ウェブ漫画作家のキアン84に対する過度なドッキリ企画により、人気番組「私は一人で暮らす」に対する視聴者の苦情が、放送通信審議委員会（以下、放審委）に提出された。

放審委は8月17日、Newenとの取材で「MBC『私は一人で暮らす』のキアン84に関して提出された苦情は、本日午前基準で9件だ」と明らかにした。該当の苦情は、「私は一人で暮らす」の8月13日の放送分に対するものだ。

この日放送された「私は一人で暮らす」では、キアン84のウェブ漫画連載終了を祝うため、祝福旅行に行く姿が描かれた。彼は、長い間連載したウェブ漫画「復学王」の終了を記念して、チョン・ヒョンムと故郷の驪州（ヨジュ）へ向かった。キアン84は、ソンフン、パク・ナレ、SHINeeのキーも遅れて合流するだろうと思い込み、一緒に時間を過ごすと思って浮き立っている様子だった。

しかし、チョン・ヒョンムを除くメンバーたちは、最初から旅行には参加しない予定だった。キアン84は「人々が来ないという選択肢は僕の脳になかった。全く考えていなかったよ」と困惑し、チョン・ヒョンムは失望するキアン84に、新型コロナウイルス感染症のため来られなかったと説明した。

一部の視聴者は、新型コロナウイルスの感染拡大という特殊な状況は理解できるが、これを事前に告知していなかった制作陣に批判の声を上げた。特にキアン84が仲間はずれにされているような演出は見苦しく、誰かにとってはトラウマを呼び起こす可能性があると指摘した。

議論が広がると、「私は一人で暮らす」の制作陣は、NAVER tv、Kakao TVなどに掲載された関連のクリップ映像を削除した。しかし、一部のネットユーザーたちが出演陣のSNSに悪質コメントを残すなど、影響が続いている。今回の議論について「私は一人で暮らす」は特にコメントを出していない。

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