【REPORT】イ・ドヒョン&Punch、日本初イベントに会場大歓声!「韓国 DRAMATIC NIGHT」でドラマ裏話から人気OSTまで披露

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4月14日(金)東京のベルサール高田馬場にて「韓国 DRAMATIC NIGHT」が開催され、今回が日本初訪問となった俳優イ・ドヒョンと歌手Punchが出演。韓国ドラマを軸にした観光地の紹介や、ドラマの撮影エピソードトーク、人気ドラマOSTの披露まで、2時間にわたりKカルチャーの魅力をたっぷりと紹介した。


日本の琴&韓国の伽耶琴のコラボで幕開け

日本の琴と韓国の伽耶琴によるドラマ「チャングムの誓い」OSTの「オナラ」の演奏で幕を開けた本イベント。続けて「愛の不時着」のOST「兄のための歌」、そして「トンイ」のOST「チョネジア」を披露し、日韓の友好を表すような美しい音色で観客を魅了した。

イベントにはペア700組の観客が抽選で招待されたが、司会の古家正亨より8000件を超える応募があったことが伝えられると、会場からは驚きの声が上がった。コロナ禍を経て日本でのKカルチャーへの関心が高まる一方、韓国の若者も同様に日本の文化に熱狂していることは、映画「THE FIRST SLAM DUNK」「すずめの戸締まり」の観客動員数の記録からも見て取れる。両国を繋ぐ大きな役割を果たすエンターテインメントの中で、本イベントでは韓国ドラマにフォーカスした。


韓国ドラマファン大歓喜!人気OSTを続々披露

1人目のゲストとして、“韓国ドラマOSTの女神”として親しまれるPunchが登場。「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」のOST「Say Yes」を歌い上げると、「こんにちは、Punchです」と笑顔で挨拶。「日本で多くの方々が韓国ドラマを愛してくださっているから、私のことも知ってくださっているのだと思うと嬉しいです」と初来日の心境を語った。

韓国のおすすめの観光スポットとしては「若い感性を楽しむなら弘大(ホンデ)、トレンディでファッショナブルな雰囲気を楽しむなら、狎鴎亭(アックジョン)、清潭洞(チョンダムドン)、江南(カンナム)」と紹介。また、自身のOSTの中で最も特別な曲について、ドラマで初めて流れた時に大きな反響があったという「ホテルデルーナ」のOST「Done For Me」を選んだ。

さらに、韓国の人気観光スポットを紹介しながら、その旅先にふさわしい曲を即興で歌うことになったPunchは、漢江市民公園に合う曲として「春春春(ロイ・キム)」、広安里海水浴場では「麗水の夜の海(Busker Busker)」を披露。また、釜山でおすすめの食べ物やデートスポットについても紹介し、はつらつとしたトークで楽しませた。

最後に「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のOST「Stay With Me」や「太陽の末裔 Love Under The Sun」のOST「Everytime」、そして「椿の花咲く頃」のOST「Like a heroine in the movie」まで、人気ドラマのOSTを続々と披露。曲の合間には「日本に到着してすぐに天丼を食べました。韓国にはないような大きな桜の木も見て、本当に日本を楽しんでいます」と語り、「またお会いできると嬉しいです」と手を振りながらステージを後にした。


イ・ドヒョン日本初降臨!たこ焼き屋で人気を実感

次に、Netflix「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」(以下、「ザ・グローリー」)が大ヒット中のイ・ドヒョンが登場すると、会場からは大きな歓声が。今回が初来日となる彼は「初めての日本旅行を皆さんとご一緒できて嬉しいです」と挨拶した。日本に来てすぐにたこ焼きを食べたそうで、「その店で横に座っていた女性が、ヘアメイクもしていない僕に気づいて声をかけてくださいました」と日本での人気を実感した様子。

「ザ・グローリー」でチュ・ヨジョンを演じた上での苦労を聞かれると、「僕自身はチャレンジすることが好きなので、楽しみながらできました。あまりオーバーすぎず、逆に控えめになりすぎないように調整するところに気を配りました」と役作りについても語った。「ザ・グローリー」の熱気が冷めやらぬ中、早くも新ドラマ「良くも、悪くも、だって母親」の放送を控えているイ・ドヒョンは、「劇中では検事役ですが、不慮の事故によって7歳の頃に戻ります。様々な姿をお見せできると思います。とても心温まるヒーリングドラマです」とアピール。


ドラマ撮影地をめぐる旅に出発!「ザ・グローリー」裏話も

続いて、彼がこれまでに出演したドラマの撮影地を紹介しながら、撮影時のエピソードを振り返り。イ・ドヒョンの「いくぞ!」という日本語の掛け声でスタートした撮影地めぐりの旅は、「ホテルデルーナ」の撮影地である忠清南道のサランナム、「18アゲイン」の撮影地である蔚山(ウルサン)と続き、「五月の青春」の撮影地である群山(グンサン)では、厳しい寒さの中で撮影していたといい「コ・ミンシさんはスカートを履いていたのですが、カイロを10枚ほど体にはりつけていました」と共演者とのエピソードも公開。「メランコリア」の撮影地である済州島については、「食べ物もおいしいので、1日と言わず1ヶ月くらいステイして観光を楽しむのもいいと思います」といった旅行プランをおすすめした。

そして「ザ・グローリー」の撮影地である江原道(カンウォンド)の江陵(カンヌン)では、ドンウンとヨジョンが旅した赤い灯台を紹介。劇中での季節は冬だったが撮影が行われたのは夏だったそうで、袖を切ったニットの上からコートを羽織っていたというビハインドも。「僕は知らなかったのですが、ソン・ヘギョお姉さんが袖を切って着てらっしゃったんです。どうしてあなたは切らないの? と聞かれたので、その場で切って着た記憶があります」とソン・ヘギョとのやりとりを公開。また、雪が降る中でビール飲むシーンは「実はとてもビールが熱くて、ホットビールでした(笑)」といい、予想外のエピソードで観客を驚かせた。

同作で最も好きなセリフは、ストーリーのターニングポイントとなった「やります、処刑人」だと語ったイ・ドヒョン。「感情を込めて言ってほしい」というリクエストに応えようとするも「……できません」と恥ずかしがる様子を見せ、観客を思わず笑顔にした。

続いて、「キムチチゲが大好きです。タッポックムタン(鶏の煮物)も好きだし、チャプチェも好きです」と好きな韓国料理を紹介したり、観客を背景に記念撮影を行ったイ・ドヒョン。会場から別れを惜しむ声が上がると、腕時計を確認する素振りを見せるなど、ユーモア溢れる姿で笑いを誘った。

最後に感想を述べたイ・ドヒョンは「ファンの皆さんの顔を直接見てお話をする場は初めてで、緊張してときめきながらステージに上りましたが、本当に幸せです。僕はファンの皆さんのおかげでここにいられる訳ですし、皆さんがいるからこそドラマも多くの方に見ていただけて、愛していただけていると思うと、本当に感慨無量です。これから素敵な演技をお見せできる俳優にならなければという思いを新たにしました」と述べ、「ありがとうございました」と日本語で感謝を伝えると、「いつかぜひ僕の魅力をたっぷりと皆さんにお届けできる場でお目にかかれれば嬉しいです」と日本でのファンミーティング開催の意を示した。

イベントの最後には、韓国旅行券やサイン入りCD・ポスターが当たる抽選会が行われ、引き続きイ・ドヒョンとPunchも参加。最後にイ・ドヒョンは「韓国にぜひたくさん遊びにいらしてください」、Punchは「皆さん、またお会いしましょうね」と呼びかけ、盛大な拍手とともにイベントは幕を閉じた。

・イ・ドヒョン、日本ファンと初対面!「韓国 DRAMATIC NIGHT」のトークショーに登場

・Punch、日本で初歌唱!「トッケビ」から「太陽の末裔」OSTまで「韓国DRAMATIC NIGHT」で続々披露

撮影:朝岡英輔

■イベント概要
「韓国 DRAMATIC NIGHT」
開催日時:2023年4月14日(金)19:00~
会場:ベルサール高田馬場 B2 ホール
主催:文化体育観光部・韓国観光公社

<内容>
・OSTの女神Punch DRAMATIC MINI CONCERT
・俳優イ・ドヒョン トークショー
・韓国旅行が当たるチャンス 大抽選会

■関連リンク
韓国観光公社 Visit Korea公式サイト:https://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/index.kto

記者 : Kstyle編集部