FIFTY FIFTY、所属事務所と法的争いを開始…7月5日に専属契約効力停止仮処分申請の初公判

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写真=Newsen DB
FIFTY FIFTYが、デビュー7ヶ月にして所属事務所と法的争いを始めた。

法曹界によると、7月5日にソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地裁でFIFTY FIFTYのメンバーたちが所属事務所ATTRAKT(代表:チョン・ホンジュン)を相手に提起した専属契約効力停止仮処分申請に関する初公判が開かれる予定だ。

これに先立ち、メンバー4人の法律代理人である法務法人(有)BARUNのユ・ヨンソク弁護士は6月28日、「19日、専属契約効力停止仮処分申請をソウル中央地方裁判所に提出した」と明らかにした。

FIFTY FIFTYのメンバーたちは、所属事務所ATTRAKT側が契約に違反し、信頼関係の崩壊をもたらしたため専属契約効力停止処分を申請したと主張している。

メンバーたちは、「ATTRAKTが透明ではない精算、活動が難しい健康状態を明らかにしたにもかかわらず、一方的に強行しようとしたことなど、契約上の義務を履行しなかった様々な事情について問題を提起した」とし、「これは、いかなる外部の介入もなく、4人のメンバーが同じ気持ちで決定を下したものであることを明らかにしたい」と述べた。

また、ATTRAKT側は6月27日、江南(カンナム)警察署に株式会社THE GIVERSの代表アン・ソンイルのほか3人を相手に告訴状を提出した。アン・ソンイル代表は、FIFTY FIFTYのアルバム制作の過程で音楽制作を主導的に行ってきたメインプロデューサーだ。昨年11月18日に発売されたFIFTY FIFTYのデビューアルバムである1stミニアルバム「THE FIFTY」アルバムのクレジットにプロデューサー名「SIAHN」として名を連ねた。今年2月に発売されたFIFTY FIFTYの1stシングル「The Beginning:Cupid」のタイトル曲「Cupid」にもプロデューサーとして参加した。

ATTRAKTは、これまでアン・ソンイルプロデューサーが代表として率いるTHE GIVERSと役務契約を締結し、プロジェクト管理および業務を遂行させた。所属事務所側は、アン・ソンイルプロデューサーなどを告訴した理由について「THE GIVERSが業務を引き継ぐ過程で、引き継ぎを遅らせ、会社のメールアカウントを削除した。これまでのプロジェクト関連資料を削除する業務妨害、電子記録などの損傷、詐欺および業務上の背任行為をした」と説明した。

ATTRAKTの主張によると、THE GIVERSは海外の作曲家から「Cupid」の音源を購入する過程で、ATTRAKTに著作権の購入に関する情報を提供せず、著作権をひそかに購入した。これに関連し、ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表は、Newsenとの取材で「弁護士を通じて調査している」とし、「すぐに全て明らかになるだろう」と話した。

これに対し、THE GIVERSのアン・ソンイル側は29日、法律代理人である法務法人(有)HWAWOOを通じて公式コメントを発表し、「当社は(『Cupid』の)著作権確保などのすべての業務を適法な手続きにより進行し、特に『Cupid』はFIFTY FIFTYのプロジェクト前から当社が保有していた曲だ」とし、「ATTRAKTがマスコミを通じて明かした告訴の理由については事実と全く異なり、当社はATTRAKTとFIFTY FIFTYのメンバーらの間でいかなる立場も示さず、中立的な立場を取ってきた。チョン・ホンジュン代表とATTRAKTが、当社代表などに対する虚偽告訴およびマスコミなどを通じて継続的に虚偽事実を流布した行為に対して、当社は法務法人(有)HWAWOOを選任し、今後強力な法的対応に乗り出す」と反論した。

記者 : ファン・ヘジン