「韓国には3大天才作曲ドル(作曲ができるアイドル)がいる。BIGBANGのG-DRAGON、Block BのジコそしてB1A4のジニョンだ」

イ・サンミンはMnet「音楽の神2」で自信満々に語った。韓国で活動しているアイドルの中に、作曲ができ、それも天才的な能力を持っている歌手が3人いるということだった。その主人公はBIGBANGのG-DRAGON、Block Bのジコ、そしてB1A4のジニョンだ。

ジニョンは当時、イ・サンミンの賞賛に恥ずかしがった。「それほどじゃない」と手を振った。

しかし、それはジニョンの謙遜だった。ボーイズグループB1A4のメンバーとしてデビューしたジニョンは、最近ガールズグループI.O.Iのデビューアルバムに収録された「桜の花が散れば」で有名になった。I.O.Iを生み出したMnet「プロデュース101」のミッション曲「同じところで」もジニョンの自作曲だ。「同じところで」は音楽配信ランキングの上位に入り、ジニョンの作曲の才能が高く評価された。

ジニョンは所属事務所の後輩アーティストであるOH MY GIRLのためにも「一歩、二歩」を作った。ジニョンの曲はOH MY GIRLの魅力を強調することに大きな役割を果たしたと評価されている。

ジニョンの所属事務所であるWMエンターテインメントは「ジニョンにガールズグループの歌を作ってほしいというラブコールが殺到している。ジニョンのプロデュースの実力が認められているとB1A4のメンバーたちもみんな喜んでいる」と伝えた。

ジニョンはB1A4のリーダー兼アルバムプロデューサーを務め、グループの特徴を活かした楽曲を発表してきた。ヒット曲「Lonely」「これはどういうことだ」「Sweet Girl」などがすべてジニョンの自作曲だ。同曲を通じてB1A4は清涼感のある少年のイメージで感性溢れるボーカルを届け、1位を獲得するなど、トップアーティストの仲間入りを果たした。