イ・ジフン、新ドラマの脚本家・監督への怒り爆発…一連の騒動に再びコメント「騙されたのは僕の方」(全文)

OSEN |

写真=ssomエンターテインメント
俳優のイ・ジフンが、パク・ゲヒョン脚本家とクァク・ギウォン監督の主張に反論した。

イ・ジフンは9日、自身のInstagramに長文の文章と共に、クァク・ギウォン監督と交わしたモバイルメッセージの内容を公開した(現在は削除済み)。

イ・ジフンは「これが私の最後の文章です。私が見て聞いて話したものだけお伝えします。一連の映像や文章を見て、ただ笑ってしまいます」と話した。彼は2人に騙されたと明かし、長文でその経緯を説明した。

ドラマ「スポンサー」をめぐる議論は、スタッフの暴露で始まった。このスタッフは、イ・ジフンが知人を撮影現場に連れてきてパワハラをしたと主張し、その後にパク・ゲヒョン脚本家はあるマスコミとのインタビューを通じて、イ・ジフンのせいで自身をはじめとする制作陣が交代になったと主張した。パク・ゲヒョン脚本家は「イ・ジフンは、自分が主人公なのに、登場シーンが少ないことをアピールして、私をはじめスタッフの半分が交代になった。監督、撮影監督、照明監督たちが一方的に解雇の通知を受けた」と主張した。

これに対して、「スポンサー」側は「イ・ジフンによってパク・ゲヒョン脚本家とスタッフの半分が交代したというのは事実ではない。俳優が自分の登場シーンに異議があるからといって脚本家まで交代させるというのは現実的に不可能である。パク・ゲヒョン脚本家の一方的な憶測に遺憾の意を表する」と明かした。

・新ドラマ「スポンサー」の制作陣、イ・ジフンに関する疑惑を一蹴“スタッフの交代は関係ない”

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【イ・ジフンのInstagramの書き込み全文】

これが私の最後の文章です。私が見て聞いて、話したものだけをお伝えします。一連の映像や文章を見て、ただ笑ってしまいます。

第一に、(平昌(ピョンチャン)にある)アルペンシアの撮影に関するスタッフのインタビューがあったんです。しかし5時ですか? 5時には全員で一緒にゴルフ場のシーンの撮影をしたはずです! それなのに5時がインタビューの時間だったと言うんですか? インタビューをしたスタッフの方もバタバタして勘違いしたようですね。知らないままただ話してしまったようです。とにかく一昨日、現場で演出助手の方と私、それぞれの状況を聞いてみると、以下の通りでした。

スタッフは、ドラマのインタビューが始まる時間を記者さんから6時であると伝えられました。私のマネージャーは、インタビューの時間を記者さんから6時半であると伝えられました。私は先輩俳優と夕飯を食べて、消化も兼ねて走って6時23分にインタビューの場所に到着しました。だから私は早く到着したと思っていたのです。インタビューをしてくださった記者の方、そして私、現場のスタッフの伝達の過程で、コミュニケーションのミスがありました。お互いに「誤解だったんだ」と理解して終わりました。

しかしYouTuberさんはまた片方の話だけを聞いて誤報を流したようですね。インタビューをした方が、YouTuberさんに訂正してほしいとメッセージを送っていると聞きました。「そのように認識している」と返事はしてくれましたが、訂正はしてくれないようですね。

そして第二に、脚本家さんと制作会社の代表との録音データです。パク・ゲヒョン脚本家さんに私は一度もお会いしたことがなく、コミュニケーションしたこともありません。制作会社の代表、脚本家、監督でどのような話をしたのか私には分からないので、申し上げる言葉がありません。ただ、クァク・ギウォン監督とのカカオトークの内容をそのままアップします。申し上げた通り、私は圧力をかけたことはありませんし、する理由もありません。制作会社の代表に私が文句を言ったこともなく、台本のエンディングを変えてほしいとお願いしたこともありません。私は、その録音データが何月何日のものなのか本当に知りたいですね。それも明らかにしてください。そうすれば答えが出ると思いますが、継ぎ接ぎするのはやめてください。もう無理だと思います。私は制作会社の代表と「99億の女」で知り合ってオファーを頂きました。録音データを聞いてみたら、制作会社の代表が誰かに、ソヌの登場シーンが少ないので台本を読んでみた後にやらないことにしたと言っていました。

その通りです。私はこの当時、複数の作品のオファーを受けていました。打ち合わせにも行きましたし。早く制作しなければならない制作会社の代表の立場としては、脚本家に肉付けしてそのようにおっしゃったようです。制作をしなければならないですから。録音データはおそらくこのドラマの撮影前か、キャスティング前のものだと思います。私はオファーをいただいた他のドラマと同じく、今のドラマの台本を4部までいただいて読みました。本当に驚きました。シノプシス(あらすじ)では男性主人公だったのに、1部に3シーン、2部に4シーン、3部に4シーン、4部に5シーンがありました。「これは何?」と思って、他の作品も打ち合わせをしなければならないと思いました。そして他の打ち合わせもしましたが、正直気になるし、疑問もあったので、クァク・ギウォン監督や制作会社の代表、そして私で話し合いをしました。

会ってすぐに監督に「ソヌが主人公なのに、登場シーンが少なくて驚きましたよね?」と言われて、「はい」と答えました。監督が私に「心配しないでください。修正しますし、5部でサブの男性主人公が死んでからはソヌのストーリーが増えるから」と言われ、悩んだ末に、自分に真っ先にオファーをくださった作品なので、監督を信じて出演を決定しました。そしてしばらくして、修正された台本を再びいただきました。しかし、監督の話は嘘だったんです。1から4部はほとんど変わらなかったし、5部に5シーン、6部に6シーン登場しました。「このドラマは12部作なのに……何でだろう」と思いましたし、その後に不安になって監督と電話をして、改めてメッセージを送りました。不安であると。私の立場からは当たり前です。シノプシスと監督の話を聞いたのに、1話に3~4シーン、多くても6シーンでした。1話でだいたい50シーンがあるのにです。私も多くの台本を見てきましたが、これでいいのだろうかと思いました。制作会社の代表に「別の作品を考えてみます」と改めて申し上げたら、「台本が修正される」と言ってくださって、再び修正された原稿を読んだところ、2シーンほど増えていました。

シノプシスでは主人公だったのに、修正されても出演が1話50シーンの中で多くても8シーンである台本を誰がやりたいと思うでしょうか。しかも撮影にもまだ入っていないですし、最初の撮影まで2ヶ月近くの時間が残っている状態です。私だけでなく、誰もが制作会社に十分にお話できる部分であると思うでしょう。

そして急に撮影の3週間前に、話したこともないスンフン役に変えてやろうなんて、あり得る話だと思いますか?! これが私が脚本家や監督に圧力をかけたことになるのでしょうか? 誰が見ても脚本家と監督の2人が私を騙したのだと思います。2人の欲を満たすために私を盾にしてはいけません。とにかく、途中で制作会社の代表と、脚本家か監督か分からない人との変な録音データが誕生したようです。ドラマの契約をしてもいない状態であり、他の役割もキャスティングされていないし、私に別のオファーが入っているのに、考えてみることもできないのでしょうか? 私も自分がやりたい作品を選択して考える権利があるのが当たり前だと思います。台本の表紙だけ公開するのはやめてください。そして公開されたのは一番最後の台本だったんですけど、最初に私がもらった原稿、2番目の修正原稿もすべて公開してください。ないようでしたら、私が読んで衝撃を受けた台本をすべて公開します。

あ、インスタ関連の話をされていましたが、そのアカウントは2019年度にハッキングされたアカウントです。確認してください! メッセージは送っています! 私のファンの方々に、今も昼も夜も暇があるたびに感謝のコメントを送っています。私が好きだった方々にも送りましたし、(サッカー選手の)エムバペにも1週間に1度ずつ送っています。それで何か悪いんですか? ソーシャルネットワークサービスだし、それを利用して人脈も作って、知らない友達ができて、知らなかった男女が会って恋愛もするし、応援をしたり受けたりするように作った機能ですから。本当にもう。これ以上はこのことで私がいちいち返事することはないと思います。これから私は、なかったことについて話す方や、無分別な悪質なコメントに対し、法的に善処はしないつもりです。これからは法律だけで対応します。私を大切に思ってくださるファンの方々のために最後の文を残しました! 未熟だった部分は後悔して直し、これからはもっと良い姿でもう一度成長する時間にします! このような時間があっただけに、私の人生も演技も愛も深まると思います! そして今皆さんと一緒に撮影もしっかりやっています。

記者 : チャン・ウヨン