INFINITE ウヒョン、ソロデビュー曲「こくりこくり」MV公開…日本で撮影されたノスタルジックな雰囲気

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写真=「こくりこくり」ミュージックビデオ画面キャプチャー
華麗なカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス) はない。そこには、切なさがあふれ出す歌声がある。離れていった女性を恨む姿はない。その代わり、愛を失った自分を責めた。INFINITEとは異なる、ウヒョンの別れはそうだった。

9日午前0時、INFINITE ウヒョンの1stソロアルバム「Write..」が発売された。タイトル曲「こくりこくり」を含め、収録曲「あの人」「香り」「Gravity」「Stand by me」など6曲が収録された。

タイトル曲「こくりこくり」は、M.C the MAXのJ Yoonが作曲し、作詞家のキム・イナが作詞した。愛の後に訪れる“別れ”の後遺症で、悲しみの中に生き続ける男性の姿を描いた。深い感情を纏い、しっとりとしたウヒョンの声は、静かな痛みに変わり、聞く人の胸を打った。

歌は、別れの悲しみの中に埋もれた状態で始まった。愛を忘れられないのも、泣くのもすべて自分のせいだと受け止めた。その記憶はいつの間にか、まるで指にできたタコのように自分の一部となってしまった。もう離れられない存在になったのだ。相変わらず流す涙も、忘れられなくても、仕方がないと歌った。

それでも変わらず愛を信じている、離れていった相手を心から消すことはできないからと、待っていると「こくりこくり」と答えた。

ウヒョンの「こくりこくり」のミュージックビデオは、ファン・スア監督が演出を手掛けた。ウヒョン自らが主人公をつとめ、昔の愛の記憶を追った。日本の小さな町を背景に、ノスタルジックな雰囲気と青々とした自然が融合し、落ち着いた雰囲気を演出した。ウヒョンの涙の演技が切ないムードを高めた。

記者 : キム・イェナ