キム・スノクの新作がついにベールを脱ぐ。

SBSの新金土ドラマ「7人の脱出」は、悪人らの凄絶な生存ゲームを予告する団体ポスターを公開した。血色の復讐のため残酷なゲームを設計した“断罪者”と、彼が設計した状況の中でもがく7人の姿はこれまで見たことのないピカレスク（悪人たちが主人公である作品）復讐劇への期待を高める。

同作は、数多くの嘘と欲望が絡み合い、消えた少女の失踪に巻き込まれた7人の悪人の生き残るための闘争と彼らへの復讐を描く。「皇后の品格」「ペントハウス」シリーズを次々とヒットさせた脚本家のキム・スノクとチュ・ドンミン監督がタッグを組んだ。

K-復讐劇の新世界を開いた人々が新たに作り出すピカレスク復讐劇がどんなブームを巻き起こすのか、これからが期待される。何よりもオム・ギジュン、ファン・ジョンウム、イ・ジュン、イ・ユビ、シン・ウンギョン、ユン・ジョンフン、チョ・ユニ、チョ・ジェユンなど、史上最高の悪人たちを作り出す俳優たちのイメージチェンジにも関心が高まっている。

先日ベールを脱いだ予告映像第1弾は、より一層衝撃的で巧妙になった「キム・スノクワールド」を予告した。今回公開されたポスターはより一層期待を高める。まず「偽りの雨が降った日に地獄が訪れた」というキャッチコピーは、7人の悪人に下される血の審判、洗えない罪を暗示する。誰かを凄絶に踏みにじって生き残った7人は、人生最高の瞬間に逆風を受ける。頭の上に降り注ぐ激しい雨が彼らを床に引きずり下ろすように吹き荒れている。このまま倒れるわけにはいかないと言っているかのように、お互いを押しのけながら脱出を試みる7人の悪人の狂気が鳥肌を立たせる。

彼らのあがきを嘲笑うように見下ろすマシュー・リー（オム・ギジュン）の存在感は威圧的だ。冷たい表情でチェスの駒を運ぶマシュー・リー。必死に逃げる7人の姿と血色の水たまりの中で倒れたチェスの駒は、彼らの運命を見ているようだ。果たして悪人を断罪するため設計した生存ゲームで彼らは生き残ることができるだろうか、また7人の悪人が犯した罪は何なのだろうか。韓国で9月15日（金）午後10時に放送がスタートする。