ナムグン・ミン、約10年ぶりの時代劇!新ドラマ「恋人」への意気込み語る“恋愛ものとは縁がなかった”(総合)

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写真=MBC
「僕の人生に愛はない」と堂々と非婚を宣言した男性(ナムグン・ミン)が、「私の男は自分の手で勝ち取る」と野心的に宣言した女性(アン・ウンジン)に出会って、雷のような恋に落ちる。

しかし、時は丙子年、朝鮮が清軍の馬蹄に踏みにじられる戦禍を経験し、女性の運命は急流に巻き込まれてしまい、流れていく女性により男性の運命も抑えきれないほど揺れる。

韓国で8月4日に放送がスタートするMBC新金土ドラマ「恋人」は、丙子の乱を経てすれ違う恋人たちと、人々の生命力を描いたヒューマン歴史ロマンス物語だ。

演出を務めるキム・ソンヨン監督は本日(4日)、ソウル麻浦(マポ)区MBCゴールデンマウスホールで開かれた制作発表会で「今作は朝鮮時代に起きた最も激動的な事件である丙子の乱を背景に、その時代を生きてきたあるいは存在しそうな人物たちを通じて繰り広げられる歴史と運命の叙事詩だ。どれほど厳酷な時代を経験し、それでもどのように人生の価値を守り抜いたのかを垣間見ることができる、意味のあるドラマになるだろう」と紹介した。

俳優たちのキャスティングについては「ナムグン・ミンさんは自他共に認める、信頼できる俳優なので、ドラマ『黒い太陽』以降、この台本を持って真っ先に訪ねて行った」と深い信頼を表したキム・ソンヨン監督は「2作連続で同じ監督と作業するのがプレッシャーになるかもしれないが、とても自然なきっかけで作品に関する話をすることになったので、3日後に連絡を受けた」と明かした。

続けて「アン・ウンジンさんは以前から一緒に撮影してみたい女優だった。ギルチェというキャラクターが、彼女にピッタリだと思った」と話した。

視聴率と話題性の両方で好評を博してきたナムグン・ミンが、約10年ぶりに時代劇に出演する。彼は劇中で、知性と男性的な魅力から、1人の女性だけを思い続ける純情な姿まで、すべてを兼ね備えた最強の魅力の持ち主である主人公のイ・ジャンヒョンを演じる。

「不思議なことに、恋愛ものと縁がなかった」というナムグン・ミンは「だからといって、恋愛ものがやりたかったわけではないが、脚本家のファン・ジニョンさんの台本の構成が良かったので、やりたかった。その中に恋愛の要素が入っていた」と話した。

続けて「プレッシャーが大きいわけでもなく、話題性に関する自信もあるが、確信できない。それと異なる自信を尋ねられるとしたら、僕は自分自身に厳しいほうだ。『今作の撮影をしながら、心からすべてを引き出して最善を尽くしたのか』と尋ねられたら、『そうだ』と答えることができる。そうすることでどのような結果が出ても、耐えられそうな気がする」と自信を示した。

アン・ウンジンは今作が初の時代劇で、嵐のような叙事の中心に立つ女性主人公のユ・ギルチェを演じる。

「撮影の序盤にはとても難しかった」と打ち明けたアン・ウンジンは「監督とナムグン・ミン先輩に助けていただき、とても役に立った。全国を回りながら、美しい風景を見て、朝鮮時代を想像しながら、似たような絵を作っていくのが魅力的だった」と語った。

イ・ダインは本作が、歌手兼俳優のイ・スンギと結婚した後、初の作品だ。ヨンジュン(イ・ハクジュ)の婚約者であり、ギルチェの親友であるキョン・ウネ役を務めた。彼女は「どの作品でも大きなプレッシャーを抱えて臨んでいるけれど、本作は3年ぶりの復帰作で、結婚後初の作品でもあるので、いつもより緊張しながら撮影に臨んだ。ご一緒したスタッフの皆さんや俳優の皆さんのおかげで無事に撮影することができた」と感想を述べた。

記者 : パク・ユンジン