“麻薬投薬の疑い”Don Spike、第2審でも懲役5年を求刑…寛大な処分を訴える

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写真=マイデイリー DB
麻薬投薬の疑いがもたれている作曲家兼歌手のDon Spikeに、検察が実刑を求刑した。

本日(18日)、ソウル高等裁判所刑事3部(部長判事:イ・チャンヒョン)は、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(向精)の疑いが持たれているDon Spikeの控訴審2次公判を行った。

この日、検察は懲役5年の実刑を求刑し、「被告人は言動一つ一つが人々に影響を与えるだけに、模範とならなければならない芸能人だ。麻薬犯罪の同種の前科があるにもかかわらず、再び犯罪を犯し、身分を隠すため他人を利用して麻薬を購入した。また、再犯の危険性も高く、財産を隠そうとするなど、心から反省しているとは判断しにくい」と伝えた。

Don Spikeの法律代理人は「老母と妹、妻、知人たちが彼のリハビリと更生に協力している。彼は有名人として社会的に物議を醸したことについて後悔し、深く反省している。だが、逆にこの点を利用して回復に成功し、社会に復帰する事例になってみようと決心した。小さな才能であっても、社会に奉仕する人生を生きることを誓った」と寛大な処分を訴えた。

Don Spikeは「人々の模範となるべき身分であることを忘れて、私を愛してくださるすべての方々に苦痛を与えて、かっがりさせてしまった。自分の過ちで、弁解の余地がない。回復して二度と同じ過ちを犯さず、社会の模範となる人生を生きるためベストを尽くす。心よりお詫び申し上げる」と頭を下げた。

彼は2021年12月から2022年9月まで、計14回にわたりヒロポンを投薬した疑いが持たれている。また4,500万ウォン(約464万円)相当のヒロポンを9回にわたり購入し、他人に7回にわたってヒロポンやエクスタシーを渡した疑いもある。

第1審裁判部は、懲役3年に執行猶予5年を言い渡した。また、保護観察と社会奉仕活動120時間、薬物治療の講義受講80時間、3,985万ウォン(約411万円)の追徴金も命じたが、検察は量刑不当を理由に控訴した。

Don Spikeは裁判過程で、2010年に大麻吸引の疑いで控訴審で罰金500万ウォン(約51万円)を宣告され、同年10月に別件の麻薬疑惑で懲役1年・執行猶予2年を宣告されるなど、同種の前科が3件もあることが明らかになった。

記者 : オ・ユンジュ