「イカゲーム」の“おじいさん”オ・ヨンス、韓国放送局KBSが出演停止を決定

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写真=マイデイリー DB
強制わいせつの疑いで懲役刑、執行猶予を宣告された俳優のオ・ヨンスが、KBSから出演停止の処分を受けた。

本日(28日)、KBSの関係者はマイデイリーの取材に対し「オ・ヨンスのKBS出演停止が決定した」と明かした。KBSは今月13日、放送出演規制審査委員会を開き、このような決定を下したという。

KBSは2月、オ・ヨンスに対する出演オファー自制の勧告措置を取った。その後、女性への強制わいせつの疑いでオ・ヨンスに懲役刑、執行猶予が言い渡されると、出演停止へと規制レベルを上げた。

これに先立って3月15日、水原(スウォン)地裁城南(ソンナム)支院刑事6単独のチョン・ヨンジュ判事は、第1審でオ・ヨンスに懲役8ヶ月、執行猶予2年を宣告。さらに40時間の性暴力治療プログラムの履修を命じた。彼は2017年、劇団の団員だった女性A氏に不適切な身体接触をした疑いが持たれている。

A氏は2021年12月に告訴状を提出したが、警察は2022年2月に起訴意見で送致した後、4月に最終的に不送致とした。しかし、A氏が異議を申し立て、水原地検城南支庁が容疑を再び捜査に着手し、裁判に引き渡された。

オ・ヨンスは最終陳述で「この年(79歳)になって法廷に立つことになり、とても苦しい。悲惨で、人生全体が崩れるような気分だ」と悔しさを訴えた。彼は第1審の判決に不服とし、控訴した状態だ。

Netflixシリーズ「イカゲーム」にいわゆる“カンブおじいさん”オ・イルナム役で出演し、世界的に注目を集めたオ・ヨンスは、2022年1月にゴールデングローブ賞で韓国俳優としては初めて、助演男優賞を受賞した。

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記者 : キム・ジウ