(G)I-DLE ソヨン「クリエイターとしての私は平凡…人生観などを語るつもりはない」

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写真=「COSMOPOLITAN」
(G)I-DLEのソヨンのグラビアが公開された。

最近公開された「COSMOPOLITAN」のグラビアでソヨンは、強烈な眼差し、大胆なポーズを披露。クールなスタイリングをモデルのように着こなし、視線を集めた。小柄な体型の彼女は、まるでプロのモデルのような雰囲気を醸し出し、現場のスタッフたちも感心したという。

(G)I-DLEのリーダー兼プロデューサーとしてヒット曲を相次いで披露しているソヨンは、クリエイターとして、自分は「平凡」だと話す。「人々の“感”は大概同じだと思います。流行というのは、みんなが同じようなことを考え、特定の時期に同じようなものを欲しているから現れるものだと思います。私もそういった普通の人の1人です。私は思ったよりマイナーじゃないんです(笑)」という。

それでは、大衆にアピールするとはどういうことなのだろうか。「よく誤解されることの1つですが、私は人々にエンターテインメントを提供しようと思っているのであって、私だけの考えやものすごい人生観、芸術観などを語るつもりはあまりないんです。私たちの人生は時にはつまらなくて、大変で、悔しいこともたくさんあるじゃないですか。私はただエンターテイナーとして、皆さんに気軽に楽しめるものを提供したいと思っています」と答えた。

サマーソング「Klaxon」への愛情も表した。彼女は「『Klaxon』は、自身の気持ちを堂々と大きく表現するという一種の比喩です。『I love you baby』と叫ぶ曲で、私は『Klaxon』の語り手がとても魅力的だと思います。ある人は、彼女を見て、『どうかしてるんじゃない?』と思うほど率直です。異性に人気はなさそうで、一風変わっていて、格好悪くみえるかもしれない女性です。つんつんしたバサバサのショートヘアにお腹が少し見えるノースリーブにジーンズを合わせて、古いオープンカーに乗る女性。小説を見ると、登場人物の外見を描写するじゃないですか。私は歌詞を書く時に、その曲の語り手がどんな服を着て、どんな車に乗っているんだろうと考えたりします。綺麗で優秀じゃなくても、自分の気持ちに正直で、自分自身を見せたいと思うキャラクターを愛おしく感じます」と明かした。

ソヨンに「どのような人を“fearless”で強いと思うか?」と尋ねると、彼女はメンバーのミヨンを例に挙げた。「ミヨン姉さんは深く考えにのめり込まず、自分がよくわからないことや、まだ起きていないことを想像して悩んだり、不安になったりしません。私はそういう人がすごく強いと思います。そして、そのような人と一緒にいる時に一番安心します。だから私がミヨン姉さんと一緒にいると、とても安定しています」と答えた。ソヨン自身は強いかと尋ねると、彼女は「私はすごく弱いです。想像力がありすぎて、怖いことも多いので」と笑った。

また、ソヨンにとって「fun」とは、自分に合う人との会話だ。「私はドーパミンが常に必要な人ですが、会話をすれば、座っているだけでその時間を楽しく過ごすことができます。世の中で1番大切なことだと思います。慰めも得られるし、自分ができなかった経験も間接的に体験できるし……。友達でも先輩でも後輩でも、話が合う人に出会ったら、本当によくしてあげないといけません(笑)」と話した。

最後にインタビュアーが「(G)I-DLEがおばあさんになっても活動してほしい」という願いを伝えると、ソヨンは「私は死ぬまで(G)I-DLEをやりたいです。ジャンルにとらわれることなく、『本当にここまでやるの?』と思われるような様々な音楽を見せたいです。まあ、いつかトロット(韓国の演歌)をやるかもしれませんし!」と豪快に笑ってみせた。

記者 : ペ・ヒョジュ