Mnet「アイドル学校」投票操作の被害者数が把握できず?“重複投票により…”

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写真=Mnet
Mnetサバイバル番組「アイドル学校」で投票操作の容疑が持たれているチーフプロデューサー(CP)が、控訴審で被害者数が確認が取れている人数より多い可能性を主張した。

10月20日、「アイドル学校」の投票結果を操作した容疑(業務妨害、詐欺などの容疑)で昨年在宅起訴されたチーフプロデューサーのキム氏について、控訴審の2次公判が行われた。

被告人のキム氏は10回目の放送などで投票の順位を公開しなかったことに触れた。また、有料モバイル投票の参加者の個人情報保護のために重複投票者の数が把握できず、詐欺の被害者数が確認が取れている人数より多い可能性を主張した。

これについて真相究明委員会は3回目、8回目、10回目の放送で出演者の順位が公開されたと明かした。出演者の順位が投票で決まり、投票率が低いと応援していた出演者が脱落する場合もあると番組で明記したという。重複投票での詐欺の被害者数の把握に関しても、逆説的な主張だと反論した。

控訴審の3次公判は11月24日午前10時20分に行われる。

「アイドル学校」のチーフプロデューサーであるキム氏は6月10日の第一審で懲役1年を言い渡された。Mnetの元制作局長は1000万ウォン(約97万円)の罰金刑を宣告された。

被告人は9月8日に行われた控訴審の1次公判で、投票操作によりデビュー組に入れなかった被害者と示談を行っていると明かし、裁判部に善処を求めた。投票操作を認めながらも業務妨害の容疑については法的に争う余地があると主張した。

CJ ENMはチーフプロデューサーが拘禁中で事実の確認が難しいとし、裁判の結果が出た後に被害者たちへの補償手続きを行うという。

記者 : ファン・ヘジン