Vol․2 ― Billlie、日本での番組出演に意欲「ダウンタウンさんに叱られてみたい(笑)」

Kstyle |

デビュー曲の「RING X RING」から、「GingaMingaYo (the strange world)」「RING ma Bell (what a wonderful world)」まで、独自の世界観で注目を集めているBilllieが「2022 Asia Artist Awards in Japan」に参加するため初来日。これまでにKstyleの2度にわたるリモートインタビューで日本に対する熱い想いを語ってくれていた彼女たちが、今回は日本でインタビューに応じてくれた。後編では、出演してみたい日本の番組についてや、デビュー2年目に突入しメンバーに伝えたい感謝の気持ちまで、たっぷりとお届けする。

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日本ファンにおすすめのBilllieの楽曲は?

――1年間に発表した楽曲で、日本のファンにおすすめしたい曲を1曲だけ挙げるならば?

スヒョン:(日本語で)あ~、全部!

――だとは思いますが(笑)、1曲だけを選ぶならば?

ハラム:Billlieの音楽は全部おすすめなのですが、1曲だけならば「GingaMingaYo (the strang world)」です。やはりBilllieといえば世界観やストーリーテリングなので、その世界観の始まりを知らせる曲だと思います。

ムン・スア:私は「believe」です。この曲を聴いた途端、胸にこみあげてくるものがありました。私たちが全世界のBelllie've(Billlieのファンの名称)たちに向けて言いたいことをすべて詰め込んだ曲だと思います。

スヒョン:1stミニアルバム「the Billage of perception : chapter one」に収録されている「the eleventh day」です。歌詞の中にBilllieの持つ世界観、ストーリーの序章である事件の内容が入っています。歌詞に集中して聴いていただけたらBilllieのストーリーの始まりがわかるので、おすすめしたいです。

シユン:私は最近「snowy night」をよく聴いています。冬のシーズンソングなので、この曲を聴くたびにその時期の雰囲気を思い出すのでおすすめです。

つき:私たちのデビュー曲「RING X RING」です。「GingaMingaYo (the strang world)」でたくさん活動しましたが、「RING X RING」はあまり知られていないので、この曲を聴いて私たちの世界観を完全に理解していただけたらうれしいです。

ション:ファンソングの「B@ck 2 where we Belong」をおすすめしたいです。私たちが作詞に参加してBelllie'veに話したい言葉を込めた曲なので、聴くたびにBelllie'veに癒しを与えて、そして私たちもBelllie'veから癒しをもらえる曲だと思います。

はるな:私も「B@ck 2 where we Belong」です。メンバーたちで作詞をした曲ですし、本当にいい曲なので大好きです。


「アユクデ」から「覆面歌王」まで…出演エピソードを公開

――2022年の「K-POPアイドルスタースポーツ選手権(アユクデ)」では、ダンススポーツでつきさんが銀メダルを獲得する大活躍を見せました。本当に素晴らしいラテンダンスを披露しましたね。

つき:初めてダンススポーツに挑戦しましたが、先生と一緒に選曲から振付け、演出、照明もひとつひとつ作り上げた舞台でした。よい反応や評価をいただけたので、先生やメンバーたちと「努力した甲斐があったね」と喜び合いました。また機会があれば、よりかっこいい姿を見せられるようにダンススポーツの練習も少しずつしていきたいです。

――練習中はどんな苦労がありましたか?

つき:ハイヒールを履いて練習をしなくてはいけないので、最初の頃は足を痛めたこともありました。でも周りのサポートのおかげで、本番には万全の状態で臨むことができました。

――他のメンバーが涙ぐみながら応援している姿も印象的でした。その時、どんな気持ちでしたか?

スヒョン:私はすごく泣いちゃいましたが、つきがものすごく一生懸命に練習する姿を見てきたので、当日、本当に上手に踊っている姿を見て、同じグループのメンバーとして誇らしくて感動して涙が出ました。頑張ってくれてありがとうと言いたいです。

――はるなさんが号泣する姿がカメラに映っていましたが……。

はるな:忙しいスケジュールの中でいつも遅くまでレッスンに行って頑張っていた姿を見ていたので、本番で動きだした途端に涙が止まらなくなりました。

全員:(爆笑)

はるな:最初から最後まで泣きっぱなしでした(笑)。

――ムン・スアさんは「2番目の世界」、つきさんは「覆面歌王」に出演されました。番組出演はどんな経験になりましたか?

ムン・スア:とても価値がある経験で、得られたものが多かったです。Billlieの中ではボーカル的な面をたくさん見せてきたと思っていましたが、この番組を通じて自分一人だけのステージにも自信が持てるようになりましたし、たくさんのことを学んで自らを成長させることができたように思います。ミッションのたびにとても悩みましたが、メンバーも一緒に悩んでくれて、サポートや応援をしてくれたので、いつも楽しくステージをすることができました。

つき:「覆面歌王」は仮面を被って歌うというおもしろいコンセプトの番組で、練習生の頃から興味深く見ていました。そんな番組にいい機会に恵まれて出演することができてうれしかったです。正直、リハーサルの時からめちゃくちゃ緊張しました(笑)。誰にも顔を見せてはいけないので控室を出た瞬間から仮面を被らなくてはいけなくて、その段階から緊張していました。本番では観客の皆さんから大きな拍手を送っていただけて、いい経験になりました。ボーカル面では、もっと練習を頑張って実力をつけたいと思いました。


「日本の番組でダウンタウンさんに叱られてみたいです(笑)」

――他のメンバーはどんな番組に出てみたいですか?

ション:私は機会があれば全員で「不朽の名曲」に出て、グループの実力やメンバーのケミストリー(相手との相性)をお見せしたいです。

ハラム:おもしろそう!

つき:日本の番組ですが、フジテレビの「Love music」に出てみたいです。以前その番組で丸山礼さんが、Billlieの表情管理やチッケム(1つのカメラで1人のパフォーマンスを撮った映像)、日本人メンバーがいることなどを話してくださったので、機会があればパフォーマンスを披露したいです。

シユン:私はダウンタウンさんが好きなので、ダウンタウンさんが司会の番組に出てみたいです。メンバーたちがおもしろいから、バラエティでもいいケミ(ケミストリー)がお見せできるのではないかと思います。

――ダウンタウンさんに叱られるかもしれませんよ。

シユン:それです!!

スヒョン:あ! 見たことがある!

シユン:BoA先輩がよく叱られている動画を見ました。

スヒョン:私も叱られてみたいです(笑)。

はるな:私は子供の頃から見ている「ミュージックステーション」でパフォーマンスをしたいです。

――来日にあたり、覚えた日本語は?

ハラム:「(日本語で)あの、すみません。キットカットの濃い抹茶味はどこですか?」です。ドン・キホーテに行って買いたいと思ったので、飛行機の中で練習しました。そしてちゃんと言えて買うことができました(笑)。

ション:最近たくさん覚えたのですが、日本に来るのが楽しみなので「楽しみ」を覚えました。

ムン・スア:「ギューして」という言葉がかわいいから好きで覚えたのですが、日本に来て写真撮影をする時に「ギューして」「ギュッとして」という言葉をたくさん聞いて、本当にかわいいと思いました。

――ムン・スアさんには「アゴンパッペン(病気をしないで、健康で、ご飯をきちんと食べて、幸せに)」みたいな言葉を日本語でも作ってみてほしいです。

ムン・スア:それはイイですね! いい言葉を作ってみようと思います。

スヒョン:最近覚えたのではないのですが「あっかんべ~」という言葉がかわいくて、よく使っています。「あっかんべ~」(と言いながら舌を出す)。

全員:かわいい~(笑)。

シユン:車の中でつきお姉さんから習いましたが、「画面」と「仮面」です。発音が似ているから、しっかりと「がめん」「かめん」と覚えました。


デビュー2年目に突入!メンバーに伝えたい感謝の気持ち

――では、最後にデビューから1年、苦楽を共にした隣のメンバーをおもいきり褒めてください。

はるな:スアお姉さん。1年間ありがとうございます。いつもBilllieを引っ張ってくれる存在で、ありがたくて大好きです。これからもよろしくお願いします。

ムン・スア:ハラム~、1年間お疲れ様。私たちのメインボーカルとして誇らしく、いつもステージでパワフルな姿がかっこいいです。「AAA(2022 Asia Artist Awards in Japan)」でもハラムが本当にかっこよかったし、来年もかっこよく授賞式に出よう! お疲れさま。(日本語で)愛してる~。

ハラム:スヒョンお姉さん、いつもスケジュールや告知をしっかりしてくれて、よく物を失くす私をサポートしてくれてありがとう。1年間、Billlieのメンバーとして共に過ごしてくれてありがとう。ステージの上ではパフォーマンスや表情管理がとてもかっこいいし、これからも成長するお姉さんに期待しています。メンバーとしても妹としてもこれからもよろしくお願いします。(日本語で)大好き~。

スヒョン:(期待満々で言葉を待っているシユンの顔を見て照れながら)シユン、1年間大変お疲れ様でした。ステージの上でとても学ぶことが多い、妹だけど姉のようなシユン。これからも健康で怪我をせずに「アゴンパッペン」で行こう。幸せなことだけたくさんありますように。私たち、これからもステージの上で一緒に遊ぼう!

シユン:(すべて日本語で)つきちゃん、1年間お疲れ様。いつも幼い頃から同じ心で、私に愛と応援と全部をくれてありがとう。いつも素敵な感情をもらっています。これからもよろしくね。本当に大好きです。

つき:私のお友達、猫のションちゃん。同い年だから、いつも相談に乗ってくれたり、励ましてくれて、褒めてくれて、一緒に遊んでくれてありがとう。泣いた時は支えてくれて、考える時も一緒に考えてくれて本当にありがとう。気の合ういい友達だと思っているし、たまにはケンカもするけど大好きです。

ション:(すべて日本語で)マイラブ、はるなちゃん。いつもありがとうございます。日本語の練習ありがとうございます。全部ありがとうございます。本当に愛してる~。これからもよろしくね。

――2023年の目標や、日本でどんな活動をしたいかを教えてください。

ション:2023年も今までBilllieが見せてきたように多様な活動、よいパフォーマンス、よい曲でお目にかかる予定です。目標を挙げるならば、音楽番組での1位獲得と、ガールズグループ賞を受賞したいです。日本ではたくさんのBelllie'veの皆さんとお会いして、大きなステージでパフォーマンスをしたいです。

――Kstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

つき:Kstyleさんがいつも私たちのことを取り上げてくださることに、本当に感謝していました。韓国でメンバーたちと一緒に記事を見て感激していたのですが、今回はこのように直接お会いして取材をしていただきありがとうございます。そして日本のBelllie'veの皆さん、今回はお会いできてうれしかったです。これからも応援よろしくお願いします! これからも頑張ってもっと大きなグループになれるように、努力を惜しまずに日々成長していきます。

スヒョン:これからも一生懸命に活動しますので、よろしくお願いします。日本のBelllie've、韓国のBelllie've、世界中のBelllie've、2023年もBilllieに関心を寄せていただけたらうれしいです。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■関連サイト
Billlie日本公式サイト:https://billlie.jp/
Billlie日本公式Twitter:https://twitter.com/Billlie_JP

記者 : Kstyle編集部