KBSバラエティ局、来年はバラエティドラマ制作の動き“「応答せよ1997」を見習う?”

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写真=tvN
KBS 2TVバラエティ局プロデューサーの影響力が、ドラマ制作にまで及ぶ見込みだ。

KBSの関係者は10日、TVレポートに「まだ企画段階ではあるが、『愛と戦争2』の編成枠に『応答せよ1997』のような“バラエティドラマ”を放送するかも知れない」とコメントした。

「応答せよ1997」は、KBSバラエティ局出身のシン・ウォンホプロデューサーとイ・ウジョン脚本家がケーブルチャンネルtvNで制作したドラマである。このドラマは、斬新な素材と結末が予測できないストーリー展開で毎回話題となり、ドラマのプロデューサーをパニック状態に陥れた。バラエティとドラマの境界線をバラエティのプロデューサーが破ったからだ。

そんな中、KBSの“バラエティドラマ”企画は、「応答せよ1997」のような動きが、バラエティとドラマ、教養の領域が比較的にはっきりとした地上波に影響を及ぼしているという証である。

韓国で「愛と戦争2」が放送されている金曜日夜11時10分の時間帯は、一時期に「ドラマスペシャル-連作シリーズ」の編成が議論されたりもしたが、「愛と戦争2」の延長放送が決まり、“バラエティドラマ”企画の話が持ち上がったことで流れた。

これと関連し、バラエティ局のある関係者は「制作費がたくさんかかるドラマでも、視聴率10%をあげられないときが多いが、少ない制作費の『ドラマスペシャル』が『愛と戦争2』の時間帯で視聴率1位になるのはやはり難しいと思う」とし、バラエティドラマ制作の可能性に重きを置いた。

今年KBSバラエティ局は「ギャグコンサート」「ハッピーサンデー」「国民トークショーアンニョンハセヨ」「キム・スンウの乗勝長駆(スンスンチャング)」など、バラエティ番組の善戦で、モチベーションが高まっている。最近はシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「黙ってファミリー」までいい反響を得て、シットコム制作も活気づいている。

記者 : イ・ウイン