1000万人突破の「王になった男」…ベトナムと中東を熱く盛り上げた

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写真=CJエンターテインメント
観客動員数1000万人を突破した映画「王になった男」(監督:チュ・チャンミン、制作:リアルライズピクチャーズ、配給:CJエンターテインメント)が、海外の映画祭に招待され好評を得ている。

「王になった男」は18日、ベトナムのホーチミンで開かれた「第1回ベトナム-韓国映画祭」の開幕作として選定された。現地での試写会を行った後は、主要な媒体を含んだ新聞と雑誌などで大きく報道されながら熱い反応を得た。

ベトナムの主要な媒体である雑誌「THOI TRANG TRE」と新聞「Phap Luat TP.HCM」は、「コミカルかつカリスマ性溢れるイ・ビョンホンの演技を観た観客は、『さすがイ・ビョンホン』と評価するしかない。『王になった男』は今秋、笑いと同時に感動と独特な楽しさを提供する」と伝えた。

同映画祭に先立って行われたアラブ首長国連邦の「アブダビ国際映画祭」でも肯定的な反応が続いた。

「アブダビ国際映画祭」に招待された「王になった男」のチュ・チャンミン監督と俳優リュ・スンリョンは6日、アラブ首長国連邦を訪問し、観客と質疑応答の時間を設けた。

現地の観客は、海外の観客にとっては珍しい時代劇映画にも関わらず、映画から伝わる美しくて韓国的なビジュアルに感嘆し、愉快な面白さとドラマチックなストーリー、そしてイ・ビョンホンやリュ・スンリョンなど、俳優たちの演技について絶賛した。

各国の映画業界の関係者と現地の観客は、チュ・チャンミン監督とリュ・スンリョンに「素晴らしい韓国映画の誕生を祝福する」と伝えた。

実際にレッドカーペットでは、中東の媒体の熱い取材が続いた。リュ・スンリョンは映画上映の後、現地の観客の撮影要望に一つ一つ丁寧に応じながら、観客にファンサービスをした。

ファクション時代劇(事実をもとにしたフィクション)である「王になった男」は、王になってはいけない賤民(センミン:最下層の階級の身分とされた人々)が王になっていく過程を通じてカタルシス(解放感)と面白さを提供しながら興行成績を順調に伸ばしている。

記者 : キム・ミリ