CNBLUE イ・ジョンシン「剣と花」“アクションシーンでできた傷を見てやりがいを感じた”

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4月25日(金) にDVD-BOXI、5月21日(水)にはDVD-BOXIIが発売される「剣と花」。
本作は、「善徳女王」のオム・テウン、「太王四神記」の チェ・ミンス、『高地戦』のキム・オクビンという豪華共演で、風前の灯の高句麗を背景に、乱世を駆け抜け、信念をつらぬく男たちの物語。ノ・ミヌがオム・テウン演じるヨン・チュンと対立する熱演を見せ、話題を集めた。
本作で初の時代劇に挑戦したCNBLUEのイ・ジョンシンのインタビューをお届けする。

―「剣と花」への出演が決まったときの気分は?

イ・ジョンシン:緊張もすごくしました。でも、前の作品が終わってから、思っていたより早く次の作品をすることができて嬉しかったです。最初に台本を読んだ時から、シウの役は本当に魅力的だと思っていたので、一生懸命準備しました。

―役作りのために準備したことや工夫したことはありますか? 参考にしたキャラクターは? 監督からキャラクターを作ることで何か指示はありましたか?

イ・ジョンシン:監督はやりたいようにやれと仰ってくださいました。他の時代劇のドラマをたくさん見ましたよ。

―長髪の刺客役のスタイルが、非常によくお似合いですが、ご自分ではいかがですか?

イ・ジョンシン:久しぶりに長髪スタイルに戻った感じがしたので気分が良かったです。最初は束ねない、ほどいたままのナチュラルなスタイルでしたが、脚本家さんから束ねてみては? と提案があって束ねてみたら好評だったので、その後からは束ねたスタイルでやっていきました。KBSのヘアメイクの方たちが本当に気を遣ってくれて、キレイにしてくれたので、より素敵なスタイリングになったのではないかと思います。この場を借りて、再度KBSのヘアメイクチームの方に感謝申し上げます。

―共演の皆さんと、初めて顔を合わせた印象はいかがでしたか? 共演者とのエピソードはありますか?

イ・ジョンシン:まず、キム・ヨンチョルさん、チェ・ミンスさんのような大先輩の俳優の方たちと少しだけでも撮影を一緒にすることができて光栄でした。先輩の皆さんがよくしてくださったおかげで、より力が出たと思います。そして、一度お姫様役のキム・オクビン先輩と一緒に馬に乗り逃げ出すシーンがありましたが、天気がすごく暑くて馬のコンディションが良くなかったのか、最高速力で止まらず2キロぐらいを狂ったように走ったことがありました。あわや2人とも落馬してもおかしくない状況だったんですが、幸いにもスタッフの1人が馬の前を塞いでくれて事故を避けられました……。馬から降りると手綱を握っていた手の肉が剥がれていました。すごく怖かった記憶ですが、後から考えると楽しかったです。

―前作「いとしのソヨン」で演技に高評価を得ましたが、本作はどんなことが違いましたか? 新たな挑戦で苦労したことは?

イ・ジョンシン:「いとしのソヨン」は50話で6ヶ月間の撮影でしたが、今回はミニシリーズなので、スケジュールをはじめ、全てのことに時間がなく、より一層緊張を緩めないようにしようと努力しました。乗馬を習ったことと時代劇に挑戦したことが大きな経験になりました。


「アクションシーンでできた傷を見てやりがいを感じた」

―アクションシーンでは怪我などしませんでしたか? 事前にどのような練習をしましたか? 苦労したこと、楽しんだことを教えてください。

イ・ジョンシン:アクションシーンが多いことを予想してドラマの撮影前からアクションスクールに通いました。幸いにも怪我をせずワイヤーアクションも経験できたので楽しかったです。藁葺き屋根の家にぶら下がっているシーンを撮るときは、かなり長い間撮影していて、ホテルに帰って身体を見てみると傷がたくさんできていて驚いた覚えがあります。その経験で他のアクション専門俳優たちの大変さに考えさせられる機会になりました。それでも、できた傷を見てやりがいを感じた気持ちに笑いながら撮影に臨みました。

―身分違いの秘めた恋心を持つシウに共感できたポイント、シウとご自身と似ている部分・違う部分はありましたか?

イ・ジョンシン:シウのような状況になったら、シウのようにしているというよりは、もっと積極的になったのではないかなと思います。とにかく自分の中にもシウのような気持ちがあるみたいです。

―ジョンシンさん自身は、ムヨン姫のような快活なタイプの女性をどう思いますか?

イ・ジョンシン:好きです。じっとしているよりは自分で動いて積極的に行動するタイプが好きです。

―日本の視聴者に「剣と花」の見どころを教えてください。

イ・ジョンシン:快活な映像美が記憶に残ります。カメラのアングルや、カットごとの感情表現が優れていると思います。

―セリフはどのように覚えていますか?

イ・ジョンシン:とにかく台本を頻繁に見ます。また、台本を持って出歩くことが難しい時が多くてケータイで台本を撮って移動しています。ケータイはいつも持って歩いているので、時間の空いたときに見て、他のことをしていても思いついたら、そのシーンのセリフを独りで受け答えします。たまに周囲の人たちが「いきなり何なんだ?」って見るときがあります。

―演技をする上でこだわっていること、大事にしていること、演技の魅力はどう思いますか?

イ・ジョンシン:まだできませんが、目だけでも感情を伝えることができる俳優になれたらと思います。演技の魅力は文字で表現されたキャラクターを自分の中にあるもので満たして新しく作っていくことが魅力的だと思います。


『木村拓哉主演「プライド」を見て演技をしてみたいと初めて思った』

―憧れや、影響を受けた俳優の方などはいますか?

イ・ジョンシン:全ての俳優の方たちから影響を受けたと思います。日本の俳優の方の中では木村拓哉さんが好きです。昔、「プライド」というドラマを見て、自分が彼になったようにドラマを見ながら「自分も演技をしてみたい」という思いを初めて持ちました。

―最近はまっていることはありますか?

イ・ジョンシン:写真をもう一度始めようと思い、基本の装備を買いました。ゆっくり最初からやっていくという考えで習っていく予定です。学生の時に写真学科で入試の準備をしていましたが、今回約5年ぶりにまた写真を撮ることを趣味にして、ゆっくり習おうと思っています。また機会があれば後日、写真の個展も開きたいです。

「剣と花<ノーカット版>」
全11巻 好評レンタル中 (TSUTAYAだけ)
4月25日(金) DVD-BOXI 発売
5月21日(水) DVD-BOXII 発売
各¥19,000(本体価格)+税
発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
セル販売元:ポニーキャニオン

公式サイト:www.kentohana-t.jp

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記者 : Kstyle編集部