグループから共に出演したノ・テヒョンと最初のレベル分けテストでBlock Bの「Very Good」を披露し、皆の期待に応えるパフォーマンスで大きな注目を集めました。回を重ねるごとに歌でも多くの視聴者を魅了、Wanna Oneでもメインボーカルを担当しました。

グループ解散後、彼はすぐにパク・ジフンがフィーチャリングした自作曲「忘れないで」をサプライズ公開、ソロ歌手として始動。これまでに5枚のミニアルバムをリリースしています。日本では2019年に東京、大阪でファンミーティングを開催、「KCON 2019 JAPAN」にも出演しました。歌の実力に定評があっただけに、「彼女の私生活」「女神降臨」「ザ・キング:永遠の君主」など、多数の人気ドラマのOSTに参加。さらにWanna Oneとして共に活動したオン・ソンウ主演ドラマ「場合の数」、パク・ジフン主演ドラマ「コッパダン~恋する仲人~」のOSTも歌っています。最近ハ・ソンウンは、デビューから過ごしてきたStar Crew ENTとの専属契約が満了したことを発表。最後の活動として、11月19日に6thミニアルバム「Electrified:Urban Nostalgia」をリリースしました。今後彼がどこに移籍し、どんな活動を展開していくのか、関心が集まっています。

記者 : Kstyle編集部