BIGBANGから防弾少年団まで…今は「V LIVE」全盛期!

OSEN |

写真=「V」アプリ画面キャプチャー
すべての道はSNSに通じる。芸能界のスターたちを見つめる現代のファンの気持ちがまさにそうだ。スターたちのプライベートな空間をリアルタイムに見せる生配信アプリ「V」が登場から1年も経たないうちにスターとファンの共感の場を作り出した。

2015年、始まりから違った。BIGBANGのD-LITEをからかうG-DRAGONの姿や、WINNERのソン・ミノとナム・テヒョンがトッポッキをもぐもぐ食べる姿がリアルタイムで放送された。BIGBANGのファンは歓呼し、WINNERのファンは熱狂した。それだけではない。防弾少年団は「V」アプリを通じてカムバックの挨拶とサプライズステージ、そしてメンバーたちの様々な一発芸を披露し、まさに大ヒットした。生配信にアクセスする人は1千人、1万人、10万人を超え、その後100万人を突破する記録を達成した。

このようなスターのSNSライブは韓国に限らない。「V」は今や、“リアルタイムスター個人生配信”ブームを巻き起こし、K-POPファンのための特別なサービスとして世界中の韓流ファンから注目されている。ステージの上の華やかでカッコいいスターたちの姿と共に、彼らの日常まで覗ける特別なプレゼントになっているのだ。Facebookなど、地球規模のSNSが「V」の成功と共にこぞってこの分野への進出を急ぐ理由がここにある。

「V」がこれほど成功した秘訣は果たして何だろうか。数年前から少しずつ広がり始めたモバイル“個人チャンネル”を、スターのプライベートな空間で生配信することで、リアルタイムでのスターとファンのコミュニケーションが可能になった。

特にスマートフォンを通じて提供されるサービスで、コミュニケーションがより一層円滑になった。スターたちのミュージックビデオ撮影現場、運動中の姿、楽屋や練習室の状況など、いつでもスターが望む時間にファンに生中継できるようになったのだ。生配信であるだけに、ファンの反応もリアルタイムに見ることができる。スマートフォンが日常生活に深く浸透したこの時代に、“私の手の中のテレビ”を非常に上手く活用したという反応だ。

何よりファンたちが注目していることは、ステージの外でのスターたちの姿だ。ガールズグループApinkが音楽番組で1位を獲得した後、楽屋でファンに感謝の挨拶を伝え、グループB1A4がファンクラブ創立4周年を迎え、サプライズパーティーを開催した。さらにCNBLUEジョン・ヨンファの寝室まで公開され、新たな楽しさを与えている。華やかに輝くスターたちがステージの外ではどのように過ごしているのだろうかという好奇心を満たしてくれる彼らの日常的な姿は、人々に親近感を与える。

テレビでは見せたことのない姿が見られるのも高く評価される部分だ。WINNERとiKONが2013年、ケーブルチャンネルMnetのサバイバル番組「WIN:WHO IS NEXT」以来初めて公の場に姿を現したが、なかなか見ることのできない組み合わせでファンから大反響を呼んだ。

海外のファンの利用が多いが、BIGBANGやWINNER、デビュー前から人気を集めたiKONをはじめ防弾少年団、B1A4など、海外のファンとより活発にコミュニケーションできるという点で良い窓口になるしかない。SNSに写真と文章を掲載することで近況を伝えた時代は過ぎ、生中継でスターらの一挙手一投足が分かる時代になった。

スターの方も十分楽しんでいる様子だ。ファンとコミュニケーションすることはもちろん、挨拶したり、カムバックやドラマの宣伝などにも役立つ。新曲のショーケースステージを生中継したり、新曲の発表を控えて直接新しいアルバムについて説明する時間を持つことでもう一度関心を引き出す。コメントを自ら読みながらコミュニケーションすることも「V」アプリの醍醐味だ。

記者 : ソン・ナムォン、ソン・ミギョン