「王になった男」リュ・スンリョン“イ・ビョンホンの前で自惚れ、馬から落ちた”

TVREPORT |

俳優のリュ・スンリョン(42)が撮影中に馬から落ちる落馬事故にあった。

映画「王になった男」(監督:チュ・チャンミン、制作:リアライズピクチャーズ)で光海(イ・ビョンホン)の忠直な臣下であり、キングメーカーのホ・ギュンを演じたリュ・スンリョンは、18日に行ったTVレポートとのインタビューで笑えないエピソードとして“落馬事故”を選んだ。

リュ・スンリョンは「映画の中で馬に乗るシーンがあった。僕は『神弓 KAMIYUMI』(監督:キム・ハンミン)で馬の乗り方を学び、上手に乗れると自信を持っていた」と話した。

彼は「イ・ビョンホンとキム・イングォンが馬に乗ることをとても怖がっていた。なんだか自信が持てた。彼たちの前でカッコいいポーズで馬に乗って“全然怖くない”と思い上がっていた」と付け加えた。

続いて「問題は、撮影が始まった後だった。馬とひとつになって走っていけると思ったけれど、馬と呼吸が合わなくて馬から落ちる事故が起きた。イ・ビョンホンとキム・イングォンは落ちずに上手に乗っていた。あいにく落ちたところが排水溝のあるセメントの道だった。本当に痛かったが、顔に出すことができなかった」と告白した。

彼は「落馬事故で再び学んだ。人間は傲慢になってはいけない、いつも謙遜しなければならないということだ。幸い、大きなケガはしなかったが、腰が痛くて治療を受けている。いまだに痛いと言えなかった。あの時を思い出すと、今も恥ずかしい」と、苦笑いした。

「王になった男」は朝鮮時代光海君8年、毒殺の危機にさらされた王、光海(イ・ビョンホン)の代わりに王のふりをすることになった賤民(最下層の身分とされた人々)ハソン(イ・ビョンホン)が王の代役になることで繰り広げられるストーリーを描いた映画だ。「あなたを愛しています」「愛を逃す」「麻婆島(マパド)」を演出したチュ・チャンミン監督がメガホンをとり、ハン・ヒョジュ、リュ・スンリョンが加わった。今月19日に韓国で公開予定である。

記者 : チョ・ジヨン、写真 : ムン・スジ