パク・ボゴム、ペ・スジと思わぬ熱愛説?共演から広まった噂に言及「配慮のある、とても良い友達」

OSEN |

映画「ワンダーランド」に出演したパク・ボゴムが、ペ・スジとの熱愛説について自ら釈明した。

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のあるカフェでは、映画「ワンダーランド」の主演俳優パク・ボゴムのインタビューが行われた。

「ワンダーランド」(監督:キム・テヨン)は、死んだ人を人工知能で復元するビデオ通話サービス“ワンダーランド”を通じて、愛する人と再会する物語を描く。「家族の誕生」や「レイトオータム」などを演出し、好評を博したキム・テヨン監督が13年ぶりに披露する長編映画だ。監督の妻で中国女優のタン・ウェイ、ペ・スジ、パク・ボゴム、チェ・ウシク、チョン・ユミ、特別出演のコン・ユまで、豪華ラインナップで話題になった。

パク・ボゴムは「軍隊で学んだ用語が“むしろ良い(好き)”でした。『ワンダーランド』も、軍隊に行ってから公開されてよかったと思っています。軍隊の先輩・後輩から、映画はいつ公開されるのと聞かれていましたが、ちょうどAIサービスに関心が高まっている時期に公開することになりよかったと思っています」と明かした。

彼は劇中、ペ・スジと恋人役を演じた。2人は意識不明の恋人をワンダーランドで復元したジョンイン(ペ・スジ)と、奇跡のように目覚めた後、全てのことに混乱するテジュ(パク・ボゴム)を熱演した。パク・ボゴムは「SEOBOK/ソボク」以来、3年ぶりに映画に出演。2022年に除隊した後、初めて公開される映画でもある。

2018年「百想芸術大賞」でMCとして出会ったパク・ボゴムとペ・スジは、パク・ボゴムの軍服務期間を除き、今年まで連続でMCを務め、特別な縁を結んだ。生放送の授賞式をリードする安定感のある進行と、2ショットだけでも胸をときめかせるビジュアルケミ(ケミストリー、相手との相性)で相乗効果を発揮した2人は、「ワンダーランド」で初共演を果たした。

パク・ボゴムは「お互いの声によりサポートし合い、自分の撮影がない時も現場に行きました。そのおかげでリアルに感じながら演技をすることができました。スジさんとは、一緒にMCをやった時は敬語を使っていましたが、今回の映画を撮りながら初めてため口を使いました」と話した。

パク・ボゴムはペ・スジのケミにより、映画の公開前から熱愛説が浮上したが、これについて「お似合いだと好意的に見てくださって感謝いたします」と笑い、「MCとしても息を合わせましたが、その時は授賞関連のコメントだけを覚えて言っていたので、演技になるとはるかにたくさんの話を交わしました。深い話もして、意味のある時間でした」と明かした。

続いて「今後、機会があればまた素敵な作品で会えたらいいなと思いました。最近、毎日(KBS 2TVのミュージックトークショー)『THE SEASONS』に一緒に出た時の曲を聞きながら、『僕たち、本当にきれいだな~』と思っています。爽やかで若々しくて、青春という感じがします(笑)。映画の中の僕は若く見えます」と自画自賛し、笑いを誘った。

これに先立って行われたインタビューでタン・ウェイは、「パク・ボゴム&ペ・スジカップルのおかげで、映画を観ながら目の保養になった。とても美しいカップルだった。最近2人がある番組に出て歌う姿も見たけれど、『わぁ、どうしてこんなに美しいんだろう』と思い、目に薬が入ってくるような感じがした。顔にシートマスクを使うように、その映像を見ると目が良くなる感じがする」とし「中国のWeiboでもパク・ボゴム&ペ・スジカップルの話が毎日出てくる。『本当にお似合いだ』『うまくいってほしい』などだ。私もそう思うし、本当に久しぶりにカップルだったらいいなと思った。中国メディアでそのような記事がたくさん出ている。映画の中でボゴムさんがピアノを弾き、スジさんが歌を歌っている途中で、2人が目を合わせるシーンがあるが、思わず『わぁ~』と声が出た」と微笑んだ。

キム・テヨン監督も「スジとパク・ボゴムが付き合っていると疑う声もあると思うし、僕をだますこともできるけれど、そうではないと思う。本当に友達として仲が良い感じだ」と話した。

パク・ボゴムは「スジさんとはとても仲良くしているけれど、(熱愛説などで)ぎこちなくならなければいいなと思っています」と釈明し、笑いを誘った。

また、ペ・スジと公の場で披露したペアルックについても、「僕は先にフィッティングを終えた状態だったのですが、スジさんにどんな衣装を着るのと聞きました。写真を見た時、似ていたので通じるところがあると思いました。そして制作報告会の時は合わせたわけではなかったのですが、似たような格好をしていて不思議でした」と話した。

「MCのスジと女優のスジはどうだったか?」という質問には、「MCとして会った時も良かったけれど、演技をするのも楽しかったです。これまで作品に出演すると、監督とたくさん話をしていましたが、主に僕一人で監督と話していたんです。でも今回は相手俳優と最初から最後まで、全てにおいて一緒に話しました。『このような記憶はあっただろうか?』と思うほど、この作品が好きで、愛していました」とし「スジさんもジョンインという人物が好きで、愛していると感じました。『演技を楽しんでいるんだな』と思いました。僕もやりがいがあって楽しくて、力をもらったような気がします」と感謝を伝えた。

さらに「スジさんは配慮もできて、とても良い友達です。監督が冗談半分、本気半分でいつかミュージカル映画を作りたいとおっしゃったのですが、スジさんと僕を見ながら、『2人の美しい物語を作りたい』と言われたので、『僕たちもやりたいです』と答えました。『ワンダーランド』の撮影は、本当に良い記憶になっています。スジさんにサポートしてもらってたくさん話し合い、僕も最善を尽くしました」と振り返った。

長い“軍白期(軍隊+空白期)”を過ごしたパク・ボゴムは、「僕も早くご挨拶をしたかったのですが、時期も時期ですし、悩みが多くなる時でした」とし、「それでも幸いなことに、『本当にお疲れさまでした(原題:ポクサクソガッスダ)』に出演することになり、ミュージカルにも挑戦しました。人々に僕の顔を早くお見せすることはできませんでしたが、自分のやりたいことに挑戦できたのでよかったです。その次に『グッドボーイ』を撮影して、今年の年末から来年までは僕をたくさん見ていただくことができると思います」と述べた。

彼は「早く復帰したかったのですが、ゆっくり悩み、自分をしっかりと固める時間が必要でした。その間、大学院の卒業を控えて論文も書いていました。周りの久しぶりに会った人から、『最近テレビに出ないね?』と言われました(笑)。テレビに出ていなくても忙しく過ごしていたのですが、作品に続けて出演していなければ、人々は分からないかもしれないと感じました」と話した。

海軍の軍楽隊で服務したパク・ボゴムは除隊後、THE BLACK LABELに移籍した。TEDDYが率いる企画会社で、BIGBANGのSOL、チョン・ソミなど、多くの歌手が所属している事務所と専属契約を締結した。

「音楽に対する夢のため、THE BLACK LABELに移籍したのか?」という質問に「その理由も排除できませんが、それが主な理由ではありませんでした。一緒に作業すれば面白そうだと思ったからです。新しい事務所に入るというのも挑戦です。その時は俳優マネジメントがない事務所でした。今は事務所でとても楽しく作業していることが多く、各部署があるので、僕が出したアイデアと相乗効果をたくさん生み出すことができます。ファンと会う時間や何かを作ること、シーズングリーティングのテーマを考えることなどが好きです。各分野において素晴らしい方たちがいらっしゃるので、楽しいです。機会があれば、TEDDYさんと何かを作りたいというのもウィッシュリストにあります」と話し、期待を高めた。

最近行われた「ワンダーランド」のVIP試写会には、パク・ボゴムと縁のあるホットな俳優ビョン・ウソクが登場。2人は韓国で2020年に韓国で放送されたtvNドラマ「青春の記録」で共演した。ビョン・ウソクが「ソンジェ背負って走れ」を通じて大ブレイクしたことで、現在「青春の記録」の映像も、SNSやオンラインコミュニティで再び注目を集めている。

パク・ボゴムは「ウソク兄さんが試写会に来て映画を観てくれたのですが、『面白かった。じーんとした』と言っていました。『青春の記録』も、兄さんと楽しく撮影しました。『青春の記録』のストーリー自体がウソク兄さんのようです。だからもっと応援したくなりましたし、お祝いしたくなるのだと思います」と心から喜んだ。

さらに「数日前にもウソク兄さんと連絡したのですが、『体に気をつけて』と話してくれました。とても嬉しかったです」と笑顔を見せた。

記者 : ハ・スジョン