2NE1、最強のチームワークを誇る彼女たちのおしゃべり

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2年ぶりに「FALLING IN LOVE」でカムバック…「もう眼差しだけで通じるチーム」

2009年にデビューし、いつの間にかデビュー4年目を迎えた2NE1。男性ファンより女性ファンの方が多い、女性の目から見た時さらに格好良く見える彼女らだ。この夏、2年ぶりに新曲「FALLING IN LOVE」でカムバックし、“やっぱり2NE1!”という賛辞を受け、ファンたちを満足させた。

2NE1のBOM、DARA、MINZY、CLに会い、彼女らの音楽の話、友情、そして欠かせないビューティーノウハウについておしゃべりした。

2年ぶりにレゲエでカムバック…1ヶ月に1枚シングルをリリース

2NE1は昨年「I LOVE YOU」をリリースしたが、正式な活動はなかった。昨年7月から7ヶ国11都市を回りながらワールドツアーを行い、韓国よりは海外でより忙しい時間を過ごした。そして、今年に入って「FALLING IN LOVE」を皮切りに本格的に2ndフルアルバム発売の信号を打ち上げた。

「昨年『I LOVE YOU』のシングルを発売してはいますが、正式な活動は2年ぶりです。今回活動を始める前から一緒に集まって、初めて始めるかのようにもう一度エネルギーを高めてやってみようと話しました。実は韓国でのブランクが長かったのでファンたちがどのように思っているのか分からず、心配が大きかったのも事実です。でも、『FALLING IN LOVE』への多くの関心に本当に感謝しています。もっと一生懸命活動を頑張ろうと思います」(CL)

「久しぶりすぎて、実はあまり実感がないです。12時前に疲れて眠ったのは初めてだったと思います。メンバーたちみんな準備をたくさんしているし、凄く緊張しているようです」(DARA)

2年ぶりにリリースした「FALLING IN LOVE」は、レゲエジャンルにポップな要素を加えた曲で、これまで2NE1を代表していた強烈なカリスマ性が盛り込まれた曲よりリラックスできるリズムが際立つ。軽快なリズムに自ずと踊り出したくなる。

「実は、この2年間で録音した曲は非常に多いです。その中の1曲が『FALLING IN LOVE』です。レゲエにしようとしてこの曲を選んだわけではありません。録音してから曲を選んだのですが、この季節に『FALLING IN LOVE』の優しい雰囲気がぴったりだったので、最初にお見せすることになりました。これから1ヶ月に1枚ずつシングルをリリースしますが、さらに色んな曲をお見せできると思います」(CL)

MINZYは「FALLING IN LOVE」のダンスで「ハープダンス」と「アカスリダンス」をポイントとして挙げた。MINZYは「ミュージックビデオをご覧になれば分かりますが、しなやかにハープを弾くようなダンスと、ユーモラスを少し取り入れたコミカルな設定でアカスリをやっているようなアカスリダンスが曲のダンスポイントとなる」と説明した。

2NE1のチームワーク、一番年上のBOM&DARAから末っ子MINZYまで

チームの一番年上であるお姉さんたちBOMとDARA、リーダーのCL、そして末っ子で今年20歳になったばかりのMINZYまで。それぞれスタイルも性格も違うが、同時に4年間1つのチームとして活動してきた彼女らのチームワークはどうだろうか。

「4人とも個性が強いです。それでもチームワークは、ご覧のとおり最高です」(BOM)

「練習生の時から一緒に生活していたからか、多くの事を話すよりは、眼差しだけで通じるみたいです」(MINZY)

「性格が似ていればぶつかることもありますが、実は、それぞれ似ているところが全くないんです。皆本当にそれぞれなので、お互いに尊重しようとしますし、それでトラブルになったことはありません」(CL)

どれほどチームワークが良くても、お互い調整しなければならない部分も、意見が分かれる部分もありがちだ。そのような時は、どのように解決するのだろうか。DARAは「一人で部屋にいれば収まる」と話し、CLは「その都度言いたいことは言う方だ。それぞれ対応の仕方は違うみたいだ」と伝えた。MINZYは「お姉さんたちが友達のように一緒に遊んでくれるし良くしてくれるので、気まずいことは全くない」と話した。

特にBOMは、MINZYを誇らしく思う気持ちを隠さなかった。BOMは「MINZYは物凄く大人らしい。心はお母さんみたいだ。あだ名が43歳だ。たまに人生について話すけれど、本当に成熟している」とMINZYの成熟さを高く評価した。同じ年齢の人より大人らしい秘訣を聞くとMINZYは「本を結構読む方だ。ノートパソコンに考察と悩み、反省したことなどをまとめて書き留めたりもしている」と伝えた。

BOMはMINZYとのエピソードとして「私たちが練習生の頃、MINZYは中学生だったけど、A4用紙に色々書いてくれて、ほとんど1冊の本レベルだった。読んでみたけれど、難しすぎてよく理解できなかった」と微笑んでみせた。

健康管理の秘訣?…DARAは腹筋、CLは瞑想

カムバックを控えた女性アーティストたちに最も重要なことの一つは、美しい姿でファンたちの視線を惹きつけることだ。2年ぶりに公式活動を宣言した2NE1は、いつよりも健康で弾力的なプロポーションで輝いていた。

「私たちにはトレーナーさんがいますが、もともと決められた量よりも私が少し欲を出して、腹筋運動を10セットずつさらにやったら、女性らしい腹筋ではなく、チョコレート板のような腹筋になってしまいました(笑) ショック過ぎて、『腹筋は必ず専門家と相談して作らなくては』と思いました」(DARA)

チームの末っ子MINZYは、5kg減量した。MINZYは「私が一番若いので、まだぽっちゃりしている。トレーナーさんからは、炭水化物のコントロール療法をやるように言われた。炭水化物を少なく摂取しながら運動するというものだ。何も食べずにダイエットする方たちがいるけれど、それは健康に悪すぎる。炭水化物を少なめに食べながら運動すると効果的だ」とアドバイスした。

BOMは「私なりに腰の運動を頑張った」と恥ずかしげに微笑んだ。CLは肉体的な健康よりは、メンタルの健康と安定を取り戻すことに力を注いだ。CLは「朝起きて1日30分ずつ瞑想をしている。そうしたら一日をもう少し余裕を持って始められると思う。30分出来ない場合は、10分でも考えをまとめてから始めると、一日をより充実に過ごせるようだ」と伝えた。CLは「一日に自分が何をしているのかも知らないまま流されていることを、デビューして間もなく悟った。それで、瞑想を始めた」と背景を説明した。

4年目を迎えた2NE1「10年後も愛してください」

DARAがドラマ「帰って来た一枝梅」(2009)に出演して以来、2NE1メンバーたちのドラマや映画への出演はほとんどない。アイドルグループのソロ活動が活発になり、ドラマ、映画、ミュージカルへと活動の領域を広めているが、彼女らは演技活動においてはまだ本格的な動きを見せていない。

演技挑戦に対してMINZYは「ミュージカルにとても関心がある。是非一度ミュージカルをやってみたい」と抱負を示した。BOMも「ドラマをやろうとして話が流れてしまったことがあったが、後で機会があれば挑戦してみたい」と話した。

これに対しCLは「ミュージックビデオやステージ上でのパフォーマンスも一種の演技だと思う。歌を表現するために常にステージ上で演技しているようなもので、他の演技に対しては特に考えていない」と伝えた。

2009年にデビューした2NE1は、「FIRE」「CAN'T NOBODY」「I AM THE BEST」「LONELY」「IT HURTS」などを立て続けにヒットさせ、トップレベルのガールズグループに上り詰めた。デビュー当時、それまでのガールズグループが持っていたセクシーや可愛いコンセプトでない、彼女らならではのヒップホップスタイルで個性豊かな姿を見せ、大きなブームを巻き起こした。今後彼女らの歩みがさらに重要で期待される理由でもある。

「私たちの音楽が好きな方も、ファッションが好きな方もいますし、好きな理由も様々だと思います。色んな面を好きになってくださって、本当にありがとうございます。ファンの方々に、ある一定部分だけでも楽しさを与えることができるのであれば、長く2NE1としてお会いしたいです。私たちがやりたいと言ってできるわけではなく、ファンの皆さんに支えられてこそできることなので。10年後も私たち2NE1を愛してくだされば、本当に感謝しながら頑張ります」(CL)

「アルバムが出る度に非常に多くの準備をします。今回のアルバムが出るまで2年かかりましたし。アルバムのコンセプト、振り付けなども本当に悩みに悩んで準備しています。常にファンの方々に最高の姿をお見せしたいです。2NE1ならではの個性が盛り込まれた曲を、今後もずっとお見せしたいです。初心を失わない、そのような気持ちでできたらと思います」(MINZY)

「未だに新人のような心構えです。もうデビューして4年というのが実感できませんし、放送局に行ったら新人たちがCDを渡しながら『2NE1先輩、○○○です!』と挨拶するのもまだ不思議でなりません。私たちがもう挨拶を受ける立場なのかなという思いがして変な感じもしますし。素晴らしい後輩たちがいっぱい出てきているだけに、私たちもその後輩たちに良い姿を見せられる先輩になるために頑張ります」(DARA)

記者 : チョ・ギョンイ、写真 : YGエンターテインメント