2月のNYロケ当時、撮影現場近くで銃撃事件が起き、制作チームと俳優が退避した

SBSドラマ「ファッションキング」の制作チームがニューヨークロケ撮影当時銃撃事件で撮影を中止した事実を公開した。

SBSは27日報道資料を発表し「2月に行った『ファッションキング』のNYロケ撮影中、すぐ隣の街で起きた銃器事件で撮影を全面中止したことがあった」と明らかにした。2月17日(現地時間)ニューヨーク、ブルックリンでの撮影中に起きたこの銃撃事件は、現地のニュースにも報道されたという。

同日撮影チームは、船上で反乱を起こしたという濡れ衣を着せられ、ガヨン(シン・セギョン)の家にいたヨンゴル(ユ・アイン)が誰かの密告で警察に逮捕されるシーンを撮るためのリハーサルの真っ最中だった。

夜9時を少し過ぎてリハーサルが終わる頃、撮影現場を警護していた現地の警察とプロダクションのスタッフは、すぐ隣の街で銃撃事件が起きたという話を聞いた。銃器を所持した人物の行方が分からないという緊迫したメッセージを受けた制作チームは、安全のために緊急に俳優を宿舎に戻した後、撮影装備を取りまとめ現場を離れたという。

迂余曲折を経てやっと撮影したヨンゴルの逮捕シーンが盛りこまれた「ファッションキング」の第4話は27日夜9時55分に放送された。