ポン・ジュノ監督「第34回東京国際映画祭」のトークイベントに参加…11月7日に細田守監督と対談

Kstyle |

ポン・ジュノ監督
10月30日(土)~11月8日(月)にて開催となる「第34回東京国際映画祭」は、国際交流基金(JF)との共催プログラムの一環として、「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」を開催する。「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」は昨年に続く第2弾で、是枝裕和監督を中心とする検討会議メンバーの企画のもと、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画人と第一線で活躍する日本の映画人が語り合うトークシリーズだ。

今年のテーマは「越境」。国境に限らず、様々な「境(ボーダー)」を越えること、越えていくことを含め、映画にまつわる思いや考えを存分に語り合う。今年は可能な限り、海外からのゲストを実際に日本に招き、リアルな場でのトークの実現と映画人同士の交流の場である「アジア交流ラウンジ」を目指すという。

韓国からはポン・ジュノ監督が参加する。彼は1969年に韓国・大邱(テグ)で生まれ、「ほえる犬は噛まない」(00)で長編デビュー、「殺人の追憶」(03)でサン・セバスチャン国際映画祭でシルバーシェル監督賞、および東京国際映画祭でアジア映画賞を受賞。「グエムル–漢江の怪物」(06)はカンヌ国際映画祭の監督週間で初公開後、「カイエ・デュ・シネマ」2000年代の映画ベスト10に選ばれる。国際共同製作作品にオムニバス映画「TOKYO!」(08)、クリス・エヴァンス主演「スノーピアサー」(13)、ブラッド・ピット率いるプランBエンターテイメントと組んだ「オクジャ/okja」(17)など。

最新作「パラサイト 半地下の家族」(19)はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したほか、ゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞、英国アカデミー賞オリジナル脚本賞・外国語作品賞を受賞し、第92回アカデミー賞では作品賞を始め多数の部門で受賞した。

ポン・ジュノ監督は、「時をかける少女」(06)や「バケモノの子」(15)を手掛けた細田守監督とトークを交わす。

細田守監督

■映画祭概要
「第34回東京国際映画祭」
開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
会場:日比谷・有楽町・銀座地区

「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」
会場:東京ミッドタウン日比谷

【日時】
10月31日(日)14:30~16:00 イザベル・ユペール × 濱口竜介
11月1日(月)14:00~15:30 チャン・チェン × 是枝裕和
11月2日(火)14:00~15:30 特別セッション 春本雄二郎 × 徐昊辰 × 髙田志織
11月3日(水)14:00~15:30 カミラ・アンディニ × 岨手由貴子
11月4日(木)14:00~15:30 バフマン・ゴバディ × 橋本愛
11月5日(金)14:00~15:30 ブリランテ・メンドーサ × 永瀬正敏
11月6日(土)11:10~12:40 アピチャッポン・ウィーラセタクン × 西島秀俊
11月7日(日)14:00~15:30 ポン・ジュノ × 細田守
※日本語、英語それぞれ相互の通訳あり
※ゲストの来日・登壇に関する最新情報は、東京国際映画祭公式ウェブサイトでご確認ください。

【一般参加の申込方法】
一般参加の申込方法は「1. ライブ参加」「2. オンライン視聴」の2通りです。

①ライブ参加
当日、東京・日比谷の会場にて直接トークライブをご覧いただけます。
(応募者多数の場合、抽選。屋外での実施です。荒天の場合、会場での観覧を中止し、オンライン配信のみとなります)

②オンライン視聴
Zoomビデオウェビナーによる視聴となります(登録無料)
応募に関する詳細は、東京国際映画祭公式ウェブサイトで発表します。

■関連リンク
「東京国際映画祭」公式サイト:https://2021.tiff-jp.net/ja/

記者 : Kstyle編集部