オーディションを通じて堂々とミュージカル「ゴースト」にキャスティングされたチュウォンが、オーディションに対するプレッシャーと重要性を説明した。

15日、ソウル中(チュン)区小公路(ソゴンノ)のソウルプラザホテルで、ミュージカル「ゴースト」の制作発表会が行われた。

チュウォンは、オーディションがプレッシャーではなかったのかという質問に対し、「プレッシャーはあった」と率直に答えた。続いて、「しかし、オーディションを受けるのは当たり前のことであり、全員がオーディションを受けるため、ミュージカルの経験があるからといって選ばれるわけではない。僕も当然のことだと受け入れた」と説明した。

これに先立ち、音楽監督のパク・カリンは、「正直、チュウォンが誰なのかも知らなかった。名前だけを見て、中国人かと思った」とし、「朝早くからオーディションを行ったが、最初から最後まで乱れることなく、完璧にやり遂げた」と称賛した。司会者のパク・キョンリムから「絶対音感を持っているのではないか」と質問されるとチュウォンは、「違う」と言いながら、「『ゴースト』に必ず出演したかった」と答えた。

また、チュウォンは自分にとっての“ミュージカル”の意味について、「僕のプロとしての初ステージでもあり、故郷のようなところだ」と明かした。

続いて、「僕がミュージカル『アルタボーイズ』でデビューした時、イ・チャンヒさんと公演を共にした。もちろん、先輩たちはすでにご存知かと思うが、ステージに立った時の記憶と喜びは、言葉では表現することができない。ドラマや映画とは違ったステージの魅力があり、ドラマデビューしてからも事務所に対し『ミュージカルに出演したい』とずっとプッシュしてきた。ミュージカルは、僕にとって故郷のようなものだ」と強調した。

ミュージカル「ゴースト」は、1990年パトリック・スウェイジとデミ・ムーア主演で世界的に愛された映画「ゴースト／ニューヨークの幻」を原作にした作品で、「ゴースト」の韓国公演は、オーストラリア、オランダなどに続き、世界5番目で、アジアでは韓国が初めてライセンスを取得して上演する。

主人公のサム・ウィート役には俳優チュウォン、「レ・ミゼラブル」のキム・ジュンヒョン、キム・ウヒョンがトリプルキャスティングされ、モリー・ジェンセン役には「シカゴ」のIVY(アイビー)、「レ・ミゼラブル」のパク・ジヨンがダブルキャスティングされた。他にも、オダ・メイ・ブラウン役にチェ・ジョンウォン、チョン・ヨンジュ、カール・ブルーナー役にイ・チャンヒ、イ・ギョンスなどがキャスティングされ、共にミュージカルを導いていく。また、音楽監督はパク・カリンが努め、今年11月26日からソウル九老(クロ)区新道林洞(シンドリムドン)のD-CUBE ARTS CENTERにて公演される。