日本でもロス続出?チョ・ジョンソク「賢い医師生活2」が大好評のうちに終了…最も記憶に残るシーンとは

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写真=「賢い医師生活2」ポスター
俳優のチョ・ジョンソクが、tvN「賢い医師生活2」出演の感想を伝えた。 

チョ・ジョンソクは韓国で9月16日に放送終了となったtvN「賢い医師生活2」で、肝胆膵外科の教授イ・イクジュンを演じ、お茶の間を愉快なエネルギーで満たした。時にはときめきと感動、時には共感と余韻を残しながら多彩な演技を披露できる俳優として活躍した。

シーズン1ですでに証明したチョ・ジョンソクの底力は、シーズン2でもう一度確信を与え、好評を得た。コミカルで愉快なシーンを柔軟に描きながら笑いを誘い、患者の状況に共感して最善の努力を注ぐものの、時にははっきりとした忠告もできる医師として深い余韻を残した。またソンファ(チョン・ミド)との関係においては、愛と友情の間の微妙な緊張感を表現し、ときめきまで与えて木曜の夜に視聴者の心を捉えた。

写真=JAMエンターテインメント
それだけでなく、バンドのボーカルを担当したチョ・ジョンソクはギターを弾きながら歌を歌う瞬間も眼差し、手の仕草、表情など、細かい動作を生かしながら曲を生き生きとさせ、歌が伝える感情線を極大化してドラマの完成度を高めた。多芸多才なキャラクターイ・イクジュンと、キャラクターの魅力を極大化した俳優チョ・ジョンソクのシナジー(相乗効果)に視聴者は歓呼し、チョ・ジョンソクは俳優人生に残る新たな作品を誕生させた。

シーズン1から2まで活躍したチョ・ジョンソクは、シーズン2の終了を迎えて所属事務所のJAMエンターテインメントを通じて感想を伝えた。以下はチョ・ジョンソクとの一問一答である。

――「賢い医師生活2」が終了しました。話題性も視聴率も高いドラマで、イ・イクジュンも愛されましたが、感想を教えてください。

チョ・ジョンソク:シーズン1に続きシーズン2まで、「賢い医師生活」そしてイ・イクジュンと共にした時間が長いだけに、最後という寂しさも大きいです。幸運のような作品で、素敵なキャラクター、素敵な人々に出会って演技をすることができて本当にこの上なく幸せでした。僕が幸せだっただけに、皆さんも僕たちのドラマを見ながら幸せだったと信じています。「賢い医師生活」を見てくれたたくさんの方々に心から感謝します。

――ますます親しくなった“99ズ”のケミストリー(相手との相性)が感じられました。そしてシーズン2ではイクジュンとソンファが20代から持ってきたお互いに対するときめきを、40代の日常では友人や同伴者のように配慮し、力になる存在へと徐々に発展させました。このような99ズのケミが話題になりましたが、実際の現場の雰囲気はどうだったのですか。

チョ・ジョンソク:“99ズ”のみんなとはドラマの撮影だけでなく、合奏の練習もしたので一緒にいる時間が本当に長かったです。一緒にいる時間にあまりにも慣れていただけに、これからしょっちゅう会えなくなるのが変な感じです。イクジュンとソンファの心が繋がったのも“99ズ”の友情の中で自然に発展したものなので、視聴者の皆さんにも共感していただいたと思います。現場の雰囲気は、メイキングフィルムに収められているように、本当に長い友人と一緒にいるように気楽で和気藹々としていました。こんなに素敵な俳優さんたちと楽しい雰囲気の中で演技することができて感謝しています。時間が経てば経つほどより大切に感じられる縁だと思います。

――シーズン2ではユルジェ病院で一番の人気者を演じながら多様な人たちのお世話をしました。感動的なエピソードも多かったですが、一番記憶に残っているシーンはどこですか?

チョ・ジョンソク:全ての内容が良かったですが、特に4話は全体的に良かったと思います。特にミンチャン、ウンジの母を演じた俳優たち(イ・ジヒョン、イ・ウンジュ)の演技が素晴らしかったので余韻が長く残りました。改めて思いますが、僕たちのドラマは一緒にエピソードを作ってくれた多くの俳優のおかげでさらに素敵なストーリーとメッセージを伝えることができたと思います。

――シーズン2でより深くなった感性のボーカルで話題になり、「アロハ」に続いて「好き好き」が音楽配信チャートの上位をキープしていますが、一番記憶に残っている歌は何ですか?

チョ・ジョンソク:歌も4話のバンド曲だった「もう忘れることにしましょう」が記憶に残っています。ドラマの全体的な内容とギョンホの声が調和していてとても良かったです。また唯一のポップソングである「it’s my life」も記憶に残っています。イクジュンが誕生日を迎えて選曲した曲ですが、衣装から曲の雰囲気まで「賢い医師生活」で歌った歌のうち、最も大きな挑戦だったと思います。

――「賢い医師生活」は俳優チョ・ジョンソクにとってどんな作品として残ると思いますか? 

チョ・ジョンソク:ふと思い出して、気楽に追憶できる作品として残ると思います。ドラマを通じて多くの方々が新しい医学情報も得て、臓器の寄贈を希望する人も増えたと聞いて、胸がいっぱいで感謝の気持ちが大きかったです。人生において、傍にいる人々が大きな癒やしになるということを僕も俳優として感じ、また視聴者の皆さんと分かち合ったと思い、意義深いです。一緒だったからもっと楽しかった“99ズ”と他の俳優たち、監督、脚本家、スタッフみんなが長く心の中に残ると思います。初めてシーズン制ドラマに挑戦し、長く共に過ごした作品なので、より特別な記憶として残りそうです。

――「賢い医師生活2」とイ・イクジュンを愛してくれた視聴者の方々に一言お願いします。また、今後の活動計画がありましたら教えてください。 

チョ・ジョンソク:今まで 「賢い医師生活」を愛してくれた視聴者の方々に、心から感謝します。ドラマだけでなく、「ミドとパラソル」(劇中のバンド)の歌と演奏を愛してくれて、応援してくれたおかげでより力を出して無事にドラマを終えることができたと思います。大きな力になってくれた「モレアル」(「ミドとパラソル」のファン)の方々にもう一度感謝します。僕は次の作品である映画「幸福の国」を通じて、また素敵な姿でご挨拶します。

記者 : ファン・へジン