SPYAIR、6年ぶりにソウルで単独公演を開催「韓国は第2の故郷…年に2、3回は行きたい」

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写真=BFKエンターテインメント

SPYAIRが5月に弘大(ホンデ)MUSINSA GARAGEにて6年ぶりに韓国での単独公演を開催した。ボーカルが変わったが、これまでもそうだったように、爆発的なパフォーマンスとセンスに富んだステージで韓国ファンを魅了した。「できるだけ多くの曲を聞かせたかった」という彼らは、セットリストにも変化を与え、2日間の公演を成功裏に終えた。「できればもっと頻繁に来たい」と口を揃えて話す彼らからは、韓国ファンへの愛情がたっぷり感じられた。

―― 久しぶりの来韓公演でしたが、いかがですか?

KENTA:去年、釜山(プサン)のフェスティバルに参加しましたが、韓国での単独公演は6年ぶりです。感慨深いですし、嬉しいです。

――今回の訪韓のために特別に準備したことはありますか?

YOSUKE:今回は土曜日と日曜日にかけて2回の公演をすることになりましたが、皆さんにできるだけ多くの楽曲をお聞かせしたくて様々なセットリストを準備してみました。メンバー全員が気合を入れて準備しました。

――ボーカルが変わったことで、SPYAIRにも変化があったのでしょうか?

UZ:やはりボーカルが変わりましたので、歌唱のスタイルや声のトーンなどがかなり変わりました。でも、観客の皆さんにはこれまでのSPYAIRの姿をお見せすることができるよう、最大限努力していますし、たくさん練習しています。

――新たに合流したYOSUKEさんはグループの末っ子になりますが、メンバーの皆さんと過ごしてみていかがですか?

YOSUKE:まず、メンバーたちみんながとても優しく接してくれて、居心地が悪いことはありませんでした。また、僕たちはお互いの年齢を全く気にしていません。だからか、会ってすぐに、自然に溶け込めた気がします。

――MOMIKENさんはリーダーですが、一番コントロールしにくいメンバーと楽なメンバーを挙げるとしたら誰ですか?

MOMIKEN:形式上、リーダーを決めて活動していますが、僕がグループを指揮したり、コントロールすることはありません。また考えてみると、大きなことでも小さなことでも、メンバー皆が意気投合していると思います。

――KENTAさんは毎回パワフルなドラム演奏を見せていますが、ものすごく筋力が必要だと思います。よく運動はする方ですか?

KENTA:はい。毎日運動をしていますし、怪我をしないよう体調管理をしています。ドラムの練習も毎日しています。

――UZさんは作曲をする時、主にどこからインスピレーションを得ていますか?「自分から見ても本当にうまく作れた」と思う曲を一つ教えてください。

UZ:最初から「このような曲を作らなければならない」と考えるより、公演の時はその公演のコンセプトを一つ決めて、作業過程でインスピレーションを受けます。一つだけ選ぶとしたら「オレンジ」です。これからの僕たちのために作った曲ですし、周りからも一番良いと言われました。でも、僕が手掛けた曲はすべて愛しています。一つの楽曲を選ぶのは難しいです。

――SPYAIRの公演は、毎回センスのあるアドリブで好評を博していますが、秘訣はありますか?

KENTA:グループ全体で表現するアドリブは予め決めたり、練習で作り出しています。メンバーたちが個人的にやるアドリブは、公演の雰囲気によってその都度その場で出てくるものだと思います。

――韓国の音楽番組にも出演していましたが、また韓国の番組に出演する意向はありますか?

SPYAIR:またオファーが来たら当然出演したいです。ぜひ呼んでください!

――好きな韓国の歌手やバンドはいますか?

YOSUKE:TWICE……! 好きです。

UZ:僕は「K-pop play」というアプリで様々なK-POPをよく聴いています。

――韓国でJ-POPがますます大きな関心を集めています。J-POPの魅力として強調したい部分はありますか?

SPYAIR:最近はimaseもそうですし、J-POPが愛されているようで嬉しいです。J-POPは根本的に、メッセージを伝えることに一番力を入れています。そのため感動を与えることができますし、A/B/サビというふうに構成がシンプルですが、確かで聞きやすいと思います。メロディーと歌詞を全て伝えることが一番の魅力だと思います。

――最後に、SPYAIRを愛してくれるファンの皆さんに一言お願いします。

YOSUKE:他の国の歌手なのに、韓国のファンの方々がいつも熱情的に迎えてくださってすごく感動しました。いつも感謝していると、必ずお伝えしたいです。

UZ:韓国には10年前から来ていて、SPYAIRとしては初めて訪れた外国でもあります。何度も来たので、故郷に帰ってきた気分です。これからもずっと、頻繁に訪問したいです。

MOMIKEN:僕も第2の故郷だと思います。これからも訪問しますので、僕たちの活動を応援してくれたら嬉しいです。

KENTA:僕はできるのなら1年に2、3回は来たいです。またお会いできることを願っています。

記者 : シン・ユリム