ADOR、社内取締役2人が解任…HYBEが取締役会を掌握へ

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写真=マイデイリー DB
ADORの臨時株主総会で、社内取締役2人が解任となった。これをうけ、ミン・ヒジン代表が再び緊急記者会見を予告した。

本日(31日)行われた臨時株主総会では、HYBEが薦めたキム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)の社内取締役の選任案が可決。ミン・ヒジン代表の側近である、ADORの社内取締役2人の解任案も可決した。

ただし、ミン・ヒジン代表に関しては昨日(30日)、裁判部が議決権行使禁止仮処分の申請を認容。これを受けHYBEは「社内取締役ミン・ヒジン解任の件」について賛成する内容で議決権を行使することができなくなり、ミン・ヒジンは代表職を守った。しかし、ADORの取締役会は、1対3の構図でHYBEが主導権を握る形になった。

臨時株主総会の後、ミン・ヒジン代表はすぐに動き出した。彼女は本日午後、緊急記者会見を予告。マスコミに「ADORのミン・ヒジン代表取締役が、臨時株主総会に関する立場を表明する記者会見を行う予定だ」と知らせた。

ミン・ヒジン代表が緊急記者会見を行うのは、HYBEとの対立が明らかになり、注目を集めた先月25日以降、約1ヶ月ぶりとなる。

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記者 : イ・スンギル