「グッド・パートナー」ナム・ジヒョン“視聴率が良くて驚いた…離婚弁護士役にプレッシャーはなかった”

OSEN |

写真=マネジメントSOOP
女優のナム・ジヒョンが「グッド・パートナー」放送終了の感想を語った。

最近、ナム・ジヒョンはソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)にあるカフェで、SBS金土ドラマ「グッド・パートナー」の放送終了を迎え、インタビューを行った。

同作は、離婚が天職のべテラン弁護士チャ・ウンギョン(チャン・ナラ)と、離婚は初めての新米弁護士ハン・ユリの冷たくも熱いヒューマン法廷オフィスドラマだ。ナム・ジヒョンは劇中、ロースクールを首席で卒業し、大型法律事務所のテジョンに入社した新米弁護士ハン・ユリ役を演じた。彼女はテジョンの離婚1チームに配属され、チャ・ウンギョンとことあるごとに対立しながらも、ついに“グッドパートナー”になる人物だ。

この日彼女は、「グッド・パートナー」を終えた感想について「久しぶりに全16話のドラマに出演しました。でも、撮影期間は6ヶ月くらいでしたので、最近のドラマとしては長くありませんでした。とても暑い夏に撮影が終わりましたので、体力的に疲れましたが、それでも現場が好きで、やりがいもありました」と語り始めた。

そして「放送が終わって、あまり時間が経っていないじゃないですか。最後の放送はみんなで一緒に見ました。主役たちとスタッフの方々の中で集まれる方々で集まって、制作会社の事務所で見ましたが、みんなで一緒に見たら新しい感じがしました。第1話と2話の仮編集版もそのメンバーたちと見たことがあって、その時のことも思い出しました。今はただ感謝し、嬉しい気持ちが大きいです」と伝えた。

「グッド・パートナー」は最終話の視聴率が15.2%で放送終了した。自己最高視聴率の17.7%には至らなかったが、SBS金土ドラマの人気を受け継ぎ、成功したと評価された。

彼女は高視聴率について「実は本当に驚きました。視聴率を上げるのは容易なことではありませんので。序盤に視聴率が比較的はやく上がってきました。オリンピックで放送休止になる前も2桁まで上がってとても驚きましたし、嬉しかったです。現場では変わることなく、雰囲気が良かったからか、『油断せずに一生懸命に撮ろう』と言って、雰囲気は同じでした。でも、みんな心の中では『いや~』と言っていたと思います。そして最後の放送を見た日には、抱きしめ合ってお疲れ様と、みんなで祝杯をあげました」と語った。

彼女が考える「グッド・パートナー」の人気の理由は何だろうか。彼女は「私たちのドラマが離婚専門弁護士の話なので、離婚したい人々が訪ねてくる話を描くドラマだと思われますが、実はその中の人に集中する話なんです。事件の流れも重要なのですが、それを経験する人々はどんな気持ちなのか、それを解決する人はどんな気持ちなのか、どんな努力をするのかを語るドラマですので、多くの方から共感していただけたのではないかと思います」と推測した。

また、「その話を完全に理解するには年齢と経験が足りない感じで、年配の方々がご覧になった時、深く感じられるではないかと思います。社会人一年目の演技をしましたが、私は社会人一年目ではないので(笑)。ちょっとそのような姿が離婚専門弁護士でなくても、社会人の方々から共感していただいたと思います。ドラマが丁寧によく描かれたと思います」とつけ加えた。

今回のドラマを準備する過程でファッションにも力を入れたという。彼女は「私たちはスーツしか着ません。実際にもフォーマルな服、カジュアルと言ってもツイードジャケットくらいだそうです。スーツは私たち4人が一つのチームなので、それぞれスタイルを決めました。私とナラ先輩はスーツスタイルが少し異なります。私はジャストサイズからワイドなデザインまで合わせました」と伝えた。

それから彼女は「私も後で聞きましたが、監督が私たち4人のコーディネートにも気を使ったそうです。衣装を着て写真を送ったら、4人のスタイルが重ならないようフィードバックをくださいました。そのようなところにも気を使ったと聞きました」と伝えた。

離婚弁護士役は難しくなかったかという質問に彼女は「それでもよかったことは、民事裁判なので、刑事裁判より用語が実生活に近いんです。ですが、単語には慣れていますが、これをくっつけて言ったことはありませんでした。序盤に金融情報提出命令という台詞が出てきましたが、それを言ったことがなかったので、うまく発音ができませんでした」とし、「私はすべての専門知識は分かりませんので、台本にあることを重点的にやりました。脚本家さんとも電話番号を交換して、分からないことがあればいつでも聞いてと言われましたので、不安やプレッシャーはありませんでした」と打ち明けた。

離婚に関する様々なエピソードが登場したドラマの中で記憶に残るシーンはあるかと聞くと、彼女は「第2話のキャンピングカーのエピソードを思い出されます。私も台本を読んだ時、印象深かったエピソードでした。本能的にお金よりは子供を選ぶことを当たり前だと思いますが、実際に弁護士の方々は離婚後の経済的自立を保障しようと努力しているそうです」と話した。

それと共に、「それでそのエピソードを見てこんなふうに解決することもあるんだなと思いましたし、台本を見て泣きそうになったのは、ウジンとウノが面倒を見た息子が実子ではないというエピソードです。しかし、息子でないことを知っていましたし、それがウジンの状況と重なる部分があって、台本を読みながら本当に悲しかったです」と振り返った。

先立ってチャン・ナラは制作発表会で、ハン・ユリが退社するほどむかつく話し方を研究したと明かした。ナム・ジヒョンに実際に腹が立った台詞があるかと聞くと「実は、ナム・ジヒョンという人間は、ウンギョンによってそれほど打撃を受けることはありませんでした」とし「ユリの立場から見たら、その時が辞めると言った時でした。ユリが自分のためにも、依頼人のためにも良いと思ったようです。そのような事件まで包容する余裕がないと考えたんです」と答えた。

ドラマの人気に支えられ、視聴者も熱い反応を見せた。記憶に残っている反応はあるかと聞くと彼女は「私は、このドラマが視聴者の反応が一番気になるドラマでした。本当に感情移入しすぎて一緒に悪口を言って、怒りながらリアルタイムで感情が同化する姿を見てとても嬉しかったです」とし「私たちはもう知っていますので感情が少し落ち着いていますが、その反応に快感を抱きました。そして韓国の方は本当にコメントが最高です。キム・ジサン(地上)の名前ももったいないからキム・ジハ(地下)と呼べと言っていました。本当にセンスがいいと思いました」と話した。

彼女の人生で「グッド・パートナー」は誰なのかと聞くと、「私は個人的に母親が一番素敵なパートナーだと思います。母とは20歳まで仕事を一緒にしました。『家族なのにどうして』までやって、私が事務所に入ってからは、母は完全に視聴者モードで私のドラマを見ています」と話す。

彼女は「年を取って時間が経てば経つほど、母がしてくれたことがとてもありがたいことだと、本当にたくさん感じますし、誰も勝てないと思います。また、何の心配もなく仕事ができるようにしてくださっている事務所や、人間ナム・ジヒョンの素敵な友達もたくさんいます」と感謝した。

記者 : =キム・チェヨン