【スターコラム】MBLAQ、演技とバラエティの間 ― Vol.1

Kstyle |

男性アイドルグループMBLAQが1年6ヶ月ぶりに5thミニアルバム「Sexy Beat」を引っさげて戻ってきた。これまで各メンバーが精力的に個人活動を行ってきたMBLAQであるだけに、今回の活動への期待はさらに高まっている。

今回のスターコラムでは、“完全体”になって音楽界にカムバックしたMBLAQメンバーの本音と、セクシーな男たちの初ステージの話が公開される。/編集者

NAVER スターコラム:MBLAQ


1.ミル、真の“バラエティアイドル”の誕生

こんにちは、ミルです^^ NAVERスターコラム、MBLAQ1部のスタートは僕が切りますね。1年半ぶりにMBLAQが戻ってきました。その間何をしていたのかって?なので僕たちがそれぞれメンバー一人一人の話をお伝えしたいと思います。それでは、始めましょうか?


ミル、「本物の男」と出会う

MBC「僕らの日曜の夜-リアル入隊プロジェクト本物の男」(以下、「本物の男」)のメンバーたちには本当に情が移りました。その中でもリュ・スヨン兄さんは本当に意外でした。初めて会った時、サングラスにコートを着て登場しましたが、何だか雰囲気が違って心配しました。しかし、リュ・スヨン兄さんが僕が降板するという話を聞き、「僕が君の仕事まで全てやってあげるから一緒に行こう」とトイレで慰めてくれましたㅠㅠ スヨン兄さんのような実の兄がいればいいのにと思いました。

メンバーは本当に皆面白いです。何より個人的には、スロ兄さんがいつも自分は完璧に規律を守ると言いながら実は抜けているところが一番面白かったです。でも、体罰を受けるときは1位になります。スロ兄さんは「本物の男」で階級がずっと上がり続けるのなら、将校までしなければなりません。ハハ

メンバーだけでなく、先任の方々にも情が多く移りました。ヤン・テスン部隊長のお父様が亡くなった時も、メンバーが第3部隊に行った状況で連絡が来ました。僕がメンバーに連絡したんです。出棺まであまり時間が残っていない状況で、スケジュールまで重なってしまい行くことが出来なかったのですが、最終的にお金を集めて、弔慰金を渡し、電話でお悔やみの挨拶を伝えました。両チームの部隊長とは、転役したらお会いしようと思います。


「本物の男」がミルに残したものは?

「たった一週間軍隊で生活することで何が分かる」「番組と実際の軍隊は違う」とおっしゃるかもしれませんが、僕はその一週間を通じて、全く知らなかった軍隊を知ることになったと思います。軍人精神が分かったし、内務班で生活しながら何をすればいいのかも分かるようになりました。もちろん、この話になると僕の意見も多様な意見の中の一つになるでしょうが。

軍隊について考えると体罰、仕事、訓練などが頭に浮びますが、そうではありませんでした。僕たちが芸能人だからと、連隊長と行政補給将校が親切にしてくれ、冗談にも付き合ってくれました。しかし、気づいたら他の内務班でもそんなふうに他の兵士と冗談を飛ばしながら楽しく過ごしていました。僕が思っていた雰囲気ではなかったのです。僕も軍隊に行って2年間、前任と後任の兵士たちと仲良く過ごしたら、後は情が移って涙が出てくるかと思います。

撮影の最終日には、実際に涙が出ました。視聴者の方々からわざと泣いているのではないかと言われるかもしれないと思い、メンバーと泣かないようにしようと決めました。ずっと泣いているのはよくないと思いました。でも、自然に涙が出ました。

本当に「本物の男」を通じ、どんな個人活動よりも多様な経験ができたと思います。MBLAQとしてカムバックするため降板することになり、すっきりしながらも寂しかったです。僕の後任として入ってきたZE:Aのヒョンシク君が憎らしいほどでした。まるで僕の女を奪われた感じでしょうか?ハハ。冗談です。それだけ僕にとっては大切な番組でした。厳しい状況の中で戦友愛が生まれたわけです^^

僕も後で再入隊ができれば、また行きたいです。「本物の男」で共にしたメンバーに限っては、必ずそうしたいです。


2.イ・ジュン&ジオ&チョンドゥン、“演技ドル”を目指した大胆な挑戦

こんにちは。MBLAQのイ・ジュンです。これまで僕とメンバーたちは、演技でファンの皆さんに出会いましたが、僕たちが思う演技についてお話したいと思います。

まず、僕は演技のために様々な映画を分析しながら見ています。僕なりに練習しながら観察しています。特に、シナリオもたくさん読んでいます。僕がジャンルを選ぶ状況ではなく、色々なジャンルに接した方がいいと思いました。

ドラマや映画を撮影すればするほど、色々なことを考えるようになります。僕なりに学ぶための努力もしますし、素直な気持ちで近づこうとしているうちに色々なことを感じるようになりました。経験という利益を得ました^^


イ・ジュン、ベテラン俳優に向けた第一歩

僕は今回、映画「俳優は俳優だ」で主演として出演することになりました。制作するキム・ギドク監督がシナリオを書き、シン・ヒョンシク監督が演出を担当しました。

僕はこの映画のシナリオを見て、何があってもやりたいと思いました。シナリオの最初のシーンが10分間独り言を言うシーンでしたが、最初は僕にはできないと思いました。でも、勇気を出してオーディションを受けました。

映画というものは情熱をたくさん見るようです。オーディションでぼろぼろになった台本を見て、僕を選んでくださいました。本当に一晩中台本を読みながら分析したんです。他の人たちに認めてもらうためには、もっと熱心にやらなければならないと思いました。

もちろんこのような演技に対する思いには、僕が抱えている夢があったんです。幼い頃からの夢が、ベテラン俳優になることでした。演技のうまいおじさんが目標でした^^ ここ数年間バラエティ番組に多く出演しましたが、今年に入ってからは演技に集中しました。誰よりも演技に対する確固たる信念がありましたので。

チョンドゥン、自身を捨てる演技…成長の道しるべ

僕がMBC QUEENのドラマ「ネイルサロン・パリス~恋はゆび先から~」で演技に挑戦したことはご存知でしょう?最初は何だか“メンブン”(メンタル崩壊)でした。台詞が多くてちょっと苦労しました^^ 出演された方々が皆、演技がうまかったです。

特に、僕はコミカルなキャラクターだったので、悩んだ末に僕を捨てることにしました。ハハ。そのためか、自分自身を捨てる能力が少しできたと思います。

ステージやバラエティでは僕の基準があり、格好良く見せなければならないという考えがありました。でも、今回はそんな考えがずいぶん消えてしまいました。確実に愛嬌が増えました。劇中のキャラクターのためなのか、3ヶ月間着実にやってきたら、僕も変わってきました。ハハ。

ジオ、「愛と戦争」でアイドルへの偏見がなくなってほしい

僕は演技であれ、音楽であれベストを尽くさなければならないと思います。僕が初めてドラマ「幽霊」を撮影したときは、天然だけどもドラマでソースを与える役でした。当時、撮影現場の僕の状況とよく合っていたし、先輩たちが支えてくれたので、特別な指摘もなく終わりました。

一方、「愛と戦争2-アイドル特集」では1時間をリードしていく主人公でプレッシャーがあったことも事実です。アイドルの演技に対しては偏見がありますが、もちろんすべてのアイドルがうまくやるのであれば、そんな偏見もないでしょう。しかし、機会が与えられるということが僕には重要です。僕のボーカルも完成型ではありませんが、理解して行き、繰り返していく中でアルバムも成長するんです。完璧ならよいですが、みんながそうなることはできないでしょう。演技も同じだと思います。

とにかく、どんな分野でも覚悟ができた人なら、今は非難されても賞賛される未来に向けて準備することが必要だと思います。アイドルの生命力や音楽などの活動にも限界があります。何でも最善を尽くしたいです。


3.スンホ、ダンススポーツにはまった“青年会長”

実は、最初に「dancing with the star3」に出演したときはカムバックを準備しながらも十分できると思いました。僕はいつでも踊っていたし、ダンスが好きな人間として軽く考えていたのです。

しかし、一週間でダンススポーツ選手の基本を正確に身につけることなど、話になりませんでした。それができるのなら、それはダンススポーツ選手を侮辱することです。それでどうすればいいのかと悩み、「人よりたくさん練習すれば1位になれる」と思うようになりました。

結局僕は、しばらくダンススポーツの基本を身につけるまでそこに集中したいと所属事務所に話しました。ダンススポーツだけ1ヶ月ほどやりました。ほぼ毎日練習室に行きました。それで得られたものも多いし、貴重な時間になりましたが、皆さんにお勧めしたくはありません。これはそんなに甘いものではありませんので^^;;

「dancing with the star3」の競演が終わって翌日に振り付けのチェックがあります。土曜日に振付けのチェックが終われば競演前まで50時間を練習しますが、これは本当です^^

本当に全ての出演者が熱心にやっていました。これが後からプレッシャーになります。なぜなら、僕が休める週にも他の方々が練習しているのを見るとまた練習するようになったためです。

そのように善意の競争をするうちにお互いに親しくなり、最終日にはプロデューサーと出演者が打ち上げパーティーをしましたが、僕を主人公のように迎えてくれました。ハハ。僕にとっては新しい挑戦で、幸せな時間でした。

ここまで、MBLAQのメンバーそれぞれの正直な話でした。久しぶりの率直な時間、楽しかったでしょうか?2部ではMBLAQのカムバックについてお話しますので、楽しみにしてください!

文:MBLAQ

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。

記者 : MBLAQ