Kep1er、異例の再契約を決めた理由とは?再デビューしたカン・イェソと坂本舞白にも言及「これからが楽しみ」
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写真=KLAPエンターテインメント
Kep1erが、Mnetサバイバル出身のプロジェクトグループとして初めて再契約を締結した理由を明かした。Kep1erは最近、ソウル江南(カンナム)区のカフェで、6thミニアルバム「TIPI-TAP」発売記念インタビューを行った。
東西南北の折り紙と足音を表現したニューアルバム「TIPI-TAP」で、Kep1erは7人組に再編された後、さらに固いチームワークを証明するという覚悟を見せた。韓国で2021年に放送されたMnetサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典(以下、ガルプラ)」を通じて結成されたKep1erは、2022年1月3日にデビューし、活発な活動を繰り広げた。2年6ヶ月の契約期間が終了した後、新しいガールズグループMADEINのメンバーとして再デビューしたカン・イェソと坂本舞白を除く7人が再契約を締結し、Kep1erとして活動を続けている。
紆余曲折を経てグループの第2幕を開けたKep1erは、Mnetサバイバル番組出身のプロジェクトグループとして初めて再契約したグループとなった。再契約を選択した理由について、キム・チェヒョンは「ステージを愛し、2年半の間、一度も情熱を失わない姿が好きで、メンバーと一緒にもっとやりたいと思いました。このメンバーじゃないとダメだと思いました。メンバーたちと一緒に素敵な姿で戻ってくることができましたし、これからもっと成長した姿を披露できると思うので楽しみです」と述べた。
昨年から契約延長について議論してきたKep1erは、当時メンバー同士で交わした話を公開した。キム・チェヒョンは「デリケートな話を交わしながら、“事務所と一緒に調整してみよう”という話をしました。リーダーのユジン姉さんが私たちの意見を主に事務所に伝える役割をしてくれましたし、メンバーもそれぞれ事務所と話し合う過程で少し大人になりました。お互いを知ることができた時間になったと思うので、良い思い出として記憶に残っています」と語った。
チェ・ユジンは「メンバーを信じていましたし、活動しながらまだ行っていない国や、できなかった公演も多く、残念に思っていたんです。これからもっと多くの国で公演することが私たちの目標です」と答えた。
パフォーマンスに自信を見せたKep1erは、ファンにステージを見せたいと思い、再契約への意志が強くなったと伝えた。ソ・ヨンウンは「再契約の過程が大変で簡単ではないことは分かっていたので、7人組に改編された後、早くステージを見せたいと思いました。メンバーとすべてにおいて切り開いていきたいと思いました」と話した。
ヒュニンバヒエも「再契約の話が出た時、“一丸となろう”という気持ちが強かったですし、今まで経験できていないことが多くて残念に思っていたんです。個人的には楽器をたくさん扱えるので、その部分もたくさんお見せしたいです」と説明した。キム・チェヒョンは「Kep1erが今まで見せた曲が、私たちのカラーを強く見せられる曲ではなかったと思います。再契約をしながら、私たちの色をお見せできる曲をやってみようと思いました」とし、「韓国ではファンミーティングしか公演をしたことがないので、再契約する時に、韓国でコンサートをしたいとも話しました。韓国の他にも様々な国で公演をしたいという目標も実現させたいです」と説明した。
再契約まで終えた時点で変わった点を尋ねると、キム・チェヒョンは「インタビューで、今までは私がたくさん話していたんですけど、メンバーたちがみんな『私が話すよ』と言う姿が感動的でした。そしてありがたかったです。これからもお互いに自分の話をしてほしいと思います」と呼びかけた。チェ・ユジンも「デビューした経験がありますし、リーダーなので話が上手じゃなければだめだと思っていましたが、今はメンバーたちがよく話してくれるので、安心して楽になりました」と答えた。
新たな道に進んだカン・イェソと坂本舞白も、Kep1erを応援しており、友情は変わらず続いている。ソ・ヨンウンは「MADEINがデビューした時、メンバーみんなでお祝いのメッセージを伝えました。予告コンテンツが公開された時、2人も『すごくきれいだね』と褒めてくれました。環境の違うところにいますが、同じ気持ちで応援しています。2人が辛い時、いつでも駆けつけて、応援するし味方になります」と伝えた。
今回のアルバムを通して最も成長したメンバーを尋ねると、キム・チェヒョンは1人を挙げるのは難しいと答えた。彼女は「音楽的にも内面的にも、みんな成熟しました。それが目に見えるほどで、『この縁がこれからどれだけ美しく変わるんだろう』と思うと楽しみです。ファンの皆さんもそのような姿を認めてくれるのではないかと思います」と語った。
自身のこれまでを振り返った江崎ひかるは、精神面で一番大きく成長したことを挙げた。彼女は「最初の頃より余裕ができましたし、ステージをもっと楽しめるようになりました。仕事をする時、周りを見ながら緊張することなくできるようになりました」と説明した。
またキム・ダヨンは、「最初の頃は、上手くやらなければならないというプレッシャーと緊張感のため、とにかく精一杯頑張ろうとして、モニタリングをした時、表情や動きが不自然で過剰だと感じていました。今はそういった欲よりは、余裕があってナチュラルだと感じるようになりました。メンバーたちもその部分で成長したと思うので嬉しいです」と満足感を表した。
メンバーたちにとってKep1erは、どのような存在なのだろうか。キム・ダヨンは「家族のような存在です。お互いに個人スケジュールがある度に応援しますし、現場に向かうメンバーも会いたいと連絡します。短いといえば短い時間かもしれませんが、絆の強いチームになったと思います。そのシナジー(相乗効果)をお見せしたいです」と自信を見せた。
ヒュニンバヒエは「メンバーと一緒に活動しながら、頼れる人が増えたと感じています。メンバーがいるから、これから進む道が本当に怖くないんです。メンバーたちとずっと一緒に活動したいです」と語った。キム・チェヒョンも「お互いに感じる気持ちを率直に打ち明け、『Kep1erでよかった。Kep1erで幸せだ』という表現をしながらさらに絆が強くなったように思います。デリケートな20代前半のメンバーたちが集まって、こうして活動ができるのは幸運だと思います。性格的に合わない部分もあったと思いますが、それもカバーできるくらい良い仲間たちです。今後、より良いシナジーが生み出せると思います」と伝えた。
さらにKep1erは、再契約の交渉の過程で不安だったであろうファンに感謝を伝えた。キム・ダヨンは「ファンの皆さんも不安だったと思います。MADEINとKep1erを応援してくれるファンの皆さんがたくさんいらっしゃるので、もっと感謝の気持ちでいっぱいです。今後、良い音楽とステージでお返しします」と約束した。
可能な限り早く韓国で公演を開催したいというKep1erは、今回のアルバムを通じて達成したい具体的な目標を明かした。ヒュニンバヒエは「グローバルチームであるだけに、韓国国内の音楽配信チャートだけでなく海外のチャートにもランクインしたいです。さらに願いが叶うなら、ビルボードの『HOT100』チャートにランクインしたいです」と話した。
キム・チェヒョンは、「バラエティの撮影をした時、Kep1erを知っているか尋ねると、知らない方もいらっしゃいます。誰もが『Kep1erを知っている。Kep1erが好きです』と言ってくれるようになるのが私たちの目標です」と答えた。またシェン・シャオティンは「デビューした年、韓国語をよく知らなかった時、弘大(ホンデ)の通りを歩いていたら、『WA DA DA』が聞こえてきてとても幸せだったんです。今回もその時のように、外に出たらどこからでも歌が聞こえてきたら嬉しいです」と伝えた。
記者 : イ・ハナ