イ・ヨンエ、役作りのため8ヶ月間指揮法とバイオリンを練習「容易ではなかった」

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写真=「ELLE」
ドラマ「マエストラ」で2年ぶりのテレビドラマへの復帰を控えている女優イ・ヨンエが、「ELLE」とグラビア撮影を行った。グラビアは、彼女が持つ繊細ながらドラマチックな雰囲気を引き出した。イ・ヨンエも洗練された表情と様々なムードを披露し、撮影に没頭した。

撮影後にはインタビューが行われた。作品の放送を控えた感想を尋ねられたイ・ヨンエは、「不安もあるけど、ワクワクしています。チャ・セウムはバイオリンがとても上手な指揮者でもあります。8ヶ月間にわたって指揮法とバイオリンを一緒に習うことは容易ではなかったけど、その分、喜びもありました」と作品への情熱を示した。「謎めいた事件が進み、人物と人物の間の緊張感が音楽と共に調和する作品です。音楽を聴きながら台本を見たら、画面の中の自分の姿にクラシックの旋律が流れるシーンをイメージできました。音楽だけでなく、ミステリーの要素も大きい作品です」と作品の鑑賞ポイントを語った。

指揮台に立つ指揮者と現場を先導しなければならない女優の共通点について聞くと、「指揮者が指揮台に立つ時は、自分だけの戦いです。一人で全体を引っ張っていくのは、強靭な精神力がなければ不可能だと思います。カメラの前で一人で引っ張っていかなければならない女優とそういう点では似ているかもしれません」と答えた。

いつも挑戦しながら作品の中の役柄はもちろん、様々な場所で多彩なイメージを構築してきた彼女だが、どのように記憶されたいかという質問には、「特定のイメージや象徴的な役で記憶されたくはないです。細く長く続けられるになりたいという気持ちが大きいけど、長く働くためには人生もバランスを取らないといけないと思います。女優として、母、妻として調和を成したイ・ヨンエとして記憶されたいです」と答え、演技と日常に対する深い愛情を示した。

記者 : カン・ソジョン