麻薬の精密検査で陰性判定を受けたBIGBANGのG-DRAGON（クォン・ジヨン）が、意味深な投稿を残した。

29日、G-DRAGONは自身のInstagramに「La Divina Commedia Written by Dante Alighieri（1308-1320）」という短いフレーズと共に映像を掲載した。

公開された映像には、彼が2017年に発売したソロアルバム「KWON JI YONG（クォン・ジヨン）」に収録された「Outro. 神曲（Divina Commedia）」を歌う様子が収められている。また「僕は誰でしょうか？」とつぶやくシーンも含まれており、注目を集めた。

「神曲」は、ダフト・パンク（Daft Punk）の名盤「Discovery」に収録された「Veridis Quo」のビートをサンプリングして再構成した楽曲で、ダンテ・アリギエーリの叙事詩「神曲」をモチーフにしている。

この投稿にファンたちは「もしかしてカムバックが近いのでは？」「カムバックに期待している」などの反応や、「G-DRAGONが伝えたいのは歌詞の内容ではないか」などの推測も出ている。

これに先立って今年1月、G-DRAGONは「今年、様々な活動を通じてお目にかかる予定だ。アルバムも準備中だ」とカムバックを予告していた。

しかし彼は先月、麻薬投薬の疑いで警察に立件され、衝撃を与えた。G-DRAGONは「自分は麻薬を投薬したことはない」と疑惑を否定し、警察に出頭して取り調べを受けた。

麻薬類の簡易試薬検査と精密検査では、いずれも陰性判定を受けた。最近、警察はG-DRAGONの通信履歴の押収令状を申請したが、犯罪事実の疎明不足を理由に棄却処分を受けた。

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