「スポンサー」ハン・チェヨン&イ・ジフン、ますます危険になる関係に【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「スポンサー」放送画面キャプチャー
「スポンサー」の中で、ハン・チェヨンとイ・ジフンが真実と嘘が入り混じった危険な関係で、お茶の間の五感を刺激した。

3月31日にIHQ drama、MBNで放送された水木ドラマ「スポンサー」第11話では、結婚を準備していたハン・チェリン(ハン・チェヨン)とイ・ソヌ(イ・ジフン)のすれ違う運命が描かれた。

先立って、イ・ソヌはハン・チェリンとの結婚を通じて、彼女とパク会長(パク・グンヒョン)の人生を破滅させるという本音を表して、緊張感を醸し出した。しかし彼は「君は私の息子だ」というパク会長の告白に衝撃を受けた。そのような中、ヒョン・スンフン(ク・ジャソン)がハン・ユミン(チョン・ミンギュ)に攻撃される場面まで描かれ、人々の混沌の中に追い込んだ。

第11話の放送でイ・ソヌは、初恋のジナ(イ・ナラ)と父親の無念の死、そして出生の秘密にまで直面してパニック状態になった。深夜にハン・チェリンのもとを訪れて泣き崩れ、不安定な心理を表し、彼女に隠していることがないかと何度も追及した。彼は秘密がないというハン・チェリンの変わらぬ態度に「真実が遅くなったら、嘘のほうがマシ」と言った。しかし、最終的に自身を慰めるハン・チェリンを抱きしめて、危なっかしい関係を保っていった。

イ・ソヌは本音が分からない行動で緊張感を高めた。彼はハン・ユミン関連の事件でハン・チェリンから示談金をもらいにきたヒョン・スンフンに『これ以上彼女を探さないように』と警告した。また、浮気の慰謝料訴訟でハン・チェリンを危機に追い込んだパク・ダソム(チ・イス)に『好きなだけお金をあげるから、法的争いをやめてほしい』と求めるなど、彼女を守るための必死の死闘を繰り広げた。

ハン・チェリンは、イ・ソヌに命まで捧げられるとし、結婚に対する野望を露にした。しかし、彼女は時限爆弾のような弟のハン・ユミンをアメリカに返すために躍起になり、イ・ヨンソクを害した自分の醜悪な過去をイ・ソヌにバレることを恐れてハラハラする様子を見せた。イ・ソヌはそんな彼女に「僕の全てをかけてチェリンさんを守ります。もう自分が誰であっても、チェリンさんがどんな人であっても構いません」とし、甘いプロポーズをした。本気か嘘か分からないイ・ソヌの一面は、視聴者の手に汗を握らせた。

ヒョン・スンフンとパク・ダソムは、妙な変化を迎えた。パク・ダソムは訴訟をサポートしてくれた弁護士マイケル(ERU)からスポンサー支援を受けようとしたが、「汚い水に足を入れるのは、僕が全部やるから、あなたはもう出てきてほしい」というヒョン・スンフンの真心に気持ちが揺れた。彼女はイ・ソヌからもらった示談金を、小姑のヒョン・スンジ(キム・ユンソ)のために使った。ヒョン・スンフンは自分をおもちゃのように思っていたスポンサーのキム・ミンジ(コン・ジユ)の気持ちを知って、スポーツトレーナーとして新しい人生を始め、全てを元に戻すために奮闘した。

激変する状況の中で、ハン・チェリンはマイケルからイ・ソヌとパク会長の関係を聞き、混乱に陥った。続いて家でプロポーズを準備するイ・ソヌと、浴槽で1人で気を失って倒れているハン・チェリンの様子が交差し、お互いに異なる目標を持っていた彼らの将来に好奇心を刺激した。

このように「スポンサー」は、次第に破局に向かう展開を見せた。それだけでなく、動揺する感情に完璧に入り込んだ俳優たちの熱演は、欲望まみれの痴情ロマンスに没入感を高めた。知れば知るほど危うくなるハン・チェリンとイ・ソヌの関係がどのような結末を迎えるのか、関心が高まっている。

記者 : パク・パンソク