Wanna One、ついに本日の「2021 MAMA」で3年ぶりに再結成!輝かしい活動を振り返る(動画あり)

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写真=Wanna One Instagram

韓国で2017年に放送されたMnet「プロデュース101」シーズン2から誕生したプロジェクトグループWanna Oneが、ついに本日開催の「2021 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」で再結成を果たします。2019年1月27日のラストコンサートをもって、1年6ヶ月間の活動を終了した彼らが、約3年ぶりに「2021 MAMA」でどんなステージを披露してくれるのか、ファンの期待が最高潮に高まっています。そこで今回は、K-POP界にシンドロームを巻き起こした伝説のグループWanna Oneの輝かしい活動を振り返ってみました。

 

◆異例のデビュープロモーション&大記録を達成

写真=Mnet
2017年6月16日、Mnet「プロデュース101」シーズン2の最終回で、カン・ダニエル、パク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファン、オン・ソンウ、パク・ウジン、ライ・グァンリン、ユン・ジソン、ファン・ミンヒョン、べ・ジニョン、ハ・ソンウンの11人がWanna Oneのメンバーに。グループ名には「メンバーとファン(Wannable)が1つになる」という意味が込められました。彼らは8月7日をデビュー日に決定し、当日は高尺(コチョク) スカイドームにて、ショーケースとコンサートが合わさった「Wanna One Premier Show-Con」を開催することを発表。約2万人のファンに見守られ、ドームでデビューするという、当時のアイドルグループとしては異例の形で話題を集めました。

写真=Wanna One Instagram
アルバム「1X1=1(TO BE ONE)」のタイトル曲は、ファン投票により「Energetic」に決定。「プロデュース101」シーズン2の競演曲「NEVER」を手がけたPENTAGONのフイが制作し、注目を集めました。同曲は公開直後、7つの音楽配信チャートで1位を獲得。デビューアルバムは1週間で41万枚の売上を記録し、当時EXOの2枚のアルバムに続いてアイドルで歴代3位となりました。8月7日にデビューしたWanna Oneは、9日後である16日の「SHOW CHAMPION」で初めて1位のトロフィーを手にした後、音楽番組で15冠を達成して圧倒的な人気を誇りました。11月13日にリパッケージミニアルバム「1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU)」をリリースすると、2日後にはデビュー101日目にしてミリオンセラーを達成。「Asia Artist Awards」「MelOn Music Awards」など複数の音楽授賞式で新人賞を獲得し、K-POP界に新たな風を巻き起こしました。


 

◆ワールドツアーからユニット曲も…2018年はさらに飛躍

写真=CJ E&M
年明けから「ゴールデンディスクアワード」「ソウル歌謡大賞」「GAON CHART MUSIC AWARDS」など、さまざまな授賞式に参加し、華やかに2018年をスタートさせたWanna One。3月にリリースした2ndミニアルバム「0+1=1(I PROMISE YOU)」もヒットさせ、6月からは高尺(コチョク) スカイドームを皮切りに、アメリカ、日本、オーストラリアなど14都市で初のワールドツアーを開催、世界へと羽ばたき、Wannableを熱狂させました。

写真=「MAMA」Twitter
6月に発表したスペシャルアルバム「1÷x=1(UNDIVIDED)」では、ユニットに分かれた超豪華コラボで話題に。ファン・ミンヒョン、ユン・ジソン、ハ・ソンウンのユニット「Lean On Me」をNELL、パク・ジフン、べ・ジニョン、ライ・グァンリンの「ナンバーワン」をDynamic Duo、オン・ソンウ、イ・デフィの「The Heal」をHeize、カン・ダニエル、キム・ジェファン、パク・ウジンの「トリプルポジション」をBlock Bのジコがプロデュース。4組がプロデューサーとのシナジーを発揮してそれぞれ全く異なる楽曲を披露、音楽の幅を広げました。そして11月には、活動の集大成として1stフルアルバム「1¹¹=1(POWER OF DESTINY)」をリリース。Wanna Oneとして発表した最後のアルバムは、初動販売枚数が43万8000枚を記録、自己最高記録を更新しました。
 

◆「MAMA」には2年連続で出演!コラボステージも話題に

写真=「MAMA」Twitter
Wanna Oneはこれまで、2017年、2018年に複数の都市で開催された「MAMA」に出演しています。ベトナム、香港、日本の3ヶ国で開催された「2017 MAMA」では、ベスト・オブ・ネクスト賞、新人賞、男性グループ賞を受賞。特に2017年11月29日、横浜アリーナで開催された「2017 MAMA in Japan」では、日本で初となるパフォーマンス披露となり、大きな注目が集まりました。さらに、グループのステージだけでなく、「プロデュース101」シーズン2で、MCとしてメンバーたちを見守ってきたBoAが、名曲「Only One」でファン・ミンヒョンとコラボ。同曲ではこれまで、東方神起、SHINee、SUPER JUNIOR、EXOなどSMの後輩たちがBoAのダンスパートナーを務めてきましたが、「MAMA」ではミンヒョンがコラボ相手に選ばれ、息ぴったりのパフォーマンスで会場を沸かせました。

写真=「MAMA」Twitter
韓国・日本・香港で開催された「2018 MAMA」では、ベストトレンド賞、WORLDWIDE FANS' CHICE TOP10、男性グループ賞、ベストユニット賞(トリプルポジション)を受賞。さいたまスーパーアリーナで開催された「2018 MAMA in Japan」では、歴代受賞者たちをリスペクトする意味で、カバーステージが披露されました。Wanna Oneは2PMの「Heart Beat」、そしてグループのメインボーカルであるキム・ジェファンとハ・ソンウンは、MAMAMOOのソラ&フィイン、MONSTA Xのジュホンと共にBIGBANGのSOLの「EYES, NOSE, LIPS」を歌い上げ、圧倒的な歌唱力で注目を集めました。「2018 MAMA」はWanna Oneとしての活動終了が迫る中で披露された日本でのステージということもあり、この日のパフォーマンスは日本ファンの中で大切な思い出として残っています。




 

◆日本活動も大盛況…流暢な日本語を披露

写真=Wanna One Twitter
デビュー当時から新聞に全面広告が掲載されるなど、日本でも大きな注目を集めたWanna One。2018年4月には、幕張メッセで日本初開催となるファンイベントを開催。「日本に来ることをずっと楽しみにしていた」と話した彼らは、ステージやトークコーナーだけでなく、公演後には出口に立ち、ファンをお見送りする大サービスも。その翌日に開催された「KCON 2018 JAPAN」では、日本語が堪能なファン・ミンヒョン、イ・デフィがMCも務め、公演を盛り上げました。それ以外にもワールドツアーで日本を訪れたほか、ハイタッチ会、ミート&グリートなども開催し、日本ファンと近い距離で交流しました。

写真=Wanna One Twitter
音楽活動以外では、2017年に放送されたMnetのリアリティ「Wanna One Go」で、イ・デフィ、ハ・ソンウン、ファン・ミンヒョンが日本旅行に行く姿が公開されました。子供の頃に大阪に住んでいたことのあるイ・デフィの希望で、大阪へ旅立った3人は、ドン・キホーテで買い物をしたり道頓堀を歩いたほか、イ・デフィの父親が眠るお墓へ。Wanna Oneのサイン入りCDをたむけ、涙ながらに父親に話しかける姿は、視聴者の涙を誘いました。他のメンバーも合流した後は、たこ焼きを食べたり、梅田スカイビルの空中庭園などで日本での旅を満喫しました。また2018年には、メンバーたちが原宿を訪れ、観光を楽しむ姿も公開されています。さらにオン・ソンウは、プライベートで京都を訪れ、Instagramで写真を公開しています。


 

◆広告業界からもひっぱりだこ!特典付き商品が大ヒット

写真=「ヨハイ」ポスター
音楽界で大ブームを巻き起こしたWanna Oneは、広告業界でも注目の存在に。化粧品ブランドinnisfreeは、「プロデュース101」最終回のわずか数日後に、Wanna Oneをモデルに起用したことを発表。1万ウォン(約980円)以上購入するとメンバーのソロポスターを進呈するイベントを実施した際には、朝からファンが各店舗に列を作り、1日だけで約35億ウォン(約3億5千万円)を売り上げたと推定されています。その後も人気スターの登竜門ともいえるチキン、ビールの広告から、ロッテリア、ガーナチョコレート、乳酸菌飲料・お菓子の「ヨハイ」、コーヒー飲料の「コールドブリュー」、栄養ドリンク「ビタ500」のほか、衣料品、香水、コンタクトレンズなど、約30社の広告モデルとして活動しました。メンバー別のパッケージや特典付きの商品が人気を集め、新韓銀行ではメンバー別の写真がプリントされたデビットカードも制作されました。




 

◆ラストコンサートではメンバー&ファンが号泣

写真=Wanna One Instagram
Wanna Oneは2018年の12月31日をもって契約が終了、年明けは事前に出演が決まっていた授賞式で、ファンに最後の挨拶を伝えました。契約終了後、メンバーたちはそれぞれソロデビューや単独ファンミーティング、ドラマ出演の発表、個人SNSの開設など、新たな活動を予告。そんな中、1月24日から4日間、ラストコンサート「2019 Wanna One Concert Therefore」が高尺スカイドームで開催され、最終日の27日の公演は日本、台湾、香港の映画館でライブビューイングも実施されました。公演にはBTS(防弾少年団)のジミン、パク・ソジュン、I.O.I出身のチョン・ソミなど、メンバーたちと親交のあるスターたちも多数駆けつけ、最後のステージを見守りました。公演のラストでは、一人ひとりがファンへの想いを長時間にわたって語り、メンバーもファンも大号泣の中、1年6ヶ月間の活動が終了しました。

それから約3年、ついに本日Wanna Oneのステージが披露されることに! 3年間、それぞれ異なる場所で活躍してきた彼らが再び集まり、どんな姿を見せてくれるのか、期待が高まります。

記者 : Kstyle編集部