歌手クォン・ドウン、カミングアウト後に様々な議論も…引退宣言後に初めて心境を告白「異性愛者になった」

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写真=ミドゥムエンターテインメント
カミングアウトをしたトロット歌手のクォン・ドウンが、異性愛者になった近況を知らせた。

31日、トロット歌手クォン・ドウンは所属事務所のミドゥムエンターテインメントを通じて、暫定的な引退を宣言した2021年5月から最近までの近況と、現在の心境を伝えた。彼は2010年10月にデビュー10周年を迎え、性的少数者としてカミングアウトすると伝えた。

所属事務所のミドゥムエンターテインメントによると、クォン・ドウンはマスコミを通じてカミングアウトをした後、さまざまな議論により、自ら暫定的な引退を宣言した。彼は精神科の入院治療と信仰の力で、同性愛者から異性愛者になったという。

クォン・ドウンは信仰の力を通じて今までの性的少数者としての人生を終え、脱同性愛を経験した後、現在は異性愛者としての人生を生きている。このような内容をSNSを通じて数回明かしたにもかかわらず、この事実があまり知られなかったため、相変わらず性的少数者だと思われており、誤解を解きたいという心境を明かした。

また、今まで精神科治療などによりしばらく中断していた音楽活動や番組出演などの活動を再開し、2023年度には歌だけでなく、演技やMC、お笑いを勉強して総合エンターテイナーとして生まれ変わりたいという抱負を伝えた。その覚悟にふさわしく、クォン・ドウンは演技専攻として2024学年度の大学入試も準備していると伝えた。ミドゥムエンターテインメントはソガン大学で新聞放送学、心理学を専攻した彼が、大学入試に再び挑戦する情熱と、14年目のトロット歌手としての活動に、応援を呼びかけた。

最後にクォン・ドウンは「今まで何回か世間の人々の注目を集めたことがあるが、恥ずかしながら、これは全て歌手の基本である音楽や歌とは全く関係のないことでした。これからはトロット歌手としてのプライドを守り、同僚や先輩・後輩歌手のお手本になれるように、良い楽曲活動と勉強だけに邁進するように、初心を忘れずにいつも努力します」と伝えた。

ミドゥムエンターテインメントは 2020年9月にクォン・ジュンイ代表が創立したバラード、トロット歌手専門のマネジメント社だ。同社はトロット歌手のほかにも、バラード歌手やアイドルなど、さまざまな分野を包括する歌手および俳優養成専門事務所として成長するために、たくさんの努力を注いでいる。

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記者 : イ・スヨン