大ヒットドラマ「賢い医師生活」スピンオフ作品が下半期に放送延期…ストライキの影響か

Newsen |

写真=「いつかは賢くなる専攻医生活」
tvNの新ドラマ「いつかは賢くなる専攻医生活」の放送が今年上半期に延期となった。

tvNは21日、Newsenの取材に「『涙の女王』の後番組として『卒業』が編成された。『いつかは賢くなる専攻医生活』は今年下半期に編成される予定だ」と伝えた。

tvNは当初、同ドラマの放送時期を正式に公開したことはなかった。しかし、テレビ関係者の間で上半期に放送されるのではないかと予想された。一部では最近始まった専攻医のストライキにより、専攻医の人生を描くドラマ「いつかは賢くなる専攻医生活」の編成が下半期に延期されたのではないかという推測が上がった。

同作は、「応答せよ」「賢い医師生活」シリーズを誕生させたシン・ウォンホ監督と脚本家のイ・ウジョンがタッグを組んで披露する新作だ。2人はクリエイターになり、脚本家のキム・ソンヒと監督のイ・ミンスがそれぞれ執筆と演出を務める。Egg Is Comingが制作を務める。

「賢い医師生活」シリーズは、ユルジェ本院を背景に胸部外科副教授のキム・ジュンワン(チョン・ギョンホ)、神経外科副教授のチェ・ソンファ(チョン・ミド)、小児外科の助教授アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソク)、肝胆膵外科助教授のイ・イクジュン(チョ・ジョンソク)、産婦人科の助教授ヤン・ソクヒョン(キム・デミョン)の人生を描いたが、「いつかは賢くなる専攻医生活」は鍾路(チョンノ)ユルジェ病院に舞台を移し、産婦人科のレジデントたちの生活を描く。新たなシリーズにはコ・ユンジョン、シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジ、チョン・ジュンウォンが選ばれた。

シン・ウォンホが率いる制作チームは、これまで「応答せよ」リシーズと「賢い医師生活」シリーズを相次いでヒットさせた。しかし、同作の放送を控え、大々的な「専攻医ストライキ」が起きたため、暗雲が立ち込めている。この中で患者のために奮闘する専攻医の成長物語を描く同作は、視聴者から共感を得ることが出来るのか。また一部からは、現実とは違い、専攻医の活動を美化してしまうのではないかと、懸念されている。一方、ドラマは一種の作品であるため、ファンタジーコンテンツの一つとして見れば問題にはならないのではないかという意見もあがっている。

「涙の女王」の後番組として放送される「卒業」は、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ある春の夜に」「密会」などをヒットさせたアン・パンソク監督の新作だ。執筆は脚本家のパク・ギョンファが担当した。女優のチョン・リョウォンとウィ・ハジュンは、それぞれベテラン学院講師のソ・ヘジン、10年ぶりに戻ってきて彼女の心を乱す弟子のイ・ジュノに扮し、恋愛模様を披露する。

記者 : ファン・ヘジン