BTS(防弾少年団) V、新番組「ソジンの家」の撮影後に点滴も?イ・ソジンからパク・ソジュンまで…出演陣が裏話明かす(総合)

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写真=tvN
ヒーリングバラエティが、レストラン経営シミュレーションゲーム兼オフィスドラマに変身した。社長に昇進した俳優イ・ソジンが、新しい食堂「ソジンの家」をオープンする。

本日(22日)午前10時、ケーブルチャンネルtvN「ソジンの家」の制作発表会が収録中継された。この日の制作発表会には、ナ・ヨンソクプロデューサー、イ・ソジン、チョン・ユミ、パク・ソジュン、チェ・ウシク、BTS(防弾少年団)のVらが出席した。

韓国で24日の午後8時50分に放送がスタートする「ソジンの家」は、tvN「ユン食堂」に継ぐ新しいフランチャイズ食堂バラエティ番組だ。ニューヨーク大学経営学科出身のイ・ソジンは社長に昇進し、のり巻き担当取締役のチョン・ユミ、部長に昇進したシェフのパク・ソジュン、「ユンステイ」のインターン出身チェ・ウシク、新しく合流したインターンのVを引っ張る。

メインメニューは、のり巻き、ラーメン、トッポギなどの韓国料理。プルコギ、ビビンバなど韓国を代表する伝統的な料理を披露した「ユン食堂」とは違って、「ソジンの家」のメンバーたちは、より一層親しみのあるメニューを披露する。目も口も楽しい軽食で、メキシコ・バカラルの現地の人々から愛されたという。

ナ・ヨンソクは普段のイ・ソジンとの会話から新しいバラエティに関するインスピレーションを得る演出家だ。「ソジンの家」もイ・ソジンとの会話をもとに企画した番組なのかという質問に、「必ずしもそうではないけれど、もともと『ユン食堂』というプロジェクトをしていた。そのプロジェクトの前後に私たちが会ってご飯を食べたり、雑談をしたりしている時に、ソジン兄さんに『こんなことをしたらどうだろう』と話したことがある。『ユン食堂』はユン・ヨジョン先生が社長なので、そんなに上品な番組ではなくて、屋台のようなものをしてみようと」と答えた。

ナ・ヨンソクは「『製パン王イ・タック』と言って、ヨーロッパでイ・ソジンがたいやきを売る番組を企画していたけれど、1人でするより軽食の屋台のような雰囲気がいいんじゃないかと思った。『ユン食堂』というフランチャイズは韓国料理をきちんと紹介する番組なので、軽くてカジュアルな韓国料理を紹介することをフランチャイズのようにした方がいいと話した。その結果『ソジンの家』という食堂を開くことになった」と付け加えた。

最近、ネット上では「イ・ソジンが結婚したら、ナ・ヨンソクが1番喜ぶんじゃないか? 新婚旅行は『花より新婚』を撮って、新婚生活は『新婚日記』を撮り、赤ちゃんを産んだら育児リアリティの新バラエティをローンチし、子供が少し大きくなったら『三食ごはん』離乳食編をしてもいいし、どれだけいいだろう」という投稿が話題を集めた。これまで「花よりおじいさん」「三食ごはん」シリーズなど、多数のtvNバラエティを共にしたイ・ソジンとナ・ヨンソクの深い友情に基づいたネットユーザーたちの愉快な想像だった。

これに対してイ・ソジンは「そんなとんでもない番組を……。いくらナ・ヨンソクであってもそんな番組は作っちゃいけない」と断言した。しかし、ナ・ヨンソクは「私は十分にできると思う。気になって観てみようという視聴者の方々もいると思う。ただ問題は……」と明かした。MCのパク・キョンリムは「ここまでにします」と急いで話を締めくくり、笑いを誘った。

「ユン食堂」の取締役から「ソジンの家」の社長になった感想を尋ねられたイ・ソジンは「私も年齢があるし、いつまでも誰かの下で働くことはできないと思って独立した。誰かの顔色を伺うこともなくできるというのが、1番の長所だと思う」と答えた。

また彼は「ユン食堂」の社長だったユン・ヨジョンなしで初めて社長として食堂を運営してみた感想について「とてもいい。勝手にできて、顔色を伺わなくてもいいから。あまり大変じゃなかった」と話した。

続いて「今回の『ソジンの家』がうまくいかなかったら、すぐに『ソジュン家』に変わると思う」と付け加えた。これに「ソジュン家」「ユミ家」「ウシク家」「テヒョン家」の制作計画があるのかという質問に、ナ・ヨンソクは「私に企画があるというよりは、(出演者たちが)自主的にそういう番組を作っていると聞いた。社長のいない場所で様々な番組が作られていて、私が知っている限りでは、社長のいないグループチャットルームがいくつも作られていると聞いた」とし、メンバーたちの笑いを誘った。

パク・ソジュンは「ソジュン家」を計画しているのかという質問に「とんでもない」と答えた。「欲があると聞いている」という言葉には「時間が話してくれると思う」とし、笑った。

「ユン食堂」で優れた料理の腕前をアピールしたチョン・ユミは、「ソジンの家」で看板メニューであるのり巻きを担当する。慣れ親しんだ料理なので簡単だったかという質問には、「むしろもっと難しかった。天気がどうしても暑いので、材料を傷めてはいけないと思って、事前に準備をした。韓国で作るのり巻きはむしろもっと簡単だった。そこでは末っ子(V)がたくさん手伝ってくれた。生野菜を使って、新鮮な食材で作らなければならないので、それがちょっと難しかった。炒めたら巻きやすいのに、生野菜だったのでバラバラになって巻きづらかった」と答えた。

続いて、昇進したことについては「その前に取締役に昇進させてくれて嬉しかったけど、私は登記上の取締役らしくて……。それについて詳しく知らなかったけど、(イ・ソジン)兄さんがこの食堂に問題が起きたら、君が責任を持って、私たちは全員離れていくから、君は残ってここの責任を取りなさいと言われた。常務で取締役だと言われて嬉しかったのに、違った。登記上の取締役らしい」と付け加えた。

パク・ソジュンは、料理はもちろんイ・ソジンからたっぷり愛される右腕役を果たしたという。彼は「実は同じように顔色を伺った。変わった点は、仕事がずっと多かったという点だ。思ったより忙しかった。こんなに最初から最後までキッチンにいたのは初めてだった。飲食業をされている方々に対する尊敬の念が湧いてきた。私たちは番組のために数時間働くだけだが、一日中働いている方々もいる。短い時間だったのに、すごく激しい労働の苦しみを感じた。もちろんよく召し上がってくださる姿を見ると、それだけやりがいを感じるけれど、忙しい中でもいろいろなことを考えさせられた」と語った。

イ・ソジン社長の経営哲学が気に入ったかという質問には、「本当に正直に言うと、この番組が本当に不思議なのは、何か撮影だと考えず、その中に入ったら本当に商売をうまくやりたい、頑張りたい、少しでも昨日より良い売り上げが出てほしいと思う」と答えた。

続いて「社長が『もうやめよう』と言った時、心の中ではもう少し売りたいと思った。私もこのように怪物になっていくのかと思った。確かに準備をたくさんしておけば、たくさんの人に会いたいと思う。知らず知らずに追随していると思った」と付け加えた。

親友のパク・ソジュン、チェ・ウシクがいて心強そうだが、「ソジンの家」に入社した感想を知りたいという質問にVは「本当に期待していたし、撮影が楽しみだった。僕が一度も経験できないようなことをナ・ヨンソクプロデューサーがさせてくださって、本当に忘れられない思い出を作った」と答えた。

また「ホールでの接客を期待して行ったけれど、料理をさせられてびっくりした。料理はBTSのメンバーの中でもほぼ最下位なのに、『僕になんてことを? どうして』と思った。習ってちょっとやってみたけれど、料理は楽しいなんて思う余裕はなかった。料理って簡単じゃないと思った。本当に大変だった」と打ち明けた。

ナ・ヨンソクはVのキャスティングの過程について「かつて『チャンネル十五夜』でBTSとコラボして、テヒョンさんと縁を結んだ。テヒョンさんが当時、何か(ナ・ヨンソクプロデューサーが演出した番組を邪魔立てする権利)を取得したけれど、当然忘れていると思っていた。しかし、時間が経ってからその権利がテヒョンさんのクローゼットに大切に保管されているという知らせを受けて、『もし良かったら一緒に行ってもらえないか』と連絡した。快諾してくれて一緒に撮影することになった」と説明した。

Vは「ナ・ヨンソクプロデューサーは自宅に来たことがないのに、それをどうやって知ったのか気になる。でも、まだ自宅のクローゼットにある。置く場所もなかったけれど、捨てるには大切すぎるものだった」と話した。

続いて「僕はまだ使っていないと思っている。個人的に連絡してくださったのであって、僕はこの権利を使っていないので、また機会があると思う。実はゲームをすると思っていた。こんなふうに使われるとは思わなかった」と付け加えた。

ナ・ヨンソクはVの魅力について「イ・ソジンが1番戸惑ったのがテヒョンさんだったと思う。私たちは皆、社会生活をした経験もあるので、特にパク部長(パク・ソジュン)の場合、最初は反抗していたけれど、早い選択でイ・ソジンについた。普段は仲が悪くても、労使紛争がある時に役員同士で団結することがあったけれど、テヒョンさんは確かに若くて今の世代の人だから、売上について悩んでいる時に、『明日遊びに行っちゃだめですか?』と言って、社長が困惑したことがある。イ・ソジンは完全にX世代のお手本だから」とし、新世代のVと旧世代のイ・ソジンのケミストリー(相手との相性)に期待してほしいと呼びかけた。

社長のイ・ソジンはVの魅力について「テヒョンは言われたことは黙々とこなす。率先はしないが、言われたことは本当に黙々とやるという長所がある。あえて率先して事を台無しにするより、指示されたことだけをしっかりこなすのがインターンにふさわしいことだと思う」と語った。

社長としてイ・ソジンは100点満点で何点だと思うかというMCパク・キョンリムからの質問に、Vは「95点をあげたい。店のためにたくさん努力した社長だと思う」と答えた。「キム・テヒョンにとってイ・ソジンとは?」という質問には「良い兄さん」と付け加えた。

「ユン食堂」と差別化された「ソジンの家」だけの魅力は何だろうか。ナ・ヨンソクは「明確な差別化がある。メンバーも違うし、メニューも違うけれど、1番の相違点は、これまで『ユン食堂』で貫いてきたのがヒーリング番組だった。もうサバイバル競争に大きく舵を切った。社長の考え方自体が、“利益が王様”という哲学を持っている。もともとヒーリングプロジェクトだったけれど、食堂経営シミュレーションゲームのように変わってきている」と説明した。

続いて「社長が非常に年功序列を重視する。役職ができてから、オフィスドラマのように暗闘、牽制、能力主義、成果への執着などが続く。オフィスドラマを見ている感じがその中にあるから、それが『ユン食堂』と差別化された面白さではないかと思う。私はこんなに社員たちが昇進したがって、自分の役職に愛着を持っているとは知らなかった」と語った。

イ・ソジンは最も好きな社員として、右腕のパク・ソジュンを挙げた。彼は「右腕はパク・ソジュン、左腕はチェ・ウシク」だと明かした。

これに対して、パク・ソジュンは「一生懸命に頑張って、右腕から頭になれるまで頑張りたい」と抱負を語った。チェ・ウシクは「ソジン兄さんが左腕利きだったかな? ああ、左利き。ごめんなさい」と言って笑いを誘った。

最後に出演者たちは「ソジンの家」の鑑賞ポイントを紹介し、放送の視聴を呼びかけた。チェ・ウシクは「1番の鑑賞ポイントは、社長イ・ソジンの成長ドラマだ。でもこれが悲劇なのか、ハッピーエンドなのか、そのドラマのラインを追っていけば、きっと楽しく観ていただけると思う」と話した。

Vは「今回のドラマ『ソジンの家』の鑑賞ポイントは、何というか、まだ僕たちも観ていないので分からないけれど、僕たちは本当に仕事ばかりだった。仕事だけしてきたので、頑張っている姿を見せる自信がある」と明かした。

続いて「この撮影を終えて家に帰ってきて、点滴を3回打った。関心を寄せていただきたい」と付け加えた。

イ・ソジンは「私の名前をかけた初のレストランだ。よろしくお願いします」と話した。

チョン・ユミは「ソジンがお送りする『ジキル&ハイド』のようなストーリーは、金曜日にスタートする。たくさん見てください」と明らかにした。

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記者 : ファン・ヘジン