ULALA SESSIONの挑戦…ショーのためのステージは用意された
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写真:イ・ジョンミン
2011年に放送されたMnetのオーディション番組「SUPER STAR K3」は、たくさんの話題を作り出したが、その中でも優勝チームであるULALA SESSIONに対する注目度は、どのシーズンよりも高かった。毎回の生放送で披露した完璧なパフォーマンスと歌はもちろん、リーダーのイム・ユンテクが胃癌で闘病中だという事実まで知らされ、視聴者の感動はさらに大きくなった。オーディションがULALA SESSIONの優勝で幕を下ろしてから6ヶ月が過ぎた2012年5月10日、希望のメッセージを伝えた4人の男が自分たちの声が入った新しいアルバムを持って戻ってきた。Busker Buskerの成功でプレッシャー?ULALA SESSIONは違う!
オーディションの時公開したULALA SESSIONの曲は音楽チャートにランクインし、オーディションが終わった後も公演会場で多くの人々の歓呼を受けた。ファンだけでなく、先輩歌手たちの称賛も相次いだ。まだ自分たちの名を掲げて正式にアルバムを発表してはいないが、すでに誰もが口を揃えて話す“スター”がULALA SESSIONだった。だが、これは確かに大きな負担になるはずだ。その上、オーディションの決勝で対決したBusker Buskerの1stフルアルバムがセンセーションを起こし、最近発売されたアルバムの中では珍しく、1ヶ月以上店頭やインターネット両方で大きな人気を博している状況だ。ULALA SESSIONも9日に開かれた記者会見で“羨ましかった”と言うほど大きな成功を収めたBusker Busker。これについて「Busker Buskerは野球代表チームで、私たちはサッカー代表チームだ」と言いながら負担はないとしたが、同じオーディションに参加し、しかも決勝戦で対決したチームであるだけに、ファンとしては比較するしかない状況だ。
しかし、ULALA SESSIONはファンの比較やいかなる視線からも自由になれるような気がする。無名の悲しみ、病気への恐怖、全国民が見守っているという緊張感などを全て乗り越えて音楽への情熱と純粋な気持ちでここまで来た彼らだ。4人の男の目つきと表情からは、無限の自信が感じられる。重要なのは、本人たちの胸から出た音楽であって、数値化された結果ではないだろう。商業的にBusker Buskerを上回るかどうかとは関係なく、ULALA SESSIONには、自分たちの歌が世の中に鳴り響き、それに感動して楽しむ人々がいるということがさらに大事だと思う。
写真=CJエンターテインメント
準備完了!残っているのは挑戦だけ!
最高のスタッフの支援を受けてアルバム制作をし、他のオーディション番組出身のスターとは違ってすぐに地上波テレビの番組に定期的に出演することになり、関心もいつもより熱い。アルバム発売前日の記者懇談会も成功し、PSY(サイ)が出演した予告映像に対する反応も爆発的だった。華やかにデビューするためのステージは全て準備済みで、ULALA SESSIONの歌とパフォーマンスの腕もすでに検証されたと言える。10日深夜12時にアルバムが公開された直後のチャートの反応も爆発的だ。PSYとユ・ゴニョンが意気投合して作った「美しい夜」は各種音楽チャートで1位を獲得し、17日に公開されるPart2に対する関心も高い。残されたことは、「SUPER STAR K3」ですべてを賭けて挑戦したように、もう一度情熱を尽くして挑戦することだけだ。ステージで踊って歌うことだけで多くの人に希望を与えたULALA SESSION。彼らの“ウルララ”な挑戦を“ウルララ”に応援する。
記者 : イ・ジュンサン